雲仙市・長崎県立国見高校サッカー部!最多優勝回数?小嶺監督・大久保嘉人

国見高校サッカー部は、全国高校サッカー選手権大会で、戦後から数え歴代優勝回数を誇る学校です。(2020年現在です)

通算6回の優勝回数を誇り、これは帝京高校と同じ優勝回数となります。

国見高校サッカー部は、1984年に名将・小嶺忠敏さんが監督に就任してから強くなりました。

国見高校サッカー部といえば、強豪校のイメージと合わせ、厳しい練習と丸坊主の印象が強いです。

国見高校サッカー部出身者としては、2000年優勝時に活躍した大久保嘉人選手、2001年から2003年で2回優勝を経験した平山相太選手が有名です。

名将・小嶺忠敏率いる国見高校!丸坊主を義務付け厳しく指導

小嶺忠敏さんは、1968年島原商業高校へ赴任、同校をサッカーの強豪校へ育てた後、1984年に国見高校サッカー部の監督に就任しました。

小嶺忠敏さんが就任後、国見高校サッカー部は、長崎県かつ全国の強豪校へと変貌しました。

小嶺忠敏さんは、サッカー部員へ丸坊主を義務付け、厳しい指導をしています。

2001年国見高校でプレーし、優勝経験のある柴崎晃誠選手(2020年サンフレッチェ広島所属)は、とにかく、信じられないような距離を徹底的に走らされたと言っています。

国見高校サッカー部は、走り込みの量がケタ違いであることでよく知られています。

小嶺忠敏さんは、国見高校で1997~1999年教頭、2000~2005年校長を歴任しています。

校長就任後は、総監督となり、2007年1月総監督を退任しました。

2007年からは瀧上知巳さん、2012年からは小嶺栄二さん、2018年から木藤健太さんが監督を務めています。

4年連続決勝へ国見高校黄金時代!大久保嘉人や怪物・平山相太が得点王に

国見高校サッカー部の黄金時代は、2000年~2004年、小嶺さんが総監督となり4年連続決勝戦に進み、3度の優勝を成し遂げた時ではないでしょうか。

2000年は元日本代表の大久保嘉人選手が、8得点を挙げ得点王に輝く活躍を見せ、全国高校サッカー選手権大会で優勝しました。

その年は、夏のインターハイ、国体でも優勝しています。

2001年は、柴崎晃誠選手が6得点で得点王に輝く活躍をし、平山相太選手も1年生ながら出場し、全国高校サッカー選手権大会2連覇を達成しました。

2002年は、3連覇のかかる大会でしたが、残念ながら決勝戦で敗れてしまいました。

平山相太選手は7得点で大会得点王に輝いています。

2003年は、怪物。平山相太選手が9得点を挙げ、2年連続得点王に輝く活躍をして、見事優勝しました。

平山相太選手は、全国高校サッカー選手権大会で通算16得点を挙げています。

平山相太選手は、身長190cmの大型FWで、ヘディングに加え、足元の技術もあり、将来の日本代表FWとして期待の高い選手でした。

国見高校卒業後は、筑波大学、オランダのヘラクレス・アルメロ、FC東京、ベガルタ仙台でプレーしました。

残念ながら日本代表として活躍するところまでは至りませんでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする