石川県のサッカー強豪校・星稜高校は、日本代表でも活躍した本田圭佑選手の出身校として有名です。
プロ野球では、読売巨人・NYヤンキースで活躍した松井秀喜さんの出身校となります。
星稜高校サッカー部は、1985年河崎護さんが監督に就任後、チームが強くなりました。
2014年度の全国高校サッカー選手権で石川県勢初の優勝を成し遂げました。
河崎護さんは、国内最大規模のユースサッカーフェスティバル・石川県ユースサッカーフェスティバルの立ち上げにも尽力しました。
35年以上星稜高校サッカー部を率いて強豪校へ変えた河崎護総監督退任
1985年、星稜高校サッカー部監督に就任してから35年以上星稜高を率いた河崎護総監督が2020年退任しました。
2014年度には、全国高校サッカー選手権で石川県勢初の優勝を勝ち取りました。
河崎護さんは、星稜高校サッカー部監督に就任後、免許を取得し、中古のマイクロバスを購入、サッカー部の遠征を自ら行いました。
チームを街クラブ化し、星稜ジュニア、ジュニアユースがあります。
また、国内最大規模のユースサッカーフェスティバル・石川県ユースサッカーフェスティバルの立ち上げ、運営に中心として携わり、育成年代の強化にも大きく貢献してきました。
星稜高校サッカー部を率いている間、2020年現在、ボタフォゴ所属の本田圭佑選手、サガン鳥栖所属の豊田陽平選手、浦和レッズ所属の鈴木大輔選手などを育てました。
本田圭佑入学が転機!県外からも優秀な選手集まる?育成も
本田圭佑選手は、ガンバ大阪ジュニアユースから星稜高校サッカー部に入部しました。
3年時には、全国高校サッカー選手権大会に出場し、石川県勢として初のベスト4に進出に貢献しました。
まだ県外勢が誰もいないところにやって来た本田圭佑選手以降、全国の色々なところから選手がやって来るようになったとのことです。
本田圭佑選手がプロデュースするSOLTILOグループに、星稜高校のジュニア、ジュニアユース、レディースチームが加わり、母校との縁が現在も継続しています。
SOLTILOは、主に小学生年代までのスクール中心に全国展開されています。
一部ジュニアユース、ユース年代のチームもあります。
国内最大規模!石川県ユースサッカーフェスティバル
石川県ユースサッカーフェスティバルは、1983年開催が始まりとされています。
和倉ユース大会(48チーム)を頂点に、4つのカテゴリーが設けられており、階層間では昇降格があり、非常に大きな大会となります。
和倉温泉多目的グラウンドを中心とした石川県の各会場で集中的に開催されます。
和倉温泉という旅館街があり、グラウンドも非常に近く魅力的な大会です。
1カ月の間に200チーム以上が全国から石川県内に訪れるとのことで、地域の活性化にもつながっています。
近年では高校以外にも小学校から中学、大学年代のフェスティバルも開催され、毎年のべ10万人以上ものサッカー関係者が訪れるようです。
2020年リベンジで全国選手権に2年ぶり出場!千葉大護
2020年星稜高校サッカー部は、全国高校サッカー選手権大会に出場を決めました。
石川県予選決勝戦は、昨年1対2で敗れた鵬学園との対戦となりました。
決勝戦は5対0で勝利し、見事昨年のリベンジを果たしています。
予選は5試合を戦い41得点1失点です。
今年の星稜高校は、テクニックに長けた選手が多くおり、足元勝負を仕掛けるのが特徴であり、その特徴をいかんなく発揮した印象です。
チームの中心は、キャプテンを務めるFW千葉大護選手です。
伝統の強さを誇る星稜高校の活躍に期待したいです。