2018ワールドカップ後、鹿島アントラーズ所属だった植田直道選手がベルギー移籍を決めました。
移籍先はセルクル・ブルージュKSVです。
植田直通選手は、2018ワールドカップ日本代表に選出されたものの、本大会での出場は無く、その悔しさを胸に次の2022カタールワールドカップを目指します。
植田直通選手の日本での活躍と移籍するベルギーリーグとセルクル・ブルージュKSVについてご紹介したいと思います。
中学時代はテコンドー日本一の植田直通!鹿島アントラーズへ入団
植田直通選手は小学校時代からテコンドーを始め、中学時代には日本一にもなったことがあります。
サッカー選手でテコンドーといえば、元スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ選手を思い浮かべてしまいます。
数々のビッククラブでプレーしたズラタン・イブラヒモビッチ選手ですが、時折見せるアクロバティックなプレーはテコンドーで養われたものと言われています。
そんな共通点のある植田直通選手ですが、高校は地元のサッカー強豪校大津高校に通い、全国高等学校サッカー選手権大会にも出場しました。
大津高校は公立高校ながら何度も全国高校サッカー選手権大会に出場しています。
高校卒業後は、複数のJ1クラブの誘いの中から鹿島アントラーズを選び入団しました。
同期には同じ高校から入団した豊川雄太選手がいました。
豊川雄太選手はすでに鹿島アントラーズからベルギー1部のKASオイペンに移籍しています。
豊川雄太選手は、2017-2018シーズンの最終節で途中出場からハットトリックに1アシストを記録し、チームを1部残留に導く衝撃的な活躍をしています。
試合後はファンにもみくちゃにされました。
植田直通選手は、鹿島アントラーズ入団後は着実に出場時間を増やして、近年は同じく2018ワールドカップに出場した昌子源選手とセンターバックを組み、鹿島アントラーズの強固な守備ラインを形成していました。
特に印象的なのはFIFAクラブワールドカップ2016の決勝戦、レアル・マドリード戦での守備力ではないでしょうか。
更なる成長を目指しベルギー1部セルクル・ブルージュKSVへ移籍
ベルギーといえば2018ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で対戦し、惜しくも敗れた国になります。
ベルギー代表は強豪チームですが、代表選手の多くは国外のビッグクラブへ移籍しプレーしています。
一方で、国内のベルギーリーグは若手がしのぎを削り、そこからステップアップするためのリーグになっています。
サッカーのレベルは日本のJ1に近いのではないでしょうか。
それでもJ1、J2から移籍し、日本人選手も多くプレーしています。
既にベルギーリーグでプレーしている選手には、久保裕也選手、森岡亮太選手、冨安健洋選手、豊川雄太選手がいます。
2018-2019シーズンからは関根貴大選手もプレーする予定です。
植田直通選手がプレーするセルクル・ブルージュKSVは2017-2018シーズンにベルギー2部で優勝し、1部に上がって来たチームです。
2018-2019シーズン、16チームで争うベルギーリーグでまずは生き残り、そして上位進出を目指します。
ベルギーリーグはリーグ戦で上位6チームに入ると、プレーオフ1に進出し、そこで優勝争いが繰り広げられます。
ヨーロッパのサッカーリーグの魅力は、リーグ戦で上位となれば、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグに出場できることです。
そこで、他国の強豪チームと戦う機会もでき、活躍すればステップアップも期待できます。
まとめ
ベルギーの公用語はオランダ語、フランス語、ドイツ語です。
ベルギーリーグ自体は海外の選手もいて、英語でコミュニケーションをとることも多いようです。
やはりポジション的に指示を出すことも多いので、まずは言葉の壁を克服して、ベルギーでの活躍を期待したいと思います。