2018年9月森保ジャパンの初陣に日本代表のゴールキーパーとしてシュミット・ダニエル選手が選出されました。
ゴールキーパーとしては、他にガンバ大阪の東口順昭選手、サガン鳥栖の権田修一選手が選ばれています。
シュミット・ダニエル選手は身長197cm、体重88kgと大型ゴールキーパーとして期待がかかります。
世界基準でもゴールキーパーの大型化は顕著です。
今回は世界のゴールキーパーとシュミット・ダニエル選手のこれまでの経歴についてご紹介したいと思います。
世界のゴールキーパーでナンバーワンは誰だ?本当に大型化しているのか
真っ先に名前が挙がるのはティボ・クルトワ選手です。
2018年ロシアワールドカップ決勝トーナメントで日本代表が対戦したベルギー代表のゴールキーパーです。
身長199cm、体重96kgと大型ゴールキーパーの代表格です。
2018-19シーズンはイングランドプレミアリーグのチェルシーからスペインリーガ・エスパニョーラのレアル・マドリードへ移籍しました。
2018年9月にはFIFA最優秀ゴールキーパー賞を受賞しており、ナンバーワンゴールキーパーと言ってもいいでしょう。
そして、2018-19シーズンを引き続きティボ・クルトワ選手と同じレアル・マドリードでプレーすることを決断したケイロス・ナバス選手も素晴らしいゴールキーパーです。
身長185cm、体重78kgとゴールキーパーとしては決して大柄ではありませんが、素晴らしい反射神経でビックセーブを連発します。
2014年ワールドカップでコスタリカ代表のゴールキーパーとして活躍、ベスト8進出に貢献しました。
その活躍が認められ、2014-15シーズンにスペインリーガ・エスパニョーラのレバンテからレアル・マドリードへ移籍しました。
ティボ・クルトワ選手が受賞したFIFA最優秀ゴールキーパー賞には他に2人の選手がエントリーしていました。
2018年ワールドカップで優勝したフランス代表ゴールキーパーのウーゴ・ロリス選手とデンマーク代表ゴールキーパーのカスパー・シュマイケル選手です。
ウーゴ・ロリス選手は身長188cm、体重78kgです。
フランス代表のキャプテンを務め、イングランドプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCでも主将を務め、活躍しています。
カスパー・シュマイケル選手は身長185cm、体重76kgです。
イングランドプレミアリーグのレスター・シティに所属しています。
そう日本代表の岡崎慎司選手と同僚で、プレミアリーグで奇跡と言われた優勝を成し遂げた時のゴールキーパーです。
その他、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド所属のダビド・デ・ヘア選手、スペインリーガ・エスパニョーラのバルセロナ所属のテア・シュテーゲン選手など、多数の優秀なゴールキーパーが存在します。
ダビド・デ・ヘアはスペイン代表で身長193cm、76kgです。テア・シュテーゲン選手はドイツ代表で身長187cm、85kgです。
ゴールキーパーの大型化は徐々に進み、190cm台のゴールキーパーが増えてきています。
初めての日本代表選出!シュミット・ダニエル選手は高校生でゴールキーパーに転向
本名は矢吹・ダニエル・勇二、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれました。
出身はアメリカ・イリノイ州です。
中学生まではミッド・フィルダーとしてプレーしましたが、東北学院高校入学後にゴールキーパーに転向しました。
その後、ゴールキーパーとしてのポジションを極めるために中央大学に進学し、川崎フロンターレの特別指定選手としても登録されていました。
2014年大学卒業後は、ベガルタ仙台に入団しました。
ベガルタ仙台入団後は、ロアッソ熊本、松本山雅FCへの期限付き移籍を経て、2017年からベガルタ仙台のゴールマウスを本格的に守るようになりました。
様々な経験を経て、今回日本代表のゴールキーパーに選ばれるまでに成長しました。
まとめ
シュミット・ダニエル選手は2018年9月日本代表に選出されたことで、守備力だけでなく、起点となることの重要性を痛感しました。
今後、プレーの幅が広がり、更なる成長が期待されます。