第98回全国高校サッカー選手権優勝!カズの出身校・静岡学園高校?ドリブル武器にプロへ

第98回全国高校サッカー選手権大会静岡学園高校が2度目の優勝をしました。

静岡学園高校といえば、2020年現在、現役Jリーガーの三浦知良選手の出身校です。

三浦知良選手以外にも多数のJリーガーを輩出し、現在活躍している選手も多いです。

練習はとにかくドリブルとリフティングが必須、小柄な選手でもプロを目指すことができる環境があります。

第98回全国高校サッカー選手権大会決勝は、青森山田高校との対戦で、好対照のチーム同士の対戦となりました。

DAZN

第98回全国高校サッカー選手権決勝戦!逆転で青森山田高校の連覇を阻む?

第98回全国高校サッカー選手権・決勝戦は静岡学園高校青森山田高校の対戦となりました。

青森山田高校は2年連続優勝、静岡学園高校は24大会ぶりの優勝を目指しました。

青森山田高校は、後方からボールを蹴り込み、スローインもロングスローとパワープレーが中心のチームです。

但し、前線ではしっかりと仕掛け、パスもつなぎます。

一方、静岡学園高校は、ドリブルで仕掛け、ゴールをこじ開けるサッカーをします。

当日は、期待通り、好ゲームが展開されました。

前半は青森山田高校が2点を先制し、優勝が決まったかと思われましたが、終了間際に静岡学園高校が1点を返し、後半に望みをつなぎます。

そして、後半は静岡学園高校が2点を挙げて、見事、3対2で勝利し、24年ぶりの優勝を達成しました

当日は、バックスタンド側で決勝戦を観戦しました。

静岡学園高校は多数のJリーガー輩出!カズ以外にも大島僚太や

静岡学園高校は、多数のJリーガーを輩出しています。

有名なのは、2020年現在、横浜FC所属の三浦知良選手(カズ)です。

三浦知良選手の兄・三浦泰年さんも同校出身です。

現在Jリーグでプレーする選手としては、川崎フロンターレの大島僚太選手長谷川竜也選手旗手怜央選手が有名です。

その他、多数いますが、第98回全国高校サッカー選手権大会で10番をつけて活躍した松村優太選手も鹿島アントラーズに入団し、1年目ながら既にJ1の試合に出場しています。

第99回全国高校サッカー選手権出場を目指すチームでは、田邉秀斗選手の川崎フロンターレへの入団が内定しています。

田邉秀斗選手はサイドバックの選手で、第98回全国高校サッカー選手権にも出場し、優勝に貢献しました。

50m5秒台の俊足で、今後の活躍に期待がかかります。

テクニック重視・静学スタイル!ドリブル武器のマンモス校

静岡学園高校サッカー部の指導者は、井田勝通総合監督川口修監督です。

1970年代、井田勝通総合監督が監督時代に、ブラジル流のサッカーを取り入れ、現在まで続きます。

テクニック重視、育成重視のサッカーです。

練習にはとにかく、ドリブルとリフティングが必須です。

1対1で勝負することにこだわります。

サッカー部員も260名近くおり、大阪の興国高校の次に多いと言われています。

勝利よりもテクニック重視という点は、大阪の興国高校と通じるものがあります。

グラウンドはフルコート1面と小コート1面のため、効率的な練習が必要になります。

将来も見据え、学業も重視しているようです。

2021年度注目選手は大型CB伊東進之輔!プロ内定も複数

2021年度、静岡学園高校の注目選手は、大型CB伊東進之輔選手です。

U18日本代表候補にも選ばれたことのある伊東進之輔選手は、190cm近い高さを生かしたヘディングに加え、足下の技術も高く、Jリーグからも注目されています。

静岡学園高校は、プリンスリーグ東海で優勝争いをしており、プレミアリーグ参入を目指しています。

もう一人注目はエースで10番を背負おうMF古川陽介選手です。

古川陽介選手は、アズー滋賀時代にレアル・マドリー(スペイン)の育成組織に所属するMF中井卓大(愛称:ピピ)選手とプレーしていたようです。

ドリブル突破が武器であり、ジュビロ磐田への入団が内定しています。

またMF玄理吾選手が徳島ヴォルティス、MF川谷凪選手が清水エスパルスへの入団が内定しています。

その他、2年生にも、U17日本代表候補に選ばれたことのあるMF高橋隆大選手やDF行德瑛選手がおり、注目選手がたくさんいます。

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