2018年9月2日現在J1リーグ得点ランキング日本人トップタイと得点を量産するベガルタ仙台所属、西村拓真選手の海外移籍が発表されました。
移籍先はロシア・プレミアリーグ所属のCSAKAモスクワです。
2018年シーズン突如ブレイクした西村拓真選手ですが、まだまだあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
そんな西村拓真選手のこれまでの経歴とCSKAモスクワについてご紹介したいと思います。
第92回全国高校サッカー選手権大会で富山第一高校の一員として優勝!
西村拓真選手は愛知県名古屋市出身です。
高校の時、祖母が住む富山第一高校に進学しました。
富山第一高校といえばかつて鹿島アントラーズに所属していた柳沢敦選手の母校であり、サッカーの強豪校です。
2018年現在もそうですが、西村拓真選手が入学した時、富山第一高校は高校サッカー最高峰プレミアリーグに所属していました。
富山第一高校がプレミアリーグに所属していたことも進学した理由のようです。
西村拓真選手は、2年生の時に第92回全国高校サッカー選手権大会に出場し、富山県勢として初めての優勝を成し遂げました。
大会終了後、優秀選手にも選ばれています。
3年生の時は、残念ながら富山県予選準決勝で敗れ、全国高校サッカー選手権大会への出場を逃しています。
西村拓真選手は高校時代、練習終了後も、とにかく自分が納得するまで練習を続けていたそうです。
全国高校サッカー選手権大会準々決勝で新たな形で見事ゴールを決め、その成果を発揮するということもありました。
日々の練習の成果も報われ、高校卒業後はベガルタ仙台に入団しました。
2015年にベガルタ仙台に入団し、2年目にトップチームデビューし、初得点も記録しました。
2017年はリーグ戦28試合に出場、2得点にとどまりましたが、翌2018年突如ブレイクしました。
リーグ戦24試合で11得点と、9月2日現在、得点ランキングで日本人トップタイの成績を収めています。
そんな中、突然、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワへの移籍が発表されました。
かつて本田圭佑選手が所属していた名門CSKAモスクワへ移籍!
CSKAモスクワはかつて本田圭佑選手が所属していたこともある強豪チームです。
ロシア・プレミアリーグで6回の優勝回数を誇ります。
特に近年は常に優勝争いを演じています。
ロシア・プレミアリーグは16チームで争われます。
優勝及び準優勝チームはUEFAチャンピオンズリーグ、3位及び4位のチームにはUEFAヨーロッパリーグへの出場権が与えられます。
そして、下位2チームは2部へ自動降格、13位及び14位のチームへ2部のチームと入れ替え戦を実施します。
ロシア・プレミアリーグにはCSKAモスクワ、スパルタク・モスクワ、ロコモティフ・モスクワといったモスクワの強豪チームが存在します。
他にもゼニト・サンクトペテルブルク、ルビン・カザンといったチームも近年力をつけてきています。
ルビン・カザンはロシアワールドカップで日本代表がキャンプ地として活用したことでも有名です。
CSAKAモスクワは2017-18シーズン、2位の成績を収め、2018-19シーズンはUEFAチャンピオンズリーグでも戦うことになっています。
まとめ
ロシア・プレミアリーグはロシアの国土が広大であることもあり、移動も大変なリーグと思います。
西村拓真選手はUEFAチャンピオンズリーグのメンバーにも登録されたと聞いています。
是非、日本と同様、世界の舞台でも得点を量産し、活躍をして欲しいと思います。