2018年8月小池裕太選手がベルギー1部シントトロイデンVVに移籍することが発表されました。
シントトロイデンVVとしては4人目の日本人選手獲得となります。
小池裕太選手は、流通経済大学の現役大学生で、国内ではまだ無名の選手です。
小池裕太選手のこれまでの経歴とシントトロイデンVVについてご紹介したいと思います。
大学ナンバーワン左サイドバック!
小池裕太選手は栃木県出身の選手です。
ポジションは当初トップ下の選手でしたが、高校から左サイドバックに転向したようです。
高校時代はアルビレックス新潟ユースに所属し、高校2年時にはトップチームに2種登録された経験もあります。
アルビレックス新潟ユース最高傑作と言われた選手でしたが、高校卒業後、トップチームへの昇格は果たせませんでした。
自身高校時代はやんちゃだったと振り返っているようです。
そして、流通経済大学に進学し、大学を経由してプロを目指すことにしました。
大学入学後は1年から左サイドバックのレギュラーに定着、2年時には鹿島アントラーズの強化指定選手になり、ヤマザキナビスコカップで公式戦に出場しています。
流通経済大学サッカー部は人間形成の部分に重点を置いて指導していることがあり、小池裕太選手にとっては非常に良い選択だったのではないかと思います。
多くの選手が人間としての成長を感じて、プレーしているようです。
またポジションもボランチにコンバートされ、厳しいプレッシャーの中での守備強化といった課題も与えられています。
2018年には2週間ほど、ポルトガル1部のポルティモネンセへ練習参加しました。
ポルティモネンセと言えば、中島翔哉選手が活躍しているクラブになります。
2週間の滞在後、日本のJ1か海外かという選択肢の中、ベルギー1部のシントトロイデンVVへ移籍することを決断しました。
シントトロイデンVV4人目の日本人選手へ!シントトロイデンVVとは?
小池裕太選手が加入することになったシントトロイデンVVには、すでに冨安健洋選手、関根貴大選手、遠藤航選手と3人の日本人選手が所属しています。
2018年8月既にシーズンは開幕、冨安健洋選手はディフェンダーとしてレギュラーポジションをつかみ活躍しています。
遠藤航選手は第2節途中出場でゴールを決め、第3節は先発出場し、またまたゴールを決めています。
関根貴大選手は残念ながらベンチ入りメンバー止まりです。
ベルギーリーグは外国人枠が無いため、4人の日本人選手が在籍できます。
ベルギー1部のシントトロイデンVVは日本のDMMという会社が経営権を持っています。
2017年にスポンサーではなく経営権を取得しています。
そして2018年1月にはチームの最高経営責任者(CEO)の元FC東京GMも立石敬之さんが就任しました。
アジアからの資金集めが重要なポイントな一方、地元のチームですので下部組織の充実とスタジアムの集客もやはり重要と考えているようです。
まとめ
日本代表の左サイドバックといえば長友佑都選手です。
大学卒業から今のポジションに上りつめました。
小池裕太選手は、大学卒業を待たずベルギーへの移籍を決めたようですが、これからその活躍が伝えらえることを期待したいです。