京都サンガ・アカデミー出身の奥川雅也選手は、2015年6月にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ移籍しました。
他にもイングランドのリバプール、ドイツのバイヤー・レバークーゼンからもオファーを受けていました。
奥川雅也選手が移籍したのは、京都サンガU18からトップチームに昇格した年になり、J1で活躍する前に海外へと渡りました。
ザルツブルク移籍後は、期限付き移籍を繰り返しながら、2018年にはドイツ2部のホルシュタイン・キールへ期限付き移籍します。
当時のドイツ2部は複数の日本人選手がプレーしており、若手選手も多く活躍するリーグでした。
それでは、ドイツ2部でプレーする日本人選手と奥川雅也選手のこれまでの経歴についてご紹介したいと思います。
ドイツ2部の日本人選手?宮市亮・伊藤達哉・酒井高徳・井手口陽介と若手中心!
2018年、奥川雅也選手が期限付き移籍したホルシュタイン・キールが所属するドイツ2部には複数の日本人選手プレーヤーがいます。
ハンブルガーSV所属の酒井高徳選手、伊藤達哉選手、ザンクトパウリ所属の宮市亮選手、リーズユナイテッドからグロイター・フュルトヘレンタル移籍中の井手口陽介選手です。
若手の有望株が複数所属しており、将来、日本代表での活躍が期待されます。
リバプールなど強豪からオファーがあった奥川雅也はザルツブルクへ移籍!
奥川雅也選手は京都サンガFC・U-15から京都サンガFC・U-18へ昇格し、高校3年生の時にはトップチームに2種登録されています。
そして、2015年高校3年生の時、トップチームに昇格することが発表されています。
その後、プロで活躍する間もなく、欧州の複数の強豪クラブからオファーを受け、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ移籍しました。
オファーしてきたクラブにはイングランドプレミアリーグのリバプールやドイツブンデスリーガのバイヤー・レバークーゼンなどがありました。
ザルツブルクにはセレッソ大阪から移籍した南野拓実選手が所属していました。
奥川雅也選手は最初、レッドブル・ザルツブルクのセカンドチームにあたるFCリーフェリングに期限付き移籍しました。
FCリーフェリングはオーストリアの2部リーグにあたるエアステリーガに所属しており、平均年齢は20歳と若く、若手育成のためのチームとなります。
SVマッテルスブルクを経てドイツ2部のホルシュタイン・キールへ期限付き移籍!
奥川雅也選手はFCリーフェリングからオーストリア1部のSVマッテルスブルクへ期限付き移籍しました。
奥川雅也選手の特徴は爆発的なスピードとキレのあるドリブルです。
特にスピードを生かしたドリブルは相手を翻弄し、見事に相手を抜き去ります。
1年間在籍したマッテルスブルクでは、リーグ戦で5得点を挙げました。
そして、2108年シーズンはドイツ2部ホルシュタイン・キールへ期限付き移籍しました。
ホルシュタイン・キールでもリーグ戦で5得点を挙げています。
ザルツブルクでチャンピオンズリーグに出場!ゴールを挙げる
奥川雅也選手は、2019年からレッドブル・ザルツブルクに戻り、リーグ戦で9ゴールを挙げました。
2020年シーズンには欧州チャンピオンズリーグに出場し、ドイツの強豪・バイエルン・ミュンヘン戦でゴールを挙げました。
チャンピオンズリーグでリバプール相手にゴールを挙げて、リバプールへと移籍した南野拓実選手を彷彿させるシーンでした。
奥川雅也選手も日本代表に召集され、今後、更なる活躍が期待されます。
アルミニア・ビーレフェルト移籍!堂安律の同僚へ
2021年1月、奥川雅也選手は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のアルミニア・ビーレフェルトへ移籍しました。
アルミニア・ビーレフェルトには、日本代表でも活躍する堂安律選手が所属しています。
ドイツ・ブンデスリーガ1部で残留争いをするチームを救うことができるでしょうか。
堂安律選手とともに攻撃を牽引し、チームを勝利に導くゴールを期待します。
まとめ
奥川雅也選手はJリーグでの活躍を経ずに、海外に挑戦し、すでに複数のクラブをわたり歩いています。
スピードがあるという点では同じくドイツ2部でプレーする宮市亮選手と似ているかもしれません。
ポジションが同じ右サイドの為、マッチアップはないかもしてませんが、2人のスピード競争を見てみたいです。