齊藤未月選手は、2019年ポーランドで開催されているU20ワールドカップに日本代表のキャプテンとして出場しています。
齊藤未月選手は湘南ベルマーレのジュニアからU15、ユース、そしてトップチームへと上がった選手です。
幼稚園から小学校卒業までインターナショナルスクールに通っており、流暢な英語を操ることができます。
海外メディアからのインタビューにも英語で答えることができます。
齊藤未月選手のこれまでの活躍とU20ワールドカップでの活躍をご紹介したいと思います。
齊藤未月は湘南ベルマーレのチョウ監督の指導で成長!走り勝つ
齊藤未月選手は神奈川県藤沢市出身です。
身長166cmと大柄ではありませんが、豊富な運動量を武器に中盤を走り回ります。
湘南ベルマーレのユース時代に2種登録され、各年代の日本代表にも選ばれる選手でした。
湘南ベルマーレでは、2017年J2で30試合に出場、2018年J1で18試合に出場しています。
2019年は若手の有望株として、チョウ監督の期待も非常に高く、監督の厳しい指導の下で成長しています。
湘南ベルマーレは3-4-2-1を基本フォーメーションに、一人一人の選手が積極的に走り回る湘南スタイルを武器にしています。
基本スタイルはJ1にいてもJ2にいてもぶれることがなく、観客と一体となってゲームが組み立てられます。
齊藤未月選手は、チームのスタイルにフィットしており、これからもU20日本代表、オリンピック代表、そして日本代表へと成長して欲しいと思います。
齊藤未月はU20ワールドカップで躍動!マンオブザマッチに選ばれる活躍
齊藤未月選手は、2019年ポーランドで行われているU20ワールドカップにキャプテンとして出場しています。
U20日本代表で10番を背負っていたのは安部裕葵選手でしたが、コパアメリカに出場する日本代表に選ばれた為、U20ワールドカップで10番を背負うことになりました。
U20ワールドカップには、今までチームの主力であったGK大迫敬之選手、MF安部裕葵選手、FW久保建英選手が不参加となり、チーム力のダウンは否めず、当初は不安視されていました。
そんな中、大会が始まるとU20日本代表は、グループリーグを1勝2分けの2位で見事通過を果たします。
チームを牽引したの中心選手は齊藤未月選手でした。
齊藤未月選手は、中盤の底のポジションで守備に奔走する一方、チャンスと見れば攻撃にも顔出し、ピッチを所せましと走り回ります。
アグレッシブに体をはったプレーで相手にチャージを繰り返し、U20日本代表に活力を与えていました。
そして、もう一人非常に高く評価されている選手が、名古屋グランパス所属の菅原由勢選手です。
ポジションはサイドバックですが、堅実な守備とオーバーラップでチームに安定感をもたらしました。
決勝トーナメント初戦は、永遠のライバル、U20韓国代表です。
齊藤未月選手には、相手エース、イ・ガンインをしっかり抑えて、攻撃でも決定的な仕事をして欲しいと思います。