第97回全国高校サッカー選手権大会ベスト8から決勝!得点王は誰?初優勝がでるか

2019年に入り、第97回全国高校サッカー選手権大会もいよいよ大詰めです。

ベスト8が決まり、あと3回戦うと優勝が決まります。

ここまで、優勝候補の青森山田高校流経大柏高校が順当に勝ち上がる一方、プリンスリーグで結果を残している高校も勝ち上がっています。

古豪復活でしょうか、秋田商業高校もベスト8に残りました。

青森山田高校、流経大柏高校、秋田商業高校以外が優勝すれば、初優勝になります。

どの高校が優勝するのか非常に楽しみです、そして誰が得点王になるのかも興味があります。

ただ、得点を量産している選手のいる高校が次々敗退してしまったのが残念です。

これまでの対戦今後の対戦についてご紹介したいと思います。

1月5日 ベスト8 東北3関東3北信越1中国1チームのうち準決勝へ進むのは

第97回全国高校サッカー選手権大会ベスト8に勝ち残ったのは東北3チーム、関東3チーム、北信越1チーム、中国1チームとなりました。

九州、関西勢は1チームもいなくなってしまいました。

東高西低といった感じです。

ベスト8の対戦をご紹介します。

埼玉スタジアムで戦うのはどの高校になるでしょうか。

尚志 対 帝京長岡

プリンスリーグ勢同士の対戦が実現しました。

尚志高校はプリンスリーグ東北で18戦62得点、帝京長岡高校はプリンスリーグ北信越で18戦55得点と破壊力抜群のチーム同士の対戦です。

尚志高校は、強豪校を次々と撃破し、その実力を発揮しチームにまとまりがあります。

対する帝京長岡高校も初戦では自慢の得点力が爆発、その後は強豪を次々破って勝ち上がって来ました。

帝京長岡高校は全日本U18フットサル選手権にも出場しており、足下のテクニックは必見です。

帝京長岡高校の晴山岬選手は4得点で得点ランキング2位につけています。

1位は5得点ですがチームは既に敗退している為、晴山岬選手が得点王に一番近い選手と思われます。

2チームのこれまでの戦績は、下記となっています。

尚志

1回戦 神村学園 1対1(5対3)

2回戦 東福岡  2対0

3回戦 前橋育英 2対1

帝京長岡

1回戦 高知西    6対0

2回戦 旭川実業   2対2(17対16)

3回戦 長崎総科大附 2対1

青森山田 対 矢板中央

プレミアリーグEASTに所属する青森山田高校とプリンスリーグ関東1位の矢板中央高校の実力校同士の対戦となりました。

矢板中央高校は昨年もベスト4に進出しており、今年はそれ以上の成績を目指しています。

どこからでも得点のできる青森山田高校の攻撃をいかに抑えることができるか、そして青森山田の堅い守備を矢板中央高校は崩すことができのかがポイントになります。

特に青森山田高校の檀崎竜孔選手とバスケス・バイロン選手の両翼からの攻撃は脅威です。

また中央にはU19日本代表の三國ケネディエブズ選手が控えています。

2チームのこれまでの戦績は、下記となっています。

青森山田

2回戦 草津東 6対0

3回戦 大津  3対0

矢板中央

2回戦 日章学園  2対1

3回戦 立正大淞南 1対0

瀬戸内 対 日本航空

鹿島アントラーズでブレイク中の安部裕葵選手の母校、瀬戸内高校は選手権初出場ですが、快進撃を続けています。

注目はチームの3得点すべてを挙げている2年生FW中川歩夢選手です。

ポッゼッションサッカーが徐々に浸透し、チームの調子もうなぎのぼりです。

対する日本航空高校は、夏のインターハイで優勝した山梨学院高校のいる山梨県予選を勝ち上がってきました。

冬も山梨県勢が制するのか注目が集まります。

瀬戸内

2回戦 都市大塩尻 1対0

3回戦 岡山学芸館 2対1

日本航空

2回戦 四学香川西 1対1(6対5)

3回戦 丸岡    3対2

秋田商 対 流経大柏

優勝候補の流経大柏高校に挑むのは古豪、秋田商業高校です。

流経大柏高校はチームのエース熊澤和希選手が2得点、守備の要である関川郁万選手が1得点と役者が点を決めて勝ち上がって来ました。

非常に勝負強いチームですので、倒すのは難しい相手です。

対する秋田商業高校は、豊富な運動量を武器に強豪、四日市中央高校、富山第一と撃破して来ました。

古豪復活といった印象ですが、優勝経験のある高校同士、楽しみな1戦になります。

秋田商

1回戦 四日市中央 2対0

2回戦 富山第一  1対0

3回戦 龍谷    1対1(4対2)

流経大柏

2回戦 徳島市立 2対1

3回戦 星稜   1対0

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1月12日 準決勝 いよいよ埼玉スタジアム!高校ナンバーワンへ

第97回全国高校サッカー選手権大会も、いよいよベスト4が出揃いました。

優勝候補の青森山田高校と流経大柏高校が順当に勝ち上がっています。

準決勝1つは東北勢同士の対戦です。

もう1つは優勝候補の流経大柏高校に初出場の瀬戸内高校が挑みます。

尚志 対 青森山田

2018シーズン、プリンスリーグ東北で優勝、プレミアリーグ参入戦でも勝利し、2019年シーズンはプレミアリーグに昇格した尚志高校と優勝候補筆頭、青森山田高校の対戦が実現しました。

堅い守備をベースに、多彩な攻撃を持ち合わせたチーム同士の対戦ですので、ハイレベルな戦いとなるでしょう。

2019年シーズンはプレミアリーグでもしのぎを削ることでしょう。

尚志高校は準々決勝、フットサルで鍛え足技が巧みな帝京長岡高校と対戦しました。

U17日本代表のエースFW染野唯月選手がとった1点を守り切り見事、準決勝進出です。

対する青森山田高校は、今大会初失点で先制ゴールを許す苦しい立ち上がりでした。

両サイドの檀崎竜孔選手とバスケス・バイロン選手には常に2人で対応する矢板中央高校の守備に苦戦しました。

矢板中央高校は6バック気味の対応を徹底しました。

しかしながら、青森山田高校は常に押し気味に試合を進め、MF澤田貴史選手のロングスローから得点をもぎ取ります。

2点ともにロングスローが絡み、DF二階堂正哉選手が得点しています。

2チームのここまでの戦績は下記となっています。

尚志

1回戦  神村学園 1対1(5対3)

2回戦  東福岡  2対0

3回戦  前橋育英 2対1

準々決勝 帝京長岡 1対0

青森山田

2回戦   草津東 6対0

3回戦   大津  3対0

準々決勝 矢板中央 2対1

瀬戸内 対 流経大柏

昨年の準優勝校、流経大柏高校がついに準決勝まで来ました。

鹿島アントラーズ内定の関川郁万選手を中心に堅い守備で勝ち上がって来ました。

関川郁万選手のヘディングは高さと迫力があり必見です。

体も一回り大きい気がします。

対するは初出場ながら快進撃を続ける瀬戸内高校です。

瀬戸内高校はインターハイ優勝の山梨学院高校のいる県を勝ち上がった日本航空高校を破り準決勝に駒を進めてきました。

初出場初優勝なるか。

2チームのここまでの戦績は下記となっています。

瀬戸内

2回戦  都市大塩尻 1対0

3回戦  岡山学芸館 2対1

準々決勝 日本航空 1対0

流経大柏

2回戦  徳島市立 2対1

3回戦  星稜   1対0

準々決勝 秋田商  1対0

1月14日 決勝 優勝は青森山田か流経大柏か?プレミアリーグEAST同士

第97回全国高校サッカー選手権大会もいよいよ大詰めです。

戦前の予想通り優勝候補に挙げられた高校同士の決勝戦となりました。

青森山田高校流経大柏高校プレミアリーグEASTに所属するチーム同士の対戦です。

プレミアリーグEASTでの対戦成績は青森山田高校が1勝1分と勝ち越しています。

青森山田 対 流経大柏

青森山田高校尚志高校の準決勝は非常におもしろい試合でした。

尚志高校がフリーキックを利用して先制、その後、青森山田高校が檀崎竜孔選手と三國ケネディエブズ選手の得点により2対1とリードしました。

しかしながら、尚志高校のエースストライカー染野唯月選手のハットトリックにより3対2と尚志高校がリードしました。

最後は途中出場の小松慧選手が同点ゴールを決めて3対3のままPK戦に突入し、決着しました。

一方、流経大柏高校瀬戸内高校5対0と圧倒し、決勝進出です。

瀬戸内高校は、ゴールからもパスをまわすポッゼッションサッカーで特徴を発揮しましたが、流経大柏高校のハイプレスに非常に苦しみました。

得点ほどの差はなかったような気がしますが、しっかり流経大柏高校が相手を研究して対応していた印象です。

決勝戦は手の内を知ったチーム同士の対戦となりますので、非常に激しい試合となるのではないでしょうか。

両サイドに攻撃力のある青森山田高校、流経大柏高校のセンタバック関川郁万選手はすばらしい選手ですが、両サイドはケアできません。

流経大柏高校がどうのように対応するのか非常に興味があります。

2チームのこれまでの戦いは下記の通りとなっています。

青森山田

2回戦   草津東  6対0

3回戦   大津   3対0

準々決勝 矢板中央 2対1

準決勝  尚志   3対3(4対2)

流経大柏

2回戦   徳島市立 2対1

3回戦   星稜   1対0

準々決勝 秋田商   1対0

準決勝  瀬戸内  5対0

優勝決定 青森山田が2度目!

第97回全国高校サッカー選手権大会、ついに優勝が決定しました。

青森山田高校が3対1で流経大柏高校を破り、2度目の優勝を果たしました。

エース檀崎竜孔選手が2得点を挙げています。

青森山田高校は流経大柏高校のハイプレスをかいくぐり、巧みなパスワークとトリブルで相手を翻弄しました。

優勝候補がそのまま優勝した大会でしたが、非常にレベルの高いチームだったと思います。

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