昌子源選手は2018ワールドカップ初戦、日本代表先発メンバーの中、唯一日本国内でプレーした選手です。
読み方が難しいですね。しょうじげん選手です。
2018ワールドカップ開幕前は、日本代表のセンターバックで吉田麻也選手の相棒は誰か、直前の試合では槙野智章選手がプレーしていたので、そのまま行くのかと思っていましたが、大抜擢でした。
初戦のコロンビア戦、相手との駆け引きもうまく、非常にすばらしいプレーをしていたと思います。
西野朗監督のメンバー選考がうまくはまったのではないでしょうか。
そんな、昌子源選手のプロ入り前までと鹿島アントラーズ入団後についてご紹介したいと思います。
小学校の頃はフォワード!ガンバ大阪ジュニアユースにいた
中学生時代はガンバ大阪ジュニアユースに所属し、ポジションはフォワードでした。
チームメイトには同じく日本代表の宇佐美貴史選手、大森晃太郎選手がいて、当時昌子源選手自身は小柄だったようです。
現在は身長182cmあるので、想像できないですね。
その後、鳥取県の強豪、全国高等学校サッカー選手権大会出場常連校の米子北高校に進み、そこで転機が訪れました。
当時の米子北高校監督により、フォワードからセンターバックにコンバートされたのです。
センターバックに転向後は、その才能を更に開花させ、対人の強さ、スピード、守備範囲の広さをいかんなく発揮し、各年代の代表にも選ばれるようになりました。
センターバックとして現代サッカーに大事な対人に強く、足元がうまい選手です。
かつてフォワードをやっていたことが、十分生かされているのではないでしょうか。
鹿島アントラーズで更に成長し、日本を代表するセンターバックに!
昌子源選手は高校卒業後、J1鹿島アントラーズに入団しました。
鹿島アントラーズ入団当初は、中田浩二選手、岩政大樹選手、伊野波雅彦選手とそうそうたるメンバーがいました。
大岩剛さん、秋田豊さんからもアドバイスをもらう機会があり、非常に恵まれた環境で成長できたと思います。
入団4年目からレギュラーに定着し、同年に日本代表にも選ばれました。
同期入団には、2018ワールドカップで大活躍中の柴崎岳選手、土居聖真選手がいました。
鹿島アントラーズでは、2016FIFAクラブワールドカップのレアル・マドリード戦で、見事活躍したことから海外での評価も高まり、ドイツのブレーメンへの移籍まで噂されました。
まとめ
2018ワールドカップ初戦のコロンビア戦、昌子源選手は吉田麻也選手とセンターバックのコンビを組みました。
アジア最終予選終盤から森重真人選手に代わり、吉田麻也選手とコンビを組んでおり、そのままワールドカップ本番に突入しました。
初戦のコロンビア代表戦、前半早々に相手に退場が出たとはいえ、個人技に優れた相手をしっかりおさえていたと思います。
日本人でセンターバックとして海外で活躍する選手は少ないですが、ワールドカップでしっかり活躍して、終了後は是非海外で活躍して欲しいと思います。