2018ワールドカップ初戦のコロンビア代表戦、日本のボランチには長谷部誠選手と一緒に柴崎岳選手の姿がありました。
ワールドカップ本番前のパラグアイ戦での活躍が評価されての抜擢です。
コロンビア代表のハメス・ロドリゲス選手がケガで出ないという情報を元に攻撃的に行くためでもあったのではないでしょうか。
柴崎岳選手はパラグアイ戦同様、すばらしいパスを何本も通して、日本代表の攻撃を牽引していました。
柴崎岳選手の視野の広さがいかんなく発揮されていたように思います。
そんな柴崎岳選手の高校時代を含めた国内での活躍と海外移籍後の活躍をご紹介したいと思います。
高校2年生で鹿島アントラーズと契約!超高校級と言われた選手でした
柴崎岳選手は強豪青森山田高校で1年生から10番を背負っていました。
更に高校2年生の時点で鹿島アントラーズと仮契約した超高校級と言われる選手でした。
ニュースになったときは、その異例の早さに驚きでした。
天才と呼ばれていますが、練習も含め、努力を惜しまない選手です。
高校時代は青森県というハンデから試合はバスでの長距離移動も多かったのですが、試合が終わりバスで帰る車中、当日の試合の映像を見て試合の反省をしていたという話もあります。
常に高いレベルを目指してプレーしていたことが伺えます。
鹿島アントラーズ入団後は、選手層が厚い中、入団1年目からJ1の試合に出場、得点も決めて、2年目からは早くもレギュラーとして活躍しています。
そして、2016年のクラブワールドカップ、レアル・マドリード戦で2得点を決め、一躍海外でも注目されるようになり、スペインへの移籍を果たしました。
スペイン2部テネリフェへ電撃移籍!不安予想を一掃し、大活躍
柴崎岳選手は当初スペイン1部ラス・パルマスへの移籍が噂される中、同じスペインのカナリア諸島にあるスペイン2部CDテネリフェへ電撃移籍しました。
スペイン2部はレベルが高いが、チーム力が拮抗し、フィジカルコンタクトで戦う印象が強いリーグです。
柴崎岳選手にとっては契約期間が半年間であった為、早く結果を残さないといけないという厳しい環境だったと思います。
入団直後は体調不良に苦しむが、試合に出場するようになるとすぐに存在感を発揮し、レギュラーポジションを勝ち取りました。
外国人選手として、シーズン途中に移籍してポジションを勝ち取るのはすごいことだと思います。
柴崎岳選手の活躍により、チームは1部昇格プレーオフ決勝まで進み、残念ながらCFヘタフェに敗れ、1部昇格を逃しました。
翌2017-2018シーズン、柴崎岳選手は、昇格プレーオフで敗れたCFヘタフェに移籍し、念願のスペイン1部でプレーすることになりました。
背番号も10番を背負い、期待値の高さが伺えます。
CFヘタフェはマドリードにあるチームで、同じマドリードにはレアル・マドリード、アトレティコ・マドリードといったビッククラブが存在します。
個人としては、今シーズン第4節のバルセロナ戦でゴールを決めたものの、その試合で骨折し長期離脱をした為、22試合の出場にとどまりました。
一方、チームはリーガ・エスパニョーラで8位に終わり、昇格初年度としてはまずまずの成績だったのではないでしょうか。
まとめ
2018ワールドカップ初戦、柴崎岳選手は先発に名を連ね、大活躍しました。
豊富な運動量で走り回り、前線に効果的なパスを供給し、日本代表に欠かせない存在となった印象です。
ワールドカップ初出場ながら、日本代表の中盤に落ち着きを与えていたと思います。
順調にワールドカップで活躍し、海外でも更なるステップアップをしてほしいと思います。