常勝軍団・青森山田高校サッカー部は黒田剛監督の下で強豪校へ!メンバー・プロ内定

青森山田高校は常に冬の全国高校選手権に青森県代表として出場するサッカーの強豪校です。

トップチームはプレミアリーグEASTに所属、セカンドチームはプリンスリーグ東北に所属、サードチームは青森県リーグ1部に所属している珍しい高校です。

選手層が常に厚いということですね。

1995年黒田剛監督就任後から常勝軍団に変貌した青森山田高校のこれまでの有名選手現在の注目選手についてご紹介したいと思います。

また、青森山田高校サッカーは技術、強靭なメンタルに加え、雪上サッカーで鍛えた走力、そしてベンチプレス80や90kg以上とも言われるパワーも兼ね備えており、高校生離れしているところがあります。

2018ワールドカップで活躍した柴崎岳選手を輩出!1年生から青森山田10番

青森山田高校出身のサッカー選手と言えば、2018年ワールドカップで日本代表のボランチとしてプレーした柴崎岳選手です。

青森山田高校では1年生から10番を背負い、超高校級と言われ、2年生で既にJ1・鹿島アントラーズ入団が内定していたほどの選手でした。

サッカーに対するストイックな姿勢は非常に有名です。

そして、その後の卒業生ではヴィッセル神戸に入団した郷家友太選手がいます。

入団した当時のヴィッセル神戸には世界のトップで活躍していたルーカス・ポドルスキ選手アンドレス・イニエスタ選手が所属していました。

元ホテルマン黒田剛監督率いる青森山田!青森山田セカンド・サードも強い?

青森山田高校サッカー部を常勝軍団に導いたのは、黒田剛監督です。

黒田剛監督は1995年に青森山田高校サッカー部の監督に就任すると全国高校サッカー選手権大会出場を勝ち取り、1997年以降はずっと青森県の代表として出場しています。

黒田剛監督は大阪体育大学のサッカー部所属で、卒業後はホテルマンとなった異色の経歴をもちます。

青森山田中学の教頭も務め、中学はサッカーのみでなく勉強のレベルも上げようとしています。

青森県は1年の3分の1が雪で埋まってしまうため、雪上サッカーで足腰を鍛えるといったユニークな練習方法を取り入れています。

雪国のハンデを乗り越えて強豪校としての地位を維持しています。

青森山田高校は、トップチームは強いですが、セカンドチームプリンスリーグ東北サードチーム青森県リーグ1部で優勝するほどの実力を持っています。

青森山田は肉体強化!レギュラー選手はベンチプレス80kg?90kg?

青森山田高校サッカー部のレギュラーになるためには、ベンチプレスで80~90kg以上挙げないとなれないと話題になっていました。

元Jリーガーの那須大亮さんが、青森山田高校と練習試合をした時に聞いたようです。

確かに、出場している選手は皆、胸板が厚く高校生離れしているので、まんざらうそではないですね。

2021年度、全国高校サッカー選手権大会に出場していた選手の平均体重は70kgほどあったようです。

試合の中で相手チームの選手が2人がかりで行っても倒れないといったシーンがあったのは、印象的でした。

黒田監督退任!J2町田ゼルビア・プロの監督へ?後任は正木昌宣

青森山田高校サッカー部を常勝軍団へと育てた黒田剛監督が退任し、J2町田ゼルビアの監督に就任することになりました。

2023年シーズンからはプロチームの監督になります。

後任は、正木昌宣ヘッドコーチが昇格します。

正木昌宣さんは、青森山田高校サッカー部出身で、19年間コーチを務めてきました。

黒田剛元監督の下で、経験を積んで、ついに監督に就任です。

2023年はキャプテンDF山本虎!10番芝田玲

2023年度は、7月16日現在、最高峰プレミアリーグで首位を走り、チームは好調です。

注目はDFの要・山本虎選手と10番を背負う芝田玲選手です。

黒田剛監督退任後の新シーズン、プレミアリーグ、インターハイ、冬の選手権で優勝はあるでしょうか。

2022年はキャプテンDF多久島良紀!FW小湊絆に注目

2022年度は夏冬のディフェンディングチャンピオンとしてプレッシャーのかかるシーズンです。

昨年のレギュラークラスがほぼゼロ、大怪我で離脱していたキャプテン・DF多久島良紀選手がチームの中心です。

そして、昨年は途中出場が多かったですが、10番・FW小湊絆選手の得点力も注目です。

2021年はFC東京内定・松木玖生と宇野禅斗がチームを牽引!記念大会優勝・史上最強

2021年度、青森山田高校サッカー部を牽引するのはU20日本代表候補で背番号10・松木玖生選手とU18日本代表候補の宇野禅斗選手です。

松木玖生選手はプレミアリーグEASTで得点を量産し、海外からも注目され、冬の高校選手権100回記念大会で顔になる選手です。

そして、毎年ボランチに素晴らしい選手のいる青森山田高校ですが、2021年度は宇野禅斗選手に注目です。

昨年からレギュラーでボランチを務めており、攻守の要として活躍しています。

松木玖生選手は、高校卒業後海外挑戦が噂されましたが、2021年10月12日、急転直下でFC東京加入内定が発表されました。

海外のクラブからのオファーもあったようですが、まずはJリーグで活躍してから海外挑戦という道を選んだようです。

そして、2022年1月10日全国高校サッカー選手権大会決勝で大津高校にシュートを打たせず圧倒、3年ぶりの優勝を実現しました。

全国高校総体、高円宮杯プレミアリーグEASTに続く「高校サッカー3冠」を達成、史上最強のチームとの呼び声が高いです。

パワー、技術、走力、メンタル、すべてにおいて他を圧倒した印象です。

2021年注目は青森山田セカンドに飛び級で参加する中学生!山本虎

まだ早いですが、2021年青森山田高校で注目は、2020年中学生のCB山本虎選手です。

青森山田高校セカンドの参戦するスーパープリンスリーグ東北の試合に中学生ながら出場したことがあります。

2020年10番を背負う松木玖生選手も、中学3年生の時に、プレミアリーグEASTの試合に出場したことがあります。

中学生ながら、1段上のレベルの試合を経験できるのは、さらなる成長に向けて非常に貴重な機会と思います。

2020年もJ内定・藤原優大が浦和レッズへ!10番は注目・松木玖生

2020年も青森山田高校は強い!CB藤原優大選手と2年生ながら10番を背負う松木玖生選手がチームを牽引します。

藤原優大選手は、昨年の武田英寿選手に続き、2年連続で浦和レッズに内定する選手となりました。

松木玖生選手は、ボランチや前線でプレーしますが、精度の高いキックに決定力抜群です。

もう一人注目選手は、主にシャドーストライカーを務める背番号7番・安斎颯馬選手です。

アグレッシブな動きにより、青森山田高校の攻撃を活性化し、前線からの守備にも走り回ります。

サイドバックのタビナス・ポール選手は、J3・いわてグルージャ盛岡への入団が内定しています。

身長185CMの大型サイドバックでスピードは折り紙付き、クロスの精度が上がってくると非常に脅威です。

青森山田高校は、コロナウイルスの影響で変則的に行われているスーパープリンスリーグ東北で、Aチーム、Bチームともに躍動しています。

グループリーグをそれぞれが1位で勝ち上がり、決勝戦で対戦するとういう通常ではありえないことが実現しました。

2019年注目は背番号10番・武田英寿!浦和レッズ入団内定レフティー

青森山田高校は、2019年6月22日現在、プレミアリーグEASTで首位に付けており、安定した強さがあります。

注目選手は、背番号10・武田英寿選手です。

2018年冬の全国高校サッカー選手権大会にも2年生ながら唯一、先発出場しており、2019年はエースとしてチームを牽引します。

ディフェンスには同じく1年生ながら、2018年冬の選手権に出場していた藤原優大選手がいます。

2019年は守備の要としてレギュラーポジションを獲得しています。

そして、1年生ながら出世番号の7番を背負う松木玖生(まつきくりゅう)選手にも注目です。

非常にガッツ溢れるプレー魅力的です。

得点源は9番・田中翔太選手です。

2018年注目はエースナンバー10番を背負う壇崎竜孔!守備の要・三國ケネディエブス

青森山田高校はサッカー部員が150名以上所属するマンモス校です。

2018年8月25日現在、高校サッカー・最高峰のプレミアリーグEASTで9試合10得点と得点ランキングトップにいるのが壇崎竜孔選手・だんざきりくです。

青森山田高校の左サイドから決める得点力は各チームの脅威となっています。

青森山田高校卒業後は、J1・コンサドーレ札幌へ入団しました。

そしてセンターバックには三國ケネディエブス選手がいます。

J2・アビスパ福岡への入団が内定しており、身長195cmの高さを生かした守備力に定評があります。

2人共U-18日本代表にも選出されており、三國ケネディエブズ選手はU19日本代表にも選出されました。

青森山田のフォーメーションは基本4-2-3-1ですが、前線の右サイドが檀崎竜孔選手で左サイドにバスケス・バイロン選手がいます。

バスケス・バイロン選手のドリブルからの突破は必見です。

バスケス・バイロン選手は、青森山田高校卒業後、JFL・いわきFCに入団しました。

またボランチを務める背番号6、天笠泰輝選手のプレーにも注目です。

両翼が高い位置をとる青森山田高校の2人のセンターバックの真ん中に、時折降りてきて3バックのような形で、バランスをとることができる選手です。

当時2年生の武田英寿選手はレギュラーとして、1年生の藤原優大選手は途中出場するスーパーサブとして活躍していました。

青森山田中学も強い!飛び級でプレミアリーグ出場する選手も

青森県内に敵なしといった感のある青森山田高校サッカー部です。

とはいえ、毎年選手が入れ替わる高校サッカーで常に勝ち続けることは非常に難しいと思います。

青森山田中学サッカー部も2017年まで全国中学サッカー大会を4連覇している強豪で、中学校から選手が育てられています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする