2019年3月、鹿島アントラーズの安西幸輝選手が日本代表に初めて召集されました。
ポジションはサイドバック、そしてサイドハーフもこなすユーティリティープレイヤーです。
日本代表のサイドバックは酒井宏樹選手と長友佑都選手が務めていますが、その次の選手がでてきていないので、これからの活躍が非常に期待されます。
安西幸輝選手のこれまでの活躍と今回日本代表に初選出された選手についてご紹介したいと思います。
安西幸輝は東京ヴェルディ時代に才能を開花!内田篤人があこがれの存在?
安西幸輝選手は1995年5月生まれの23歳です。
ジュニア時代から東京ヴェルディに所属し、当時ヴェルディユースの監督をしていた都並敏史さんからその才能を高く評価されていました。
都並敏史さんといえば、かつて日本代表のサイドバックとして活躍した名プレイヤーです。
安西幸輝選手は、元々はサイドハーフを主戦場として活躍していました。
ユースに上がる直前、当時東京ヴェルディの育成アドバイザーを務めていた都並敏史さんからサイドバック転向を勧められ、転向しました。
現在はサイドバックを主戦場としますがサイドハーフにボランチに複数のポジションをこなすことができるユーティリティープレイヤーです。
東京ヴェルディでトップチームに昇格するとすぐにスタメン・レギュラーに定着し、4年間東京ヴェルディで活躍しました。
2018年シーズンは複数球団の獲得競争の末、鹿島アントラーズへ完全移籍しました。
同時期、偶然にもあこがれの内田篤人選手も鹿島アントラーズに復帰し、同じポジションを争うことになりました。
2018年シーズンはリーグ戦28試合に出場し、3ゴールを挙げる活躍をしています。
2019年シーズンも活躍を続け、ついに日本代表に召集されました。
これから日本代表のレギュラーに定着することが期待されます。
安西幸輝選手の魅力はスピードにのったドリブルと、中に切れ込んでもシュートや決定的なパスが出せることです。
東京ヴェルディ元同僚の畠中槙之輔も日本代表初召集!FC東京の橋本拳人も
2109年3月、日本代表には複数の東京ヴェルディ出身選手が選ばれました。
安西幸輝選手、中島翔哉選手、小林祐樹選手、畠中槙之輔選手です。
畠中槙之輔選手は1995年8月生まれの23歳で、安西幸輝選手と同い年になります。
東京ヴェルディのトップチーム昇格直後はレギュラーに定着できず、3年目のシーズンにFC町田ゼルビアに期限付き移籍し、2017年に東京ヴェルディし、活躍しました。
ポジションはディフェンダーで、2017年シーズンは安西幸輝選手と東京ヴェルディで一緒にプレーしています。
2018年シーズン途中で横浜Fマリノスに移籍し、今回、日本代表に召集されました。
横浜Fマリノス移籍の際は複数球団が獲得の打診をしており、争奪戦の末の移籍でした。
FC東京所属の橋本拳人選手は、川崎フロンターレ所属の守田英正選手の負傷離脱により、日本代表に追加召集されました。
日本代表のボランチのポジションはレギュラーが固定できておらず、今回活躍すれば、レギュラーに定着できるかもしれません。
橋本拳人選手は、FC東京の下部組織育ちで、ボランチからディフェンスまでこなすユーティリティープレイヤーです。
FC東京のトップチーム昇格直後はレギュラーに定着できませんでしたが、ロアッソ熊本への期限付き移籍を経て、FC東京のレギュラーに定着しています。
ボランチとして守備範囲が広く、相手の攻撃の芽を摘む能力が非常に高い選手です。
まとめ
日本代表は森保一監督に代わり、Jリーグでも活躍した選手を積極的に召集するようになっています。
国内でプレーする選手にとっても非常に刺激になっているのではないでしょうか。