2023年インターハイは北海道で開催され、高校サッカーは旭川市の各会場で開催されます。
7月29日から8月4日の7日間行われ、決勝戦の会場は花咲スポーツ公園陸上競技場です。
2022年インターハイは、タイガー軍団・前橋育英高校が優勝しましたが、今年はどの高校が優勝するでしょうか。
2023年インターハイの全国地区予選結果、優勝候補、注目選手等、順次ご紹介していきます。
また今回の2023年インターハイは北海道で開催され、2024年以降インターハイ・高校サッカーは福島県での固定開催となることが決定しています。
猛暑の中での連戦が問題視され、冷涼地での固定開催が検討される中、福島県のJヴィレッジ中心の開催が決まったとのことです。
2023年インターハイ・サッカー注目選手は?高校選手権優秀選手に注目
2023年インターハイ高校サッカーの注目選手をご紹介します。
第101回全国高校サッカー選手権大会で、2年生ながら選出された選手中心にご紹介します。
やはり高校年代の最高峰プレミアリーグやプリンスリーグに所属するチームの選手に良い選手が揃っています。
高校名 | ポジション/名前 | 備考 |
青森山田高校 | DF山本虎 | U16日本代表 |
〃 | MF谷川勇獅 | 2年生・U17日本高校選抜候補 |
前橋育英高校 | GK雨野颯真 | 優秀選手、U17日本代表 |
昌平高校 | MF山口豪太 | 1年生・U16日本代表 |
〃 | MF長璃喜 | 1年生・U16日本代表 |
市立船橋高校 | DF内川遼 | U17日本代表 |
〃 | FW郡司璃来 | U17日本高校選抜、市船の10番 |
東山高校 | DF志津正剛 | 優秀選手 |
岡山学芸館高校 | GK平塚仁 | 優秀選手、U17日本高校選抜 |
高川学園高校 | FW山本吟侍 | U17日本代表 |
大津高校 | DF碇明日麻 | 優秀選手、U17日本高校選抜 |
〃 | DF田辺幸久 | 優秀選手、U17日本高校選抜 |
神村学園高校 | DF吉永夢希 | 優秀選手、U17日本代表 |
〃 | FW西丸道人 | 優秀選手、U17日本高校選抜候補 |
〃 | FW名和田我空 | 注目の2年生・U17日本代表 |
2023年インターハイ・サッカー出場校決定!
2023年インターハイへの出場校をご紹介していきます。
地区 | 高校名 | 決勝戦他 |
北海道1 | 旭川実業 | 3対2札幌創成、準決勝1対0札幌一、3大会連続出場 |
北海道2 | 札幌創成 | 準決勝3対0ときわの森三愛、初出場 |
北海道3 | 札幌一 | 5対0ときわの森三愛、3大会ぶり出場 |
青森 | 青森山田 | 2対0八戸学院光星、プレミアlの強豪が23大会連続出場 |
岩手 | 遠野 | 3対1専大北上、5大会ぶり出場 |
秋田 | 名桜 | 1対0西目、2大会連続出場 |
山形 | 羽黒 | 2対1山形明正、3大会ぶり出場 |
宮城 | 東北学院 | 4対0東北生文大、22大会ぶり出場 |
福島 | 尚志 | 4対1聖光学院、13大会連続出場、プレミアリーグ所属 |
茨城 | 明秀日立 | 1対0霞ヶ浦、4大会ぶり出場 |
栃木 | 矢板中央 | 1対0佐野日大、5大会連続出場 |
群馬 | 前橋育英 | 3対1健大高崎、昨年の覇者が6大会連続出場 |
埼玉 | 武南 | 4対0浦和南、9大会ぶり出場、昌平は準決勝敗退 |
千葉 | 市立船橋 | 3対2流経大柏、プレミアL強豪対決制し2大会連続出場 |
東京A | 國學院久我山 | 1対0成立学園、準決勝1対1(4対3)修徳、3大会ぶり出場 |
東京B | 成立学園 | 準決勝1対0実践学園、8大会ぶり出場 |
神奈川1 | 桐光学園 | 4対0日大藤沢、準決勝4対0相洋、3大会ぶり出場 |
神奈川2 | 日大藤沢 | 準決勝1対1(4対3)桐蔭学園、2年連続出場 |
山梨 | 山梨学院 | 3対0帝京第三、2大会連続出場 |
長野 | 松商学園 | 2対0市立長野、9大会ぶり出場 |
新潟 | 帝京長岡 | 0対0(4対3)日本文理、プリンスL上位対決制し2大会連続出場 |
富山 | 富山第一 | 3対0高岡第一、2大会連続出場 |
石川 | 金沢学大附 | 2対1遊学館、初出場 |
福井 | 丸岡 | 2対0北陸、4大会連続出場 |
静岡 | 静岡学園 | 2対1清水桜が丘、プレミアLの強豪が2大会ぶり出場 |
愛知 | 東邦 | 2対1名経大高蔵、8大会ぶり出場 |
岐阜 | 帝京大可児 | 5対2美濃加茂、2大会連続出場 |
三重 | 三重海星 | 2対1四中工、8大会ぶり出場 |
滋賀 | 近江 | 3対0草津東、3大会ぶり出場 |
京都 | 東山 | 1対0立命館宇治、3大会連続出場 |
大阪1 | 金光大阪 | 決勝3対2関西大一、準決3対1履正社、プレミアLの強豪破り出場 |
大阪2 | 関西大一 | 3対1近大附、プリンスL1部を破り3大会ぶり出場 |
兵庫 | 神戸弘陵 | 1対0相生学院、4大会ぶり出場 |
奈良 | 奈良育英 | 3対0五條、7大会ぶり出場 |
和歌山 | 初芝橋本 | 2対0和歌山南陵、2大会ぶり出場 |
鳥取 | 米子北 | 8対0鳥取城北、プレミアL所属チームが順当に15大会連続出場 |
島根 | 立正大淞南 | 2対0出雲、苦戦が続くも3大会連続出場 |
岡山 | 岡山学芸館 | 2対0作陽学園、3大会連続出場 |
広島 | 広島国際学院 | 1対1(3対0)瀬戸内、プリンスL上位の瀬戸内破り初出場 |
山口 | 高川学園 | 2対2(6対5)聖光、3大会連続出場 |
香川 | 高松北 | 1対1(2対1)四学大香川西、プリンスLチーム破り18大会ぶり出場 |
徳島 | 徳島市立 | 6対1徳島北、9大会連続出場 |
愛媛 | 帝京第五 | 1対0済美、初出場 |
高知 | 高知 | 3対1高知国際、2大会連続出場 |
福岡 | 東福岡 | 1対0飯塚、3大会ぶり出場 |
佐賀 | 佐賀東 | 1対0佐賀商、3大会連続出場 |
長崎 | 国見 | 0対0(5対3)長崎日大、12大会ぶり出場 |
熊本 | 大津 | 5対0ルーテル学院、5大会連続出場 |
大分 | 中津東 | 2対0大分、6大会ぶり出場 |
宮崎 | 宮崎日大 | 2対1日商学園、プリンスL1部チームの7連覇阻止し初出場 |
鹿児島 | 神村学園 | 2対0鹿児島城西、6大会連続出場、プレミアL上位争い |
沖縄 | 西原 | 4対1宜野湾、3大会ぶり出場 |
インターハイ組み合わせ決定!激戦ブロック・注目の対戦カードは?
2023年7月1日、インターハイ高校サッカーの組み合わせが決定しました。
激戦ブロック、注目の対戦カードどこでしょうか?
Aブロック 昨年優勝の前橋育英を軸に展開!対抗は尚志
Aブロックは、昨年優勝した前橋育英高校を中心にベスト4争いが展開されそうです。
前橋育英高校は、プリンスリーグに所属する東山高校vs立正大淞南高校の勝者と2回戦で対戦します。
順当に行くと同じプレミアリーグで上位争いをする尚志高校と注目カードが実現するかもしれません。
Bブロック 神村学園高校が勝ち上がるか?
Bブロックは、プレミアリーグに所属する神村学園高校が本命です。
対抗は、激戦区・埼玉県予選を勝ち上がった武南高校、同じく激戦区・大阪府予選を勝ち上がった金光大阪高校でしょうか?
Cブロック 最激戦ブロック!プレミアLの実力校がひしめく
Cブロックは、最激戦ブロックとなりました。
プレミアリーグに所属する5チーム(米子北高校、東福岡高校、市立船橋高校、大津高校、旭川実業高校)、プリンスリーグで上位につける帝京長岡高校、どこが勝ち上がってもおかしくはなさそうです。
2回戦で、市立船橋高校vs大津高校と、屈指の好カードが実現するかもしれません。
各校のエース、市立船橋高校の郡司璃来選手、大津高校の碇明日麻選手の得点力も注目です。
Dブロック 優勝候補!青森山田・静岡学園を中心に展開
Dブロックに2つの優勝候補が同居しました。
青森山田高校と静岡学園高校、共に高校年代の最高峰・プレミアリーグで首位争いをしています。
順当に勝ち上がるとベスト8をかけて対戦するかもしれません。
プレミアLで得点ランキング上位につける青森山田高校の米谷壮史選手、静岡学園高校の神田奏真選手が得点を決めるでしょうか。
2023年インターハイサッカー開幕!結果は?強豪校が敗れる波乱
2023年7月29日、インターハイ高校サッカーが開幕しました。
初戦から強豪校が敗れる波乱が起こっています。
Aブロック 前年優勝校・前橋育英敗退!強豪敗退
前年優勝校・前橋育英高校は3回戦敗退、プレミアリーグEASTで上位につける尚志高校も準々決勝敗退です。
2019年の優勝校・桐光学園高校がベスト4進出です。
Bブロック 優勝候補・神村学園が初戦敗退!古豪・国見復活?
Bブロックは、プレミアリーグに所属する優勝候補・神村学園高校が初戦で敗れる波乱がありました。
12大会ぶり出場の古豪・国見高校が復活、唯一の関東勢以外のベスト4進出です。
Cブロック プレミア勢敗退!神奈川県から2校がベスト4へ
Cブロックは、高校年代の最高峰・プレミアリーグに所属する高校が次々敗退、神奈川県から2校目となる日大藤沢高校がベスト4進出です。
Dブロック 優勝候補・静岡学園も青森山田も敗退!ジャイアントキリング明秀日立
Dブロックは、優勝候補・静岡学園高校も青森山田高校も敗退、明秀日立高校がジャイアントキリングを2回起こし、見事ベスト4進出です。
明秀日立高校の強みは失点の少なさ、茨城県U18リーグ1部でも10試合で23得点3失点と首位につけており、今大会も4試合1失点のみです。
インターハイ準決勝・決勝の結果!強豪校次々敗退の波乱を制するのは?
2023年インターハイは、強豪校が次々敗れる波乱が起こり、プレミアリーグ所属チームはなく、プリンスリーグ2部の桐光学園高校以外は、都道府県1部リーグ所属のチームとなりました。
準決勝 ①桐光学園vs国見 ➁明秀日立vs日大藤沢
準決勝結果は下記の通りでした。
桐光学園高校vs国見高校 0対0(PK5対4)
明秀日立高校vs日大藤沢高校 3対1
決勝 桐光学園vs明秀日立!初優勝
インターハイ決勝のカードは、桐光学園高校vs明秀日立高校となりました。
中村俊輔選手、小川航基選手、西川潤選手の出身校である桐光学園高校が2019年以来の優勝を達成するか、今大会ジャイアントキリングを起こし勝ち上がる明秀日立高校が初優勝なるか、注目の一戦でした。
結果は2対2(PK7対6)で、茨城県代表・明秀日立高校が初優勝しました。
茨城県勢として44年ぶりの優勝です。
さあ、次は3年生にとっては、最後、冬の選手権です。
2024年度プロ内定!高校サッカー
高校サッカーで活躍する選手の中で、プロ入り内定した選手をご紹介します。
所属高校 | ポジション/名前 | 内定チーム |
帝京高校 | DF梅木怜 | FC今治 |
〃 | MF横山夢樹 | FC今治 |
興国高校 | MF圀武勇斗 | 奈良クラブ |
飯塚高校 | DF藤井葉大 | ファジアーノ岡山 |
大津高校 | MF碇明日麻 | 水戸ホーリーホック |
鹿児島城西高校 | MF芹生海翔 | 藤枝MYFC |