武藤嘉紀選手は2018ワールドカップに日本代表の一員として出場しました。
先発出場は予選グループリーグ3戦目のみにとどまりました。
更なるステップアップを目指して2018年7月27日イングランドプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFCへの移籍が発表されました。
FC東京の下部組織出身で、慶応義塾大学出身の武藤嘉紀の日本及び海外での活躍についてご紹介したいと思います。
FC東京下部組織出身?慶応大学を経てFC東京へ入団!
武藤嘉紀選手はFC東京の下部組織出身です。
中学時代はFC東京U-15、高校時代はFC東京U-18でプレーしています。
高校3年時にはトップチームに2種登録され、トップチームへの昇格も打診されていました。
高校は慶應義塾高校に通い、そのまま2011年慶應義塾大学経済学部に進学し、ソッカー部に入部しました。
慶応義塾大学ではサッカー部のことを伝統的にソッカー部と言うそうです。
高校から慶應義塾高校に入学しているので、相当頭が良かったと推測されます。
中学時代はFC東京U-15の練習が21時頃まであり、帰宅後夜遅くまで勉強していたようです。
テスト前もほとんど練習を休まなかったとか。
要領が良かったのでしょう。
FC東京U-18で監督がサイドバックにコンバートしようとした際は、フォワードでのプレーを直訴し、見事結果を残すといった芯の強さも持ち合わせていたようです。
FC東京U-18からFC東京のトップチームへの昇格は時期尚早と、自ら判断して大学に進学しています。
大学でも順調に活躍し、2014年には大学在籍のままFC東京のトップチームとプロ契約を結びました。
そして、同年Jリーグ開幕戦でスタメン出場、リーグ戦でシーズン13得点を挙げ、ベストイレブンにも選ばれました。
翌2015年も10得点を挙げ、第1ステージ終了後、海外へ移籍しました。
最初の海外はドイツ1部のFSVマインツ05へ移籍!
武藤嘉紀選手は海外の移籍先候補としてイングランドプレミアリーグのチェルシーFCとドイツ1部のFSVマインツ05がありましたが、FSVマインツ05を選びました。
FSVマインツ05は前シーズンまで岡崎慎司選手が活躍していたクラブでした。
岡崎慎司選手は在籍した2シーズン連続で2桁ゴールを挙げて、イングランドプレミアリーグのレスターシティFCへと移籍しました。
当然後釜となる武藤嘉紀選手にも同様の期待がかかっていたかと思います。
武藤嘉紀選手はFSVマインツ05で3シーズン過ごしましたが、ケガ等もありリーグ戦で2桁得点を挙げることはできませんでしたが、ハットトリックを達成するなど前線での献身的な守備チームに貢献しました。
そして、2018ワールドカップ終了後、イングランドプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFCへの移籍が発表されました。
まとめ
武藤嘉紀選手はスピード、前線からの献身的な守備、競り合いの強さを併せ持った紀選手です。
ドイツよりも更に当たりの激しいイングランドプレミアリーグへ移籍し、是非もう一段成長をして欲しいと思います。