2019年7月25日から8月1日の期間で、全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(通称:インターハイ)が沖縄県で開催されます。
サッカーは7月26日から1回戦が始まり、途中1日休憩を挟んで7日間で大会を終える超過密日程です。
そして、行われるのは真夏の沖縄県と、非常に厳しい戦いですが、今年はどのチームが優勝するでしょうか。
2018年度は山梨県代表の山梨学院高校が優勝しました。
優勝候補はどのチームか、どんな注目選手がいるか、ご紹介したいと思います。
インターハイとは?高校サッカー3大全国大会のひとつ!出場枠減少
夏に行われるインターハイは、冬の全国高等学校サッカー選手権大会、高円宮杯U18サッカーリーグと並ぶ高校サッカー3大全国大会の一つです。
従来は、各都道府県大会を勝ち抜いた各校と、北海道・東京都・大阪府・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・開催都道府県は2校ずつ計55校が参加していました。
2019年度は、埼玉県・千葉県・愛知県は1校ずつに変更となり、計52校の参加となりました。
大会規模縮小を目的としているようです。
平成30年のデータですが、上位から加盟登録校数は下記となります。
東京 340校
大阪 236校
神奈川 230校
北海道 205校
愛知 198校
埼玉 191校
千葉 173校
千葉県は、全国常連校、市立船橋高校・流経大柏高校、そして昨年インターハイ千葉県予選を制した市立習志野高校と強豪ひしめく激戦区になります。
インターハイに出場すればいずれも上位に食い込む実力のある高校です。
夏に行われるインターハイは、出場選手5名まで変更可能、且つ35分のハーフタイムで行われる特殊な大会です。
短い時間の中でのいかにフレッシュな選手を投入するかが、勝利のカギを握る大会になります。
インターハイ予選一番乗りは神村学園!6月23日全代表が揃う
2019年インターハイ出場一番乗りは、鹿児島県代表の神村学園です。
2番乗りは高知県代表の高知高校です。
各場所で続々と代表校が決定しています。
青森山田高校、尚志高校、大津高校、東福岡高校、前橋育英高校といった強豪校が、続々と出場を決めています。
一方で、流経大柏高校、市立船橋高校、桐生第一高校、帝京長岡高校、立正大淞南高校、長崎総科大附属高校といった強豪校が予選で敗退しています。
最終的には6月23日、東京都、神奈川県及び埼玉県の代表が決まり、全国の代表が出揃う予定です。
そして、ついに全代表が決定しました。
注目は日体大柏高校!優勝候補は青森山田高校と大津高校?
夏のインターハイ注目は、激戦千葉県を勝ち抜いた日体大柏高校です。
プレミアリーグEASTに所属する市立船橋高校を準決勝、流経大柏高校を決勝で次々と破り、県予選を見事、勝ち抜きました。
日体大柏校は2015年から柏レイソルと相互支援を目的とし提携関係を締結、中学生のセレクションも合同で行っています。
監督には柏レイソルでプレーした元日本代表の酒井直樹さんが就任しています。
千葉に新たな強豪校の出現です。
インターハイでは台風の目となるのではないでしょうか。
インターハイの優勝候補は、昨年冬の選手権の覇者、青森山田高校と公立の雄・大津高校でしょうか。
下記リンク先は、青森山田高校と大津高校の紹介記事になります。
2019年6月21日現在、青森山田高校はプレミアリーグEASTで首位に付けており、今年もチーム力が非常に高いです。
なんとセカンドチームもプリンスリーグ東北で首位に付けています。
青森山田高校の注目選手は、昨年冬の選手権で2年生ながら唯一レギュラーで出場、今シーズンは背番号10を背負う武田英寿選手です。
武田英寿選手は来年、浦和レッドダイヤモンドへの加入が既に内定しています。
青森山田高校はチーム内でのレギュラー争いが非常に激しく、チーム力の底上げが常にできています。
そして、もう一つの優勝候補、大津高校も、プレミアリーグWESTで2位と好調をキープしています。
今年からの昇格組ながらプレミアリーグWESTの優勝候補に挙げられています。
注目は10番を背負いキャプテンの濃野公人選手です。
プレミアリーグWESTでも3得点を挙げ、得点能力も高い選手です。
注目選手は、神奈川県代表・桐光学園の西川潤選手と福島県代表・尚志高校の染野唯月選手です。
西川潤選手は、2年生ながらセレッソ大阪への入団が内定、先に行われたU20ワールカップへも出場していました。
予選でも2人、3人とマークがつきますが、インターハイでも密着マークがつくでしょう。
染野唯月選手は、昨年冬の全国高校サッカー選手権大会で注目を集め、プロも注目するストライカーです。
将来、日本代表のエースに育って欲しい選手です。
インターハイ組み合わせ決定!強豪対決も?注目は青森山田対前橋育英
インターハイ2019の組み合わせが決定しました。
1回戦の注目は、青森山田高校対前橋育英高校の対戦です。
両チーム共に優勝を狙える実力校ですが、勝っても2回戦で大津高校と対戦することになります。
清水桜が丘高校対東福岡高校も楽しみな対戦で、勝てば西川潤選手を擁する桐光学園高校との対戦となります。
もう一つ注目は、鹿島アントラーズへの入団が決まった染野唯月選手を擁する尚志高校対四日市中央高校の対戦です。
その他、楽しみな対戦が目白押しです。
インターハイ優勝は?高校サッカーの頂点!試合結果トーナメント表
インターハイ2019、高校サッカーの結果をご紹介します。
ついにベスト4が出揃い、7月31日に準決勝が行われます。
対戦相手はプリンスリーグ北信越に属する北越と強豪ではありましたが、優勝候補筆頭、青森山田高校が敗れたのは驚きです。
インターハイ優勝は西川潤擁する桐光学園!昨年の雪辱晴らす?
インターハイ準決勝の結果は下記となりました。
富山第一 1対0 尚志
京都橘 0対1 桐光学園
決勝戦は富山第一高校 対 桐光学園高校の対戦です。
富山第一 0対1 桐光学園
桐光学園高校は2年連続の決勝進出となり、エースFW西川潤選手が2試合連続得点中で、波にのります。
桐光学園高校がアディショナルタイムに得点を奪い昨年の雪辱を果たします。
さあ、次は冬の全国高校サッカー選手権大会です。
どのチームが出てくるでしょうか。