2019年6月14日に開幕するコパアメリカにサッカー日本代表が参加することになりました。
南米の10カ国に加え日本とカタールが招待され、全12カ国で争われます。
ヨーロッパの強豪国との対戦が組みにくい中、南米の強豪国と真剣勝負できる非常に貴重な機会です。
アジアカップ2019に続き、今年は大会が続きますが、頑張って欲しいと思います。
日本代表には、何とかグループリーグを勝ち抜き、決勝トーナメントへ進出し、上位に入り込んで欲しいと思います。
コパアメリカがどのような大会かご紹介したいと思います。
コパアメリカには欧州の強豪チーム所属のスター選手が終結!グループ組み合わせは?
コパアメリカには、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア等南米の強豪国が参加する為、欧州の強豪チームで活躍するスター選手が終結します。
出場12カ国を4か国ずつ3つのグループに分けて、予選グループが行われます。
ポット分けは下記となっており、組み合わせ抽選が行われます。
ポット1:ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン
ポット2:コロンビア、チリ、ペルー
ポット3:ベネズエラ、パラグアイ、日本
ポット4:エクアドル、ボリビア、カタール
各グループ上位の2カ国と3位になった成績上位の2カ国が決勝トーナメントに進出し、8カ国によるトーナメント戦が行われます。
日本は抽選の結果どのグループに入るのか、いずれにしても強豪国と対戦することになり、非常に楽しみな大会です。
日本とカタールが同組になることはないようです。
できれば、ポット2のコロンビアは避けたいところです。
さあ、どんな組み合わせになったでしょうか。
前回コパアメリカ2015は開催国チリが優勝!コパアメリカ2019はどの国が優勝するか?
コパアメリカは4年に1度開催される大会です。
前回大会はチリで開催され、メキシコとジャマイカが招待され、南米の10カ国を加えた12カ国で争われました。
開催国のチリが順当にグループリーグを首位で通過し、決勝ではアルゼンチンをPK戦の末破り、見事優勝しました。
得点王には4得点でチリ代表のエドゥアルド・バルガス選手とペルー代表のパオロ・ゲレーロ選手が輝いています。
ワールドカップ2018には、南米からブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、コロンビア、ペルーの5カ国が出場しました。
ペルー以外の4カ国がグループリーグを勝ち上がり、ブラジル、ウルグアイは準々決勝まで進みましたが、いずれもそこで敗れています。
ワールドカップ2022に向けて、南米の各国も強化を図らなければなりません。
今大会注目は、やはり開催国ブラジル、そしてウルグアイ、アルゼンチン、コロンビアといった強豪国です。
強豪国について、注目選手をご紹介します。
ブラジル代表
注目はパリ・サンジェルマンに所属するエースFWネイマール選手です。
トリッキーなドリブルと高い得点能力は、ブラジル代表には欠かせない存在です。
若手期待の選手は、マンチェスターシティに所属するガブリエル・ジェズス選手です。
足元の技術が高く、得点能力も非常に高い選手です。
そして、遅まきながらブラジル代表に召集されたナポリ所属のアラン選手にも注目です。
ポジションはボランチですが、攻守に渡りブラジル代表にリズムをもたらします。
攻撃が注目されがちなブラジル代表ですが、守備力は常に高く、ボランチの果たす役割は非常に大きいものがあります。
アルゼンチン代表
ワールドカップ終了後、代表での活動を休止しているリオネル・メッシ選手の復帰はあるのでしょうか。
コパアメリカ2019で復帰するとも噂されています。
スター候補はいるもののメッシ級のスター選手はなかなか現れません。
インテル所属のFWマウロ・イカルディ選手は2014-15、2017-18シーズン、セリエAで得点王に輝いています。
強靭なフィジカルとジャンプ力を生かしたヘディングが武器で、その得点能力は必見です。
ユベントスの10番を背負うFWパウロ・ディバラ選手はスピードとテクニックのある選手です。
マウロ・イカルディ選手同様、得点能力も非常に高いです。
若手の注目は、パリ・サンジェルマンからレアル・ベティスにレンタル移籍中のジョバンニ・ロセルソ選手です。
レアル・ベティスでは日本代表の乾貴士選手と同僚です。
そして、20歳の新生エキセル・パラシオス選手はレアル・マドリードへの移籍が噂される選手です。
ウルグアイ代表
ウルグアイ代表といえば強力2トップ、パリ・サンジェルマン所属のエジソン・カバーニ選手とバルセロナ所属のルイス・スアレス選手が有名です。
若手の有力選手は、現在21歳ユベントス所属のロドリゴ・ベンタンクール選手です。
身長187cmの大型ミッドフィルダーで攻守に渡り強さを発揮する選手で、バルセロナが狙っていると言われています。
若手のもう一人、レアル・マドリード所属、20歳のフェデリコ・バルベルデ選手です。
守備的ミッドフィルダー選手ですが、ミドルシュート等非常に得点能力の高い選手です。
コロンビア代表
コロンビア代表は2大会連続で日本代表が対戦した国になります。
中心選手はASモナコ所属のFWラダメル・ファルカオ選手とバイエルンミュンヘン所属のMFハメス・ロドリゲス選手です。
ユベントス所属のMFファン・クアドラード選手もトリッキーなドリブルが特徴的な選手です。
ディフェンスでは22歳とこれからの活躍期待されるトッテナム・ホットスパーFC所属のダビソン・サンチェス選手に注目です。
コパアメリカ2019組み合わせ決定!日本はウルグアイと同組?グループリーグ突破へ
2019年1月24日コパアメリカ2019の抽選会が行われ、下記となりました。
《グループA》
ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア
《グループB》
アルゼンチン、コロンビア、パラグアイ、カタール
《グループC》
ウルグアイ、チリ、日本、エクアドル
日本は、前回優勝国チリ、強豪ウルグアイ、エクアドルと同組となりました。
ウルグアイは既にご紹介済ですが、2018年10月の親善試合では4対3で勝利しています。
本気のウルグアイとの対戦はどのようになるでしょうか。
チリ代表は前回優勝国ではありますが、中心選手の年齢が上がって来ており、選手の入れ替えの時期ではないかと思われます。
また、エクアドル代表はこのグループ中では、FIFAランキングも日本より下におり、いずれのチームに対しても勝機があるのではないかと思います。
但し、南米での試合でありアウェーということもあり、簡単にはいかないでしょう。
この2チームについてもご紹介したいと思います。
チリ代表
チリ代表は前回のコパアメリカ2015と記念大会の2016で、2大会連続優勝しています。
しかしながら、ワールドカップ2018は南米予選で敗退し、出場はできませんでした。
チリ代表の中心選手は、マチェスターユナイテッド所属のFWアレクシス・サンチェス選手、FCバルセロナ所属のMFアルトゥーロ・ビダル選手です。
30歳代の中心選手が多く、これから若手選手が出てくるかどうかが、今後のチリ代表の飛躍のカギのような印象です。
エクアドル代表
エクアドルはコパアメリカでの優勝経験はありません。
ワールドカップ2018も南米予選で敗退しており、グループCの中では日本代表としては勝っておきたい相手です。
ビッグクラブでプレーするのは、マチェスターユナイテッド所属のアントニオ・バレンシア選手のみでしょうか。
アウェーの雰囲気、そして日本と違うピッチ状態の中で、日本代表がどこまで実力を発揮できるか楽しみです。
コパアメリカ出場メンバーは?
コパアメリカ・南米選手権に参加する日本代表のメンバーはどうなるでしょうか。
南米選手権は日本協会に拘束力がなく、各クラブへ協力要請をしてメンバーが選考されます。
東京オリンピックに向けての世代の強化がテーマとなりA代表と融合したメンバーが召集されそうです。
同時期に行われるU20ワールドカップメンバーから外れた、FC東京の久保建英選手、鹿島アントラーズの安部裕葵選手、サンフレッチェ広島の大迫敬介選手らが召集される可能性があります。
コパアメリカ日本代表メンバー発表!東京オリンピック世代中心に
5月24日コパアメリカに参加する日本代表メンバーが発表されました。
メンバーは下記となり、東京オリンピック世代が中心のメンバー構成となりました。
※青字が東京オリンピック世代です。
東京オリンピック世代が18名、そしてベテランの川島永嗣選手や岡崎慎司選手が選ばれたのはサプライズです。
本大会のオーバーエイジも意識した布陣でしょうか。
南米の強豪国とどのような試合を繰り広げるのか非常に楽しみです。
攻撃的MFにレフティーの有望選手が多数存在します。
三好康児選手、久保建英選手、そして今回召集されていませんが、堂安律選手、若手の西川潤選手がいます。
ついにコパアメリカ開幕!初戦チリに敗戦?久保建英は先発出場
ついにコパアメリカが開幕しました。
日本代表は、初戦、チリ代表と対戦しました。
フォーメーションはA代表で慣れ親しんだ4-2-3-1を採用しています。
トップ下に注目の久保建英選手が先発出場です。
右にスピードのある前田大然選手、真ん中と左にテクニックのある久保建英選手、中島翔哉選手が並び、どのような攻撃が展開されるのか楽しみな布陣です。
日本代表は前半はチャンスを作るものの、チリ代表に先制点を奪われてしまいます。
後半も、早い段階で追加点を奪われ、その立て続けに失点と0対4の完敗となりました。
アウェーの環境で、貴重な経験を積んだと思います。
第2戦は強豪ウルグアイ代表と対戦!貴重なドローでグルーリーグ突破に臨み
コパアメリカ第2戦、日本代表は強豪ウルグアイ代表と対戦しました。
いよいよ川島永嗣選手と岡崎慎司選手が先発です。
フォーメーションは第1戦と同じ4-2-3-1となりました。
日本代表は第1戦から大幅にメンバーを入れ替えて臨みますが、ベテランの川島永嗣選手と岡崎慎司選手に注目です。
世界で戦う際のお手本を示して欲しいと思います。
日本代表は柴崎岳選手のロングフィードから三好康児選手が先制点を奪います。
三好康児選手は、東京オリンピック代表の攻撃の中心選手です。
その後、ウルグアイ代表にPKを与え、追いつかれてしまうも、再度、三好康児選手が得点を決めて、2対1とします。
しましながら、日本代表は、再三リードするも守り切れず、2対2のドローとなりました。
強豪相手に価値ある勝ち点1を奪っています。
川崎フロンターレからコンサドーレ札幌、そして横浜Fマリノスへと活躍の場を移した三好康児選手がブレイクの予感です。