2018年11月4日、J1リーグ2018シーズンも終盤に差し掛かって来ました。
優勝争いは川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の2チームに絞られたと言っても良いでしょう。
次節にも勝利すれば川崎フロンターレの優勝が決まります。
攻撃的なサッカーを展開する川崎フロンターレですが、31試合を終えて、ここまで52得点24失点と失点も1試合1点以下と非常に少ないチームです。
川崎フロンターレは選手の充実ぶりが伺えます。
ベテラン選手から若手選手まで非常に構成が良いのではないでしょうか。
そんな川崎フロンターレのメンバーをご紹介したいと思います。
川崎フロンターレの監督就任1年目でリーグ優勝!鬼木達?おにきとおる
鬼木達、読み方はおにきとおる監督ですが、2017年に川崎フロンターレの監督に就任し、1年目にリーグ優勝を成し遂げました。
2018シーズンは連覇を目指し、奮闘中です。
鬼木達監督は選手時代、ポジションはミッドフィルダーで、鹿島アントラーズ及び川崎フロンターレで活躍しました。
川崎フロンターレ時代は一時期レギュラーとしても活躍しましたが、輝かしい功績を残したわけではないと思います。
現役引退後は川崎フロンターレで育成コーチ、トップチームコーチを歴任し、2017年シーズンより監督に就任しました。
まだ44歳と若く、これからもその手腕に期待がもてます。
鬼木達監督の目指すサッカーは隙の無いサッカーでしょうか。
従来の攻撃力に加え、高い位置から連動したプレッシングでボールを奪うサッカー、ボールを奪うと観客も盛り上がり、選手もますますボール奪取に注力する、非常に良い循環が生まれています。
守備の強度を高めながら、従来の攻撃も行うことができているので、それが今シーズンの得点の多さと失点の少なさに結びついているかと思います。
そしてそれを可能にする選手層の充実ぶりもうかがえるかと思います。
川崎フロンターレの大黒柱の中村憲剛が躍動!ベテラン小林悠に家長昭博もチームを支える
川崎フロンターレの顔と言えば中村憲剛選手です。
既に38歳の大ベテランですが、試合に出続け、中堅、若手選手の良い見本となっています。
ゴールを決めて川崎フロンターレのサポーターを盛り上げる姿は非常に貴重です。
チームのキャプテンからは退きましたが、今だチームの支柱として君臨しています。
そして、ベテランの域に入った小林悠選手です。
中村憲剛選手からキャプテンを引き継ぎ、得点を量産しながら、チームを盛り上げています。
日本代表にも呼ばれ活躍しています。
家長昭博選手は大宮アルディージャから移籍し、すっかり川崎フロンターレのサッカーに馴染んでいます。
独特なドリブルと正確なパスは川崎フロンターレになかったアクセント生み出しています。
川崎フロンターレの中堅も充実!大島僚太に車屋紳太郎に谷口彰吾に阿部浩之?
川崎フロンターレは中堅選手も育って来ています。
川崎フロンターレの攻撃を中盤の底から操る大島僚太選手は欠かせない存在です。
大島僚太選手と副キャプテンを務める谷口彰吾選手はポリバレント性の高い選手です。
センターバックにサイドバックにこなす車屋紳太郎選手は日本代表に選出されるまでになりました。
ガンバ大阪から移籍してきた阿部浩之選手は良いところでゴールを決める存在です。
その他、横浜F・マリノスから移籍してきた斎藤学選手や守備の要の奈良竜樹選手やまだまだ良い選手がたくさんいます。
川崎フロンターレは若手も成長!日本代表に選ばれた守田英正や知念慶にU19の宮代大聖
川崎フロンターレはベテラン、中堅だけでなく若手選手も育って来ています。
筆頭は2018年入団の守田英正選手です。
入団1年目にして層の厚い川崎フロンターレでレギュラーを掴むまでに成長、日本代表にも選ばれました。
中盤の底でのボール奪取力に優れ、運動量が非常に豊富で、川崎フロンターレの活力となっています。
知念慶選手はフォワードですが小林悠選手とポジションを争いながら成長している入団2年目の選手です。
宮代大聖選手は先に行われたU19の大会で得点を量産した2種登録の選手ですが、今後トップチームでの活躍が期待されます。
そして、現在は特別指定選手ですが、順天堂大学の旗手玲央選手や筑波大学の三苫薫選手も2020年の加入が内定しており、大学でも呼び声の高い選手ですのでチームの底上げが期待できます。
更に現在は期限付き移籍中の三好康児選手や板倉滉選手がいます。
共にU20日本代表の選手で三好康児選手はコサンサドーレ札幌で板倉滉選手はベガルタ仙台で活躍しています。
まとめ
川崎フロンターレは監督も若く、チーム構成もベテランから若手まで非常に充実しています。
今シーズン連覇を収め、次に目指すのはアジア制覇ではないでしょうか。