豊川雄太選手は2017-18シーズン最終節、KASオイペンで途中出場ながら3ゴール1アシストを挙げてチームの1部残留に貢献しました。
衝撃的な活躍でした。
その後、KASオイペンとの契約も延長され、2018-19シーズンもKASオイペンで迎えています。
そんな豊川雄太選手の日本での活躍とベルギーリーグについてご紹介したいと思います。
豊川雄太は植田直道と同じ高校?鹿島アントラーズへ一緒に入団!
豊川雄太選手は熊本県立大津高校出身です。
同じ学年に2018-19シーズン、ベルギー1部のセルクル・ブルージュKSVで活躍する植田直道選手がいました。
2人共高校卒業後は鹿島アントラーズ入りが内定していました。
3年生の時、全国高校サッカー選手権大会へ出場しました。
豊川雄太選手は九州プリンスリーグで得点王になったこともあるストライカー、植田直道選手は強固なディフェンダーと攻守の要が揃っていました。
そんな大津高校は優勝候補にも挙げられていました。
しかしながら初戦、同点のままPK戦に突入し、最後に豊川雄太選手のPKが外れ敗退してしまいました。
2013年内定していた鹿島アントラーズに入団し、2014年には先発出場するようになりましたが、2015年は出場機会が減ってしまいました。
2016年出場機会を増やす為、J2のファジアーノ岡山へレンタル移籍しました。
ファジアーノ岡山では主力としてプレーし、翌2017年もレンタル移籍を延長しました。
そして、レンタル移籍終了と共に2018年ベルギーリーグへ移籍しました。
ベルギー1部KASオイペンで奇跡のゴール!契約が延長に
2017-18シーズン、ベルギー1部レギュラーシーズン最終節、豊川雄太選手は途中出場から3ゴール1アシストと大活躍し、チームは4対0で勝利しました。
その結果によりKASオイペンは得失点差1で最下位から脱出し、奇跡の1部残留を決めました。
豊川雄太選手はピッチになだれ込んだサポーターに胴上げされ、KASオイペンの英雄となりました。
ベルギー1部はジュピラー・プロ・リーグと呼ばれています。
レギュラーシーズンは16チームが2回戦総当たりで戦います。
1-6位のチームはプレーオフ1、7-15位のチームはプレーオフ2に回ります。
プレーオフ1ではレギュラーシーズンの勝ち点半分を持って、ホーム&アウェーの戦いを行います。
そこで最終的な順位が決着します。
1~2位のチームにはUEFAチャンピオンズリーグの予選、3位のチームにはUEFAヨーロッパリーグの予選への出場権が与えられます。
プレーオフ2は2部リーグ上位3チームが加わり戦いが行われます。
1位のチームはプレーオフ4位のチームとホーム&アウェーを戦い、勝者にUEFAヨーロッパリーグの予選への出場権が与えられます。
ベルギーリーグは非常に長いシーズンを戦うことになります。
現在は若手がビッククラブへとはばたく登竜門といった位置づけです。
まとめ
豊川雄太選手は2018-19シーズンもベルギー1部KASオイペンでスタートを切りました。
2018年9月2日現在、2ゴールを挙げ、上々のスタートを切っています。
前線からの献身的な守備と決定力は健在のようです。
チーム順位をより上に押し上げるような活躍を期待したいと思います。