伊藤達哉選手はドイツ1部ハンブルガーSVで突如プレイク、いったいあの選手は誰だと話題になりました。
2018ワールドカップ日本代表に選ばれるのではないかという話も出ましたが、選ばれませんでした。
今後、着実にステップアップして、是非次の2022ワールドカップに日本代表として出場して欲しい選手です。
まだまだあまり知られていない伊藤達哉選手について、高校時代と海外移籍後をご紹介したいと思います。
アル・アインインターナショナルチャンピオンシップで活躍し海外へ
伊藤達哉選手は小学生の頃から柏レイソルの下部組織に所属していました。
身長166cm体重59kgと小柄ながらキレのあるドリブルが特徴の選手です。
柏レイソルU-18の時にアル・アインインターナショナルチャンピオンシップへ出場し、同大会で準優勝しました。
その大会でMVPに選ばれ、同じく参加していたハンブルガーSVの目に留まりました。
そして高校を卒業前に3年契約を結び、特例措置で早期に高校を卒業し、ハンブルガーSVの一員になりました。
ハンブルガーSVの一員として突如活躍!日本でも話題に
ドイツ1部のハンブルガーSV移籍後、1年目はハンブルガーSV U-19、2年目はドイツ4部のハンブルガーSVⅡでプレーしました。
そして、3年目の2017-2018シーズンにトップチームに昇格し、ドイツ1部でプレーしました。
チームにけが人が出て、出場した試合で見事首脳陣の評価を勝ち取りました。
その後、出場する中で徐々に出場機会を増やし、シーズン終盤には先発出場、アシストも記録しましたが、残念ながらチームは2部に降格してしまいました。
ハンブルガーSVのドイツ2部降格はチーム史上初めてのことで、これによりドイツで2部に降格したことのないチームもなくなりました。
ハンブルガーSVはドイツ1部で優勝したこともある古豪であり、日本人としてはかつて高原直泰さんがプレーし、現在は酒井高徳選手が伊藤達哉選手と一緒にプレーしています。
伊藤達哉選手自体は、特徴的なキレのあるドリブルで、ディフェンス陣を翻弄する姿が目の肥えたドイツのファンにも受け入れられ、高い評価を受けるようになりました。
まとめ
伊藤達哉選手はキレのあるドリブルには高い評価があります。
これからは守備力の向上と、そして何と言っても得点力をつけて欲しいと思います。
左サイドからのカットインといった自分の得意の形を作って欲しいです。
森保一監督によって東京オリンピックを目指すU-21日本代表にも召集されていますので、まずは東京オリンピックへ出場してもらい、更に海外ではビッククラブへ移籍し、日本代表のAチームを目指して欲しいと思います。