冨安健洋選手は身長187cm、体重78kgと大柄なディフェンダーで東京オリンピックの守備の要として期待のかかる選手です。
まだ知名度は高くありませんが、アビスパ福岡に高校2年で2種登録された逸材で、早々にベルギーリーグのシントトロイデンに移籍し、これから海外でも活躍が期待される選手です。
冨安健洋選手の国内での活躍とその後海外へ移籍してからをご紹介したいと思います。
中学3年でJ1トップチームの練習に参加!高校2年にアビスパ福岡に2種登録
冨安健洋選手は、小学校時代、2009年に開校したバルセロナスクール福岡校に在籍し、地元では有名でした。
中学時代からアビスパ福岡の下部組織に所属し、中学3年生でトップチームの練習に参加するようになりました。
高校2年生でアビスパ福岡のトップチームに2種登録され、高校3年生でトップチームに昇格し、すぐにレギュラーに定着しました。
翌2017年はJ2ながらレギュラーポジションを不動のものとし、J1昇格プレーオフまで争いましたが、昇格はかないませんでした。
翌2018年は、海外への移籍が実現しました。
若くして海外に渡った為、国内での知名度は低かった気がします。
19歳で海外移籍!ベルギーのシントトロイデンへ
冨安健洋選手が移籍したシントトロイデンは2017-2018シーズン、ベルギーリーグ16チーム中10位でした。
ベルギーリーグは決してレベルの高いリーグではありませんが、活躍すれば欧州のビッククラブへ移籍がかなうステップアップのリーグです。
シントトロイデンのCEOは日本人の立石敬之さんで、大分トリニータでコーチ等を経験した方です。
日本サッカー界の成長の為にも今後その手腕に期待したいです。
冨安健洋選手が移籍した当初、ベルギーリーグで活躍する日本人選手としては久保裕也選手、森岡亮太選手、豊川雄太選手がいました。
久保裕也選手、森岡亮太選手はベルギーリーグでトップを争うチームにステップアップしました。
久保裕也選手は、2018/2019シーズンはドイツでプレーしています。
ベルギーリーグは特殊なリーグで、年間リーグ終了後、1~6位がプレーオフで優勝を争い、1~3位のチームには欧州CL本選・予選及びEL予選への出場権が与えられます。
そしてプレーオフ4位のチームはプレーオフ2の優勝チームと戦い、勝者にEL予選への出場権が与えられます。
プレーオフ2はリーグ7~15位と2部リーグ1~3位のチームで争われます。
そんな若手の宝庫のベルギーリーグで冨安健洋選手は2017-2018シーズン、プレーオフでトップチームデビューをしました。
2018-2019シーズンはレギュラーをがっちりつかんで活躍しています。
まとめ
冨安健洋選手の履くスパイクは、ナイキ ティエンポ レジェンド VII エリート FG です。
このシリーズは、セルヒオ・ラモス選手や日本代表の遠藤航選手も履いているシリーズになります。
おしりのFGは、天然芝用です。
若いうちから常に一つ上のレベルで活躍してきた冨岡健洋選手です。
冨安健洋選手の海外への移籍は早い段階でしたが、すでにJ2でもレギュラーとして活躍していて着実にステップを踏んでいます。
シントトロイデン移籍後は、すぐにレギュラーポジションをつかみ、日本代表の選ばれるまでになりました。
今後は、東京オリンピック日本代表としても活躍を期待したいと思います。
2019年1月現在、冨安健洋選手の市場価値が高騰しているという噂です。
日本人はディフェンダーでも海外で活躍できるという印象を作り上げて欲しいと思います。