得点能力が高い攻撃的ディフェンダー塩谷司!高額年俸?サンフレッチェ広島からUAEアルアインへ

塩谷司選手は、2019年1月開催のアジアカップ2019に日本代表メンバーとして出場しており、予選グループリーグ第3戦で目の覚めるようなシュートを決めました。

大会ベストゴールになるかもしれないほど見事なゴールでしたが、塩谷司選手はディフェンダーながら、国内でも数々のゴールを決めてきました。

サンフレッチェ広島から高額の移籍金でUAEアルアインFCに移籍した塩谷司選手の移籍したアルアインFCこれまでの経歴をご紹介したいと思います。

塩谷司のアルアインFCとは?UAEサッカーリーグのレベルは?オイルマネーで潤う

塩谷司選手が高額の移籍金で移籍したアルアインはFCとはどんなチームでしょうか。

アルアインFCはUAEのサッカーリーグであるアラビアン・ガルフ・リーグの強豪チームです。

チームメイトには鹿島アントラーズでもプレーしていたカイオ選手やスウェーデン代表のマルクス・ベリ選手がいます。

2018年12月に開催されたクラブワールドカップに開催国枠で出場し、準決勝で南米王者のリーベル・プレートを破り、決勝に駒を進めました。

決勝ではヨーロッパ王者のレアル・マドリードと対戦し、1対4で敗れてしまいましたが、その試合唯一の得点を塩谷司選手が決めています。

アラビアン・ガルフ・リーグは近年、アルアインFCアルジャジーラアルアハリが優勝争いを繰り広げています。

アラビアン・ガルフ・リーグは全14チームで争われて、贅沢な資金で有力選手を獲得しています。

UAE代表自体も次第に実力を挙げてきており、アジアカップ2015では日本代表が準々決勝で対戦し、敗れています。

アジアカップ2019には、開催国として出場し、どこまで勝ち上がるか注目です。

日本代表の塩谷司は高額移籍金で海外移籍!遅咲きの苦労人?サンフレッチェ広島で活躍

塩谷司選手は徳島県出身で、全国高校サッカー選手権大会に出場し、国士舘大学でサッカーを続けました。

国士館大学では、なかなかレギュラーを掴めなかったが、4年の時に元日本代表の柱谷哲司さんがコーチに就任し、ミッドフィルダーからセンターバックにコンバートされると、レギュラーに定着するようになりました。

大学卒業時にはプロからのオファーがなく、2011年に柱谷哲司さんがJ2水戸ホーリーホックの監督に就任すると塩谷司選手をチームに誘いました。

水戸ホーリーホックに入団後は、チームのメンバーが大量に代わったこともあり、開幕からレギュラーとして出場し、ディフェンスラインの中心として活躍しました。

翌2012年シーズン途中でサンフレッチェ広島に移籍しましたが、その年はあまり試合に出場できませんでした。

しかしながら、翌2013年からはレギュラーに定着し、森保一監督の下、サンフレッチェ広島の躍進に貢献しました。

塩谷司選手はディフェンスながら得点能力が高く、3バックから攻撃参加し、見事なゴールを多数決めています。

そして、2017年のシーズン途中、UAEの強豪アルアインFCに移籍しました。

塩谷司選手の移籍金は1億5,000万円、年俸は2年契約の2億円と言われています。

国内での年俸が5,000万円と言われていましたので、4倍の年俸になります。

助っ人としてチームへ加入するので、結果が出なければ、首を切られてしまうという厳しい選択をしたと思います。

クラブワールドカップでの活躍を見る限り、チームにしっかり溶け込んで活躍しているかと思います。

まとめ

日本人選手の海外移籍といえば、ヨーロッパがメインになりますが、塩谷司選手のように中東に移籍する選手はまだまだ少ないかと思います。

アジアカップ2019には負傷者の離脱開催国がUAEであった、また監督がかつてサンフレッチェ広島で指揮をとっていたた森保一監督であったという複数の状況で、塩谷司選手が呼ばれました。

当然、直前のクラブワールドカップでの活躍が認められたということもありますが、塩谷司選手は運も持っているかもしれません。

是非、後方から日本代表の攻撃を活性化できる選手として定着して欲しいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする