大島僚太といえば2018FIFAワールドカップ日本代表に選ばれた選手です。
ポジションはMF、Jリーグ川崎フロンターレでは10番を背負い、身長168cmと小柄ながら、中盤で攻撃のリズムを作ることができる選手です。
今回選ばれた代表選手の中では、まだ知名度が低く知らない人も多いと思われるので、これまでの経歴と所属する川崎フロンターレというチームについて確認して行きたい。
ワールドカップ日本代表に選ばれるまでの経歴は?
サッカー王国静岡に生まれ、中学・高校とサッカーの名門校静岡学園に在学していた。
高校最終年度の全日本ユース選手権での活躍により、高校卒業後、川崎フロンターレに入った。
2011年高卒ルーキーでプロデビュー、2016年から川崎フロンターレの10番を背負う。
代表歴としては、2016年リオデジャネイロオリンピックに日本代表として出場。
スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと同組で、戦績は1勝1分1敗、残念ながらグループリーグ敗退となった。
今回選ばれたメンバーではGK中村航輔、DF植田直通、MF遠藤航、残念ながら落選したメンバーでは井手口陽介、浅野拓磨、中島翔哉がいた。
ロシアワールドカップアジア最終予選では初戦のUAE戦に出場した。
残念ながらその試合は1-2でUAEに敗れた。
終了間際に完全に決まっていた浅野拓磨のゴールが認められず、敗北を喫した試合です。誤審だったと思いますが、悔しい結果でした。
その試合で大島僚太は痛恨のPKを相手に献上していた。
結果的にはワールドカップに出場することができたので、非常に良い経験だったと思います。
ワールドカップアジア最終予選という大事な初戦で起用されたとおり、ハリルホジッチ監督の下でもその能力を高く評価されていた選手です。
川崎フロンターレはどんなチームなのか?
近年を見ると、風間八宏監督の下、チームの土台を築き、風間監督退任後ではあるが、鬼木監督の下、守備を安定させて、万年2位だったチームがついに2017年悲願のJ1初優勝を果たした。
パスを小気味良くつなぐ、攻撃サッカーそして熱いサポーターが応援する魅力的なチームです。
現在のチームの顔は2010年ワールドカップに出場した中村憲剛、そして2017年J1リーグ得点王に輝いた小林悠。
他にも車屋紳太郎、大久保嘉人、阿部浩之、家長昭博、斎藤学とタレントは非常に豊富で、攻撃に魅力的な選手が多い。
特に大宮アルディージャから移籍してきた家長昭博は攻撃にアクセントを加えることができる選手です。
前線に個性豊かな選手が並ぶ中、レギュラーとして活躍するのはもちろんのこと、中盤の底からゲームをコントロールする大島僚太のポテンシャルは非常に高く、良い環境で成長している。
何と言っても、身近に中村憲剛のような良い手本がいるのは大きい。
まとめ
あえて言うと、今回ワールドカップに出場するメンバーの中で数少ない新鮮な選手です。
ボランチというポジション柄、決定的な仕事をする前の段階のパスをつなぐ役割が多いが、是非ワールドカップでは決定的なパスを供給して、チームを勝利に導いて欲しい。
そして、その名を世界に轟かせてください。