西野朗監督は、ハリルホジッチ前監督の解任により、突如代表監督に就任しました。
U-20、U-23日本代表監督を経験後、Jリーグ監督を歴任。
2016年3月、日本サッカー協会の理事に就任し、技術委員長となっています。
西野朗監督の事をご存じない方も多いと思うので、その経歴を一緒に確認して行きたいと思います!
西野朗監督はU-23日本代表の監督をしていた!
西野朗監督は、1996年アトランタオリンピック本大会にU-23日本代表監督として出場しました。
ブラジル戦に勝利し、「マイアミの軌跡」と呼ばれて話題になりましたので、覚えている方もいるのではないでしょうか?
U-23日本代表のフォーメーションは3-6-1、川口能活氏、松田直樹氏、中田英寿氏、前園真聖氏、城彰二氏と今聞くとそうそうたるメンバーですね。
一方対戦したブラジルもベベット、ロナウジーニョ、ロベルト・カルロスと豪華メンバーでした。
初戦のブラジル戦に勝利したものの、残念ながら予選リーグ敗退となりましたが、価値ある1勝をあげました。
当時、ブラジル戦前に日本は念入りに情報分析をしました。そして試合に臨み、結果を残したわけです。
ですから、2018年ワールドカップでも、ぜひ西野朗監督のその手腕に期待をしたいですね。
西野朗監督のJリーグ監督時代の成績は?
西野朗監督は、1998年~2015年の間、柏レイソル、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスの監督を歴任しました。
特にガンバ大阪では約10年間監督を務め、J1リーグ優勝、ナビスコカップ優勝、天皇杯優勝、AFCチャンピオンズリーグ優勝と数々のタイトルを獲得。
ガンバ大阪時代には監督在任最長期間を更新し、Jリーグ監督通算勝利数も270勝を誇り、歴代1位となっています。
ガンバ大阪時代フォーメーションは3バックからスタートし、後年は主に4バックを採用しました。
西野朗監督の日本代表での戦術は?
西野朗監督といえば、攻撃的なパスサッカーのイメージですね。
3バックか4バックかといえば、ガンバ大阪時代両方を使用していたので、日本代表では土台のある4バックを採用しそうです。
一方、ハリルホジッチ前監督の下、参謀に指名されて相手チームを綿密に分析するアシスト役に徹していたこともあり、その手腕にも期待ができます。
また、アトランタオリンピックの第3戦ハンガリー戦では、前の試合で戦術に異を唱えた中田英寿氏を試合から外すこともしており、厳格な面も持ち合わせています。
そのあたりにも注目です。
まとめ
西野朗監督は、ハリルホジッチ前監督の解任により、突如代表監督に就任となりました。
短期間でチームをまとめあげて2018年ワールドカップに臨む必要があるという事からすると、監督を離れブランクはあるものの、西野朗監督はより現場に近い立場にいたので適任ではないかと思います。
西野朗監督の分析力を生かして相手チームに対応し、是非、アトランタオリンピックの「マイアミの軌跡」のような試合を演じて欲しいです。
まずは決勝トーナメント進出!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。