ドイツはサッカーの強豪国です。
常に安定した強さを誇る国で、前回2014年ブラジル開催のワールドカップ優勝国でもあります。
同大会の準決勝で、開催国ブラジルを7対1で破った試合は衝撃的でした。
過去ワールドカップ優勝回数もブラジルの5回に次ぐ、4回を誇るドイツ。
ドイツは、2018ワールドカップヨーロッパ予選で「どんな戦いをしてきたのか」、「ヨアヒム・レーブ監督とはどんな監督なのか」、そして今回の2018ワールカップロシア大会では「どんなメンバーがいるのか」をご紹介したいと思います。
ドイツはヨーロッパ予選グループCを圧倒的な強さで首位通過した!
ドイツ代表は2018ワールドカップヨーロッパ予選で、グループCに所属していました。
グループCでは北アイルランド、チェコ、ノルウェー、アゼルバイジャン、サンマリノと同組です。
そのグループCを10戦負けなし勝点30、43得点4失点と、圧倒的な強さで首位通過しました。
勝点30はヨーロッパ予選で最高の成績で、43得点はベルギーと並ぶ最高得点です。
ちなみに2位は北アイルランドで、スイスとのプレーオフにまわり、残念ながらワールドカップ出場はなりませんでした。
ヨアヒム・レーブ監督にとって3回目のワールドカップ挑戦!
ドイツ代表の監督、ヨアヒム・レーブ監督は、2004年からドイツ代表のヘッド・コーチに就任しました。
そして2006年ワールドカップ終了後、ユルゲン・クリンスマン前監督の後を引き継いでドイツ代表監督に就任しています。
ワールドカップの成績は、2010年南アフリカ大会は3位、2014年のブラジル大会は優勝。
このように好成績を残して、今回の大会に臨んでいます。
ヨアヒム・レーブ監督は積極的な若手起用、そして選手を見ながら戦術の変更(4バックから3バックへ)等を行い、その手腕への評価は高いです。
そしてヨアヒム・レーブ監督は、SAP社と共同開発したビッグデータ分析ツールを活用して、2014年ワールドカップでドイツ代表を優勝に導いたことも話題となりました。
SAP社のデータを活用することで、1人の選手がボールを保持する時間を短縮することに成功し、結果を残しています。
SAP社のデータ活用が一般企業だけでなく、スポーツの世界でも広まっていたのは衝撃的でしたね。
そしてドイツの超高速パスサッカーは、育成年代から根付いてきているようです。
2018ワールドカップドイツ代表の注目選手は?
ドイツ代表には、ヨーロッパの有力クラブでプレーする選手が多数存在しています。
名前を挙げるときりがないくらいです。
ドイツ代表でまず注目すべき選手は、若手FWティモ・ヴェルナー選手。
ドイツのRBライプツィヒで2016-18シーズンからプレーし、2017-18シーズンは22得点と得点能力が高い選手です。
RBライプツィヒは2016-17シーズンにドイツ1部に昇格すると、即リーグ2位の好成績を残し、旋風を巻き起こしているチームです。
そして次にドイツ代表で注目すべき選手は、若手DFヨシュア・キミッヒ選手。
2015年からドイツの名門バイエルン・ミュンヘンでプレーしています。
主に右サイドバックでプレーし、先の2017コンフェデレーションズカップでは全5試合に出場した、監督の信頼の厚い選手です。
フィリップ・ラーム選手以来の選手でしょうか。
最後に、たくさんの有名選手の中から注目すべき選手として挙げたいのは、MFトニ・クロース選手。
スペインのレアル・マドリードでプレーしていて、高いパス精度を誇る選手です。
是非2018ワールドカップロシア大会でも、その繰り出されるパスに注目して見ていただきたいと思います。
まとめ
2018ワールドカップロシア大会でも選手層が厚く、ドイツはやはり優勝候補の筆頭でしょう。
本大会での予選は、グループFに所属し、スウェーデン、メキシコ、韓国と同組です。
その中でも、やはり頭一つ抜けた存在かと思われたドイツ代表ですが、初戦のメキシコ戦でまさかの敗戦でした。
先に行われた2017コンフェデレーションズカップの準決勝で4対1と圧勝していた相手なだけにといった印象です。
しっかり対策を練ってきたメキシコあっぱれですね。
これからドイツ代表がどのように予選を通過し、今回のワールドカップでどのような成績を収めるのか、要注目です。