1998ワールドカップ自国開催でジネディーヌ・ジダンを擁するフランス代表が優勝してから20年が経ちます。
2016UEFA欧州選手権で準優勝し、いよいよ2018ワールドカップではフランス代表が躍動するかもしれません。
優勝できるパワーを秘めた若手の有望選手が育ってきている印象のフランス代表。
ヨーロッパ予選での戦いと2018ワールドカップでの有望選手をご紹介したいと思います。
2018ワールドカップヨーロッパ予選は首位通過!得点が少ない印象
フランスは、2018ワールドカップヨーロッパ予選はグループAに所属。
スウェーデン、オランダ、ブルガリア、ルクセンブルク、ベラルーシと同じ組で、厳しい組み合わせでした。
そのグループAを7勝2分1敗、得点18失点6の成績で首位通過しています。
2位はスウェーデン代表。
そのスウェーデンもプレーオフで、強豪イタリアを退けて見事2018ワールドカップ出場を勝ち取りました。
世代交代の進まないオランダや、近年自国リーグが低迷しているイタリアは2018ワールドカップ出場を逃しています。
フランス代表の予選での戦いとしては、格下ルクセンブルク、ベラルーシに1回ずつ引き分けたのは痛かったですが、スウェーデンに1勝1敗、オランダに2勝したことが予選突破に大きく寄与しました。
フランス代表のメンバーは?2018ワールドカップで若手が躍動する!
まず注目すべき有望な選手は、2018ワールドカップフランス代表の背番号10、FWキリアン・ムバッペ選手。
2017-2018シーズンはASモナコからレンタル移籍中ですが、パリ・サンジェルマン所属の選手です。
パリ・サンジェルマンが買い取りオプションを行使した場合の移籍金は、1億8,000万ユーロに設定されています。
2017-2018シーズン、パリ・サンジェルマンでの得点は21を記録し、その得点能力の高さを発揮しました。まだ19歳の選手です。
続いて注目の有望な選手は、FCバルセロナ所属のFWウスマン・デンベレ選手。
2017-2018シーズン、ボルシア・ドルトムントから移籍金1憶500万ユーロでFCバルセロナに加入した快速フォワードです。
2017-2018シーズンはまだFCバルセロナでの活躍は限定的ですが、年齢も21歳と若く、これから活躍が期待されます。
前にスペースがあるとその快速が生きてくる選手です。
その他、MFポール・ポグバ選手、MFエンゴロ・カンテ選手、FWアントワーヌ・グリエーズマン選手と超有名選手がたくさんいますが、最後にDFサムエル・ウムティティ選手を挙げます。
サムエル・ウムティティ選手はFCバルセロナ所属の選手で、2016-2017シーズンにバルセロナへ移籍するとまたたく間にFCバルセロナへフィットしました。
フランス代表の守備の要、センターバックです。
まとめ
2018ワールドカップでフランス代表はグループCに所属。
オーストラリア、ペルー、デンマークと同組で、比較的対戦相手に恵まれた印象です。
初戦のオーストラリア戦を辛くも2対1で勝利しました。歯車が噛み合えば、勢いがつくのではないかと思います。
課題は、豊富な人材をいかに組み合わせて戦うかです。
初戦のオーストラリア戦で目立っていたのは、エンゴロ・カンテ選手でした。
フランス代表の中盤の底の選手ですが、どこにでも現れ、ピンチの目を摘み取っていた印象です。すごい運動量でした。
決勝トーナメントを見据え、グループDを1位でアルゼンチンが勝ち上がると想定すると、グループCを1位で勝ち抜けたいところです。