赤と白の市松模様のユニフォームが印象的なクロアチア代表。
クロアチアと言えば、少し古いですが、同国リーグのディナモ・ザグレブでプレーした三浦知良選手を思い浮かべてしまいます。
近年の成績としては1998フランスワールドカップ3位を最後に、グループリーグ敗退、予選敗退が続いているクロアチア。
強いのかどうかと言うと、ヨーロッパ各国の強豪チームで活躍する選手が多く、タレントは豊富なため、常にワールドカップではダークホース的な存在に挙げられています。
そんなクロアチア代表の2018ワールドカップヨーロッパ予選の戦いと2018ワールドカップに出場する選手をご紹介したいと思います。
クロアチアは2018ワールドカップヨーロッパ予選をプレーオフで通過!
2018ワールドカップヨーロッパ予選は、グループIに所属していました。
アイスランド、ウクライナ、トルコ、フィンランド、コソボと同組です。
力の拮抗したチーム同士が争ったグループリーグを、6勝2分2敗、15得点4失点の2位となり、プレーオフへ回りました。
クロアチアはそのプレーオフでギリシャと戦い、2018ワールドカップへの出場権を獲得しました。
グループリーグ1位通過は、人口35万の小国アイスランドです。
アイスランドは、初めてのワールドカップ出場となりました。
クロアチア代表のメンバーは?ヨーロッパの強豪クラブで活躍する選手が集う!
まずはクロアチア代表の背番号10番、主将MFルカ・モドリッチ選手。
スペインのレアル・マドリードでプレーする選手で、2017-18シーズンからレアル・マドリードでも背番号10を背負うことになりました。
身長174cm体重65kgと大柄選手の多いクロアチア代表の中では小柄な選手です。
運動量が豊富で、ピッチ内を精力的に動き回ってゲームを組み立てることができ、攻撃も守備も両方こなすことができる選手です。
キャプテンとしてだけでなく、プレーでもクロアチア代表の中心選手といえるのではないでしょうか。
続いて、スペインのバルセロナでプレーするMFイヴァン・ラキティッチ選手です。
バルセロナ移籍前のセビージャでは司令塔として君臨していたのですが、バルセロナでは脇枠として活躍しています。
運動量も豊富で、正確なパスも持ち合わせているので、ルカ・モドリッチ選手と共存してクロアチア代表を勝利に導くことができるでしょう。
最後に、点取り屋FWマリオ・マンジュキッチ選手です。
イタリアのユベントスでプレーする選手で、身長187cm体重85kgと大柄ながら足元の技術も高く、得点感覚に優れた選手です。
まとめ
クロアチア代表は、2018ワールドカップグループリーグでグループDに所属します。
グループDにはアルゼンチン、アイスランド、ナイジェリアがいて、どのチームが勝ち抜けてもおかしくない状況です。
アイスランドとはヨーロッパ予選で同組、2014ワールドカップでもヨーロッパ予選のプレーオフで対戦し、その時はクロアチアが勝利したという間柄です。
お互い手の内を知りつくしているチーム同士ではないでしょうか。
クロアチ代表は2018ワールドカップ初戦でナイジェリア代表と対戦しました。
アフリカのスター軍団です。
その試合はルカ・モドリッチ選手のコーナーキックからの得点と、同選手のPKによる得点により勝利しました。
前線にタレントが豊富なクロアチア代表ですが、守備が安定していたのが印象的でした。
続く2戦目のアルゼンチン代表選では、3対0の勝利でグループリーグ予選突破を決めています。
モドリッチ選手とラキティッチ選手が揃って得点をし、攻守に渡って2人のバランスが非常に良かった印象です。
3戦目のアイスランド代表と、どのように戦うのか楽しみですね。
グループDを1位通過すると、次はグループC2位との対戦、ベスト8まで視界が開けてきそうです。