アヤックスはオランダ・エールディビジョンで最多優勝回数を誇る名門クラブです。
ホームスタジアムはアムステルダムにあるヨハン・クライフ・アレナで、約53,000人を収容することができます。
数々のオランダを代表する選手を輩出しており、若手の宝庫とも呼んで良いでしょう。
近年は若手選手が育つと他のヨーロッパのビッククラブへと移籍してしまい、チャンピオンズリーグ優勝からは遠ざかっていますが、2018-19年シーズンは優勝の可能性が出てきました。
DFマタイス・デ・リフト選手やMFフランキー・デ・ヨング選手といったビッククラブから注目される選手が育ち、一方ベテラン選手も活躍しており、久しぶりの優勝に向けて歯車が噛み合っています。
そんなアヤックスについて、そしてアヤックスの注目選手についてご紹介したいと思います。
アヤックスにはライカールトやデ・ブール兄弟と豪華メンバーがいた?1994-95シーズン
オランダ・エールディビジョンの強豪クラブと言えば、アヤックス、PSV、フェイエノールトが挙げられます。
中でも、エールディヴィジョン最多優勝回数を誇るアヤックスはオランダの超名門クラブと言って良いでしょう。
特に、ヨハン・クライフ選手のいた1970年代、フランク・ライカールト選手、デ・ブール兄弟、パトリック・クライファート選手、エドガー・ダービッツ選手らそうそうたるメンバーを要した1990年代は黄金期と言って良いでしょう。
ヨーロッパの最高峰チャンピオンズリーグも制覇しています。
その後、国内優勝はするものの、1994-95シーズンを最後にチャンピオンズリーグ優勝からは遠ざかっています。
2018-19シーズンは、チャンピオンズリーグで久しぶりに躍進し、優勝が見えるところまで来ました。
一方、オランダ国内リーグも、アヤックス、PSVと2強といった感じで熾烈な優勝争いを繰り広げています。
2チームの躍進と共に、黄金期が終わり低迷していたオランダ代表も復活の兆しが見えてきました。
しばらく、オランダ人選手の活躍から目が離せなくなりそうです。
アヤックス若手マタイス・デ・リフトやフランキー・デ・ヨングはビッククラブへ移籍?
マタイス・デ・リフト
アヤックスの若手注目としてマタイス・デ・リフト選手が挙げられます。
2019年5月現在、19歳ですがアヤックスのディフェンスの要の選手です。
デイリー・ブリント選手と形成する最終ラインは非常に強固です。
デイリー・ブリント選手はマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験があり、マタイス・デ・リフト選手にとって非常に参考になる選手と思います。
マタイス・デ・リフト選手はアヤックスのアカデミー出身で、17歳でトップチームデビュー、そしてオランダ代表デビューを飾っています。
すでに、欧州のビッククラブへの移籍が噂されており、移籍先としてFCバルセロナ、ユベントス、バイエルンミュンヘンといった名前が挙げられています。
188cmの身長から繰り出すヘディングや後方からビルドアップ能力も非常に高く、今後活躍が益々楽しみな選手です。
フレンキー・デ・ヨング
アヤックスの若手注目選手としてもう一人、フレンキー・デ・ヨング選手を挙げたいと思います。
2019年5月1日現在21歳の選手で、主に中盤の底でプレーします。
フレンキー・デ・ヨング選手はヴィレムⅡの下部組織で育った選手で、17歳でトップチームデビューし、その後、アヤックスに移籍しました。
2019-20シーズンは名門バルセロナへの移籍が決まっており、チャンピオンズリーグ優勝をアヤックスでの置き土産にしたいところです。
フレンキー・デ・ヨング選手は主に中盤そしてディフェンスと幅広いポジションをこなすことができるユーティリティープレイヤーです。
広い視野を持ち合わせており、正確なフィードも持ち味の一つです。
オランダ代表でもプレーしており、これから名前を聞くことが増えるのではないでしょうか。
2018-19シーズンのアヤックスでは、クラース・ヤン・フンテラール選手やドゥシャン・ダディッチ選手のように得点を量産するベテラン選手の活躍からも目が離せません。
ベテラン選手の活躍は有力な若手選手が育つ原動力にもなっているのではないでしょうか。
チャンピオンズリーグ準決勝!トッテナムと対戦?アヤックスのフォーメーション
チャンピオンズリーグ準決勝トッテナムと対戦したアヤックスのフォーメーションです。
アヤックスのフォーメーションは、オランダ代表でも定番の4-3-3です。
試合は前半からアヤックスがボールを保持し、優位に試合を進めていました。
先制点はハキム・ツィエク選手からのパスを受けたドニー・ファン・デ・ベーク選手が冷静にゴールに流し込みました。
結果は1対0でアヤックスの勝利です。
チャンピオンズリーグ決勝戦に一歩近づきました。
まとめ
アヤックスのライバルPSVも2018-19シーズンは好調で、イルビング・ロサーノ選手やステーフェン・ベルフワイン選手のような若手が育って来ています。
出場したチャンピオンズリーグはグループリーグ敗退となってしまったものの、オランダ・エールディビジョンではアヤックスと熾烈な優勝争いを繰り広げています。
オランダリーグが盛り上がっています。