第102回全国高校サッカー選手権大会!優勝候補・得点王・プロ内定・注目選手?組み合わせは?

第102回全国高校サッカー選手権大会は、2023年12月28日から2024年1月8日の期間で開催される予定です。

抽選会は11月20日に行われ組み合わせが決定、抽選会は14:00~日テレジータスで生中継されるようです。

前回101回大会は岡山学芸館高校が初優勝、2023年夏のインターハイは明秀日立高校が初優勝しています。

そして、第102回大会は群雄割拠、大本命なき熾烈な優勝争いが展開されそうです。

プレミアリーグで上位争いをする青森山田高校尚志高校静岡学園高校米子北高校、そして前回覇者・岡山学芸館高校、夏の王者・明秀日立高校に注目です。

また選手権常連の強豪校、前橋育英高校市立船橋高校帝京長岡高校大津高校昌平高校も上位争いをするでしょう。

そして、スター選手誕生を期待したいです。

興國高校の宮原勇太選手のように、高校卒業を待たず、高3でポーランド1部グールニク・ザブジェへの海外移籍を決めた選手も現れました。

前回の第101回大会及びインターハイで活躍した注目選手

前回の第101回大会及び夏のインターハイで活躍した選手をご紹介します。

得点王候補としては、共にJリーグに内定している市立船橋高校の郡司璃来選手、大津高校の碇明日麻選手、プレミアLで得点を量産する青森山田高校の米谷壮史選手、そして11月開催のU17ワールドカップで得点を量産する高岡伶颯選手に注目です。

高校名 ポジション/名前 備考
青森山田高校 DF山本虎 U16日本代表
MF谷川勇獅 2年生・U17日本高校選抜候補
前橋育英高校 GK雨野颯真 優秀選手、U17日本代表
昌平高校 MF山口豪太 1年生・U16日本代表
MF長璃喜 1年生・U16日本代表
市立船橋高校 DF内川遼 U17日本代表
FW郡司璃来 清水エスパルス内定
東山高校 DF志津正剛 優秀選手
岡山学芸館高校 GK平塚仁 優秀選手、U17日本高校選抜
高川学園高校 FW山本吟侍 U17日本代表
大津高校 MF碇明日麻 水戸ホーリーホック内定
DF田辺幸久 優秀選手、U17日本高校選抜
神村学園高校 DF吉永夢希 優秀選手、U17日本代表、海外移籍
FW西丸道人 ベガルタ仙台内定
FW名和田我空 注目の2年生・U17日本代表

第102回全国高校サッカー出場校決定・明桜、山形明正が一番乗り!

第102回全国高校サッカー選手権大会への出場校をご紹介していきます。

全国出場一番切符を獲得したのは、10月21日に決勝戦が行われた秋田県代表の明桜高校、山形県代表の山形明正高校です。

地区 高校名 決勝戦他
北海道 北海 3対2旭川実、プリンスL北海道で優勝、プレミアL参入なるか
青森 青森山田 9対0野辺地西、27大会連続出場、プレミアL優勝
岩手 遠野 1対0専大北上、3年ぶり出場
秋田 明桜 2対0秋田商、2大会連続出場
山形 山形明正 1対0羽黒、初出場
宮城 仙台育英 1対0東北学院、プリンスL東北所属チーム破り2年ぶり出場
福島 尚志 3対0聖光学院、タレント充実し3年連続出場、プレミアLでも上位
茨城 明秀日立 4対0霞ケ浦、夏のインターハイ優勝校が4年ぶり出場
栃木 矢板中央 2対1国学栃木、選手権常連校が2年ぶり出場
群馬 前橋育英 2対0健大高崎、タイガー軍団が3年連続出場
埼玉 昌平 2対0浦和南、プレミア強豪が藤島崇之監督退任乗り越え2連覇
千葉 市立船橋 5対1日体大柏、3年ぶり出場、決勝で郡司璃久がハットトリック
東京A 早稲田実業 2対0國學院久我山、強豪破り初出場
東京B 堀越 1対1(3対2)修徳、2年ぶり出場
神奈川 日大藤沢 1対0桐蔭学園、夏のインターハイ・ベスト4が2年連続出場
山梨 帝京第三 3対2日本航空、8年ぶり出場
長野 松本国際 1対0都市大塩尻、2年連続出場
新潟 帝京長岡 5対2開志学園、2年ぶり出場、来年はプレミアLへ昇格
富山 富山第一 3対0富山北部、9年連続出場
石川 星陵 2対0鵬学園、プリンスL北信越対決制し4年連続出場
福井 丸岡 2対1福井商、6大会連続出場
静岡 静岡学園 2対1藤枝東、2年ぶり出場、J内定3人を擁するプレミアL強豪
愛知 名古屋 0対0(5対3)刈谷、プリンスL東海所属チームを破り初出場
岐阜 帝京大可児 6対2美濃加茂、5年連続出場
三重 四日市中工 4対0宇治山田商、4年ぶり出場
滋賀 近江 2対1草津東、2年連続出場、プリンスL関西2位、プレミアL参入戦
京都 京都橘 2対1東山、プリンスL関西所属対決を制し3年ぶり出場
大阪 東海大仰星 4対0履正社、7年ぶり出場、プリンスLでも首位争いと好調
兵庫 神戸弘陵 3対1神戸科技、3年ぶり出場、プリンL関西2部で優勝争い
奈良 奈良育英 2対1生駒、3年連続出場
和歌山 初芝橋本 2対1和歌山北、3年ぶり出場
鳥取 米子北 2対1鳥取城北、プレミアLで上位争いする強豪校が14大会連続出場
島根 立正大淞南 2対0益田東、2年連続出場、プリンスL中国所属の選手権常連校
岡山 岡山学芸館 1対0玉野光南、前回大会優勝校が3年連続出場、2連覇なるか
広島 広島国際学院 1対0瀬戸内、プリンスL中国チーム破り夏冬連覇、冬は初出場
山口 高川学園 2対0聖光、5年連続出場、21年度選手権4強の実力校
香川 大手前高松 1対0高松商、3年ぶり出場、プリンスL四国所属
徳島 徳島市立 6対0徳島科学技術、2年連続出場、プリンスL四国で首位争い
愛媛 今治東中等 2対0済美、2年ぶり出場、プリンスL四国所属
高知 明徳義塾 4対3高知国際、3年ぶり出場
福岡 飯塚 1対0東福岡、2年連続出場、東福岡リベンジならず
佐賀 佐賀東 5対0佐賀商、2年ぶり出場、プリンスL九州2部チームが勝利
長崎 長崎総科大附 3対1国見、インターハイ・ベスト4を破り2年ぶり出場
熊本 大津 2対1熊本商、3年連続出場、プレミアL所属、公立の雄
大分 柳ヶ浦 2対1大分、18年ぶり出場
宮崎 日章学園 6対1宮崎日大、2年連続出場、注目U17日本代表・高岡伶颯選手
鹿児島 神村学園 1対0鹿児島城西、7大会連続出場、来年は両校プレミアLで対決
沖縄 名護 0対0(4対3)那覇西、初出場

第102回高校サッカー組み合わせ決定!激戦ブロック・注目の対戦カードは?

第102回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が11月20日に行われました。

激戦ブロック、注目の対戦カードなどをご紹介していきます。

Aブロック 激戦ブロック!注目カード?岡山学芸館vs尚志

Aブロックには、優勝候補の尚志高校市立船橋高校、そして帝京長岡高校岡山学芸館高校など強豪校が集まりました。

ダークホースとして日章学園高校を挙げたいと思います。

2回戦屈指の好カードは、岡山学芸館高校vs尚志高校です。

Bブロック 最激戦ブロック!プレミアL強豪集まる

Bブロックは、最激戦ブロックとなりました。

青森山田高校静岡学園高校昌平高校米子北高校大津高校と高校年代最高峰プレミアリーグに所属するチームが集まりました。

2回戦で青森山田高校は、激戦・福岡県を勝ち上がった飯塚高校と対戦します。

Cブロック 関東の強豪校が集まるブロック!最後に神村学園も

Cブロックには、関東の強豪校が集まりましたが、最後に鹿児島県予選を勝ち抜いた昨年ベスト4の神村学園高校が加わりました。。

関東の強豪校は、夏のインターハイ優勝の明秀日立高校、ベスト4の日大藤沢高校、プレミアリーグに所属する前橋育英高校、選手権に強い矢板中央高校です。

プリンスリーグで上位争いをする東海大仰星高校近江高校徳島市立高校にも注目です。

Dブロック 本命なき混戦模様!どこが勝ち上がるか

Dブロックは、本命なき混戦模様、どこが勝ち上がるか分かりません。

京都橘高校を筆頭に、帝京大可児高校丸岡高校富山第一高校が対抗馬です。

第102回高校サッカー開幕!結果は?注目の強豪校・注目選手が活躍

第102回全国高校サッカー選手権大会が12月28日に開幕しました。

結果をご紹介します。

Aブロック 市立船橋がベスト4!郡司璃久は得点王へゴール量産

ベスト8は、注目FW郡司璃久選手擁する市立船橋高校とプリンスリーグ所属チームを次々と破った名古屋高校になりました。

プレミアリーグ所属の市立船橋高校が勝利しベスト4に進出しました。

Bブロック プレミアリーグ対決制し青森山田がベスト4!

最激戦ブロックを勝ち上がりベスト8に進出したのは、青森山田高校昌平高校となりました。

プレミアリーグEASTでの対戦成績は青森山田高校の1勝1分でしたが、選手権でも青森山田高校に軍配が上がりました。

Cブロック 近江がベスト4へ!神村学園は敗退

ベスト8は、昨年ベスト4、そして悲願の優勝を目指す神村学園高校とプリンスリーグ関西2位の近江高校でした。

神村学園高校は注目の2年生・名和田我空選手が3試合連続ゴールを挙げましたが、近江高校の多彩な攻撃によりベスト8で敗退となりました。

Dブロック 堀越がベスト4へ快進撃!

ベスト8は、初戦アディッショナルタイムに得点し劇的勝利を収め勢いに乗る佐賀東高校堀越高校でした。

所属する東京都1部では苦戦しましたが、2020年大会以来のベスト8に進出した堀越高校がベスト4に進出しました。

準決勝 ①青森山田vs市立船橋➁近江vs堀越

第102回高校サッカー選手権の準決勝は青森山田高校vs市立船橋高校近江高校vs堀越高校となりなりました。

第1試合:青森山田高校vs市立船橋高校 1対1(PK4対2)

青森山田高校と市立船橋高校は同じプレミアリーグEASTに所属する強豪同士の対戦、今シーズンは青森山田高校が1勝1分と勝ち越していました。

前半は青森山田高校ペース、後半は市立船橋高校ペースの白熱した戦いはPK戦での決着となりました。

第2試合:近江高校vs堀越高校 3対1

近江高校と堀越高校は初のベスト4同士の対戦、多彩な攻撃力を持つ近江高校に軍配が上がり、地元堀越高校は敗退となりました。

決勝 青森山田vs近江 青森山田が4度目優勝!正木監督として初優勝

第102回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦は、絶対王者・青森山田高校が4度目の優勝を達成するか、近江高校が初優勝を達成するか注目が集まりました。

青森山田高校が先制、近江高校も一時同点に追いつきましたが、同点後にギアを上げた青森山田高校が3対1と勝利しました。

青森山田高校は黒田前監督退任後、正木監督として初年度でしたが、見事優勝を達成しました。

第102回高校サッカー選手権・大会優秀選手が発表

第102回全国高校サッカー選手権大会の大会優秀選手34人が発表されました。

2年生から5人選ばれており、来年の選手権での活躍も期待したいです。

◆GK(3人)

鈴木将永(青森山田/3年)

雨野颯真(前橋育英/3年)

吉富柊人(堀越/3年)

◆DF(10人)

山本虎(青森山田/3年)

小泉佳絃(青森山田/3年)

菅澤凱(青森山田/3年)

森奏(堀越/2年)

足立遼馬(名古屋/3年)

西村想大(近江/3年)

金山耀太(近江/3年)

江頭瀬南(佐賀東/2年)

五嶋夏生(大津/2年)

吉永夢希(神村学園/3年)

◆MF(11人)

芝田玲(青森山田/3年)

杉本英誉(青森山田/3年)

吉田裕哉(明秀日立/3年)

長準喜(昌平/3年)

太田隼剛(市立船橋/3年)

高田優(静岡学園/3年)

西飛勇吾(近江/3年)

山門立侑(近江/3年)

浅井晴孔(近江/3年)

宮川昇太(佐賀東/3年)

名和田我空(神村学園/2年)

◆FW(10人)

米谷壮史(青森山田/3年)

臼田成那(明桜/3年)

小田晄平(昌平/3年)

郡司璃来(市立船橋/3年)

久保原心優(市立船橋/2年)

中村健太(堀越/3年)

堀颯汰(帝京長岡/3年)

水永直太朗(東海大仰星/3年)

北藤朔(神戸弘陵学園/3年)

西丸道人(神村学園/3年)

2024年度高校サッカープロ内定!興國・宮原勇太は高3で海外挑戦

高校サッカーで活躍する選手の中で、プロ入り内定した選手をご紹介します。

所属高校 ポジション/名前 内定チーム
尚志高校 MF安齋悠人 京都サンガ
桐生第一高校 DF中野力瑠 ザスパクサツ群馬
帝京高校 DF梅木怜 FC今治
MF横山夢樹 FC今治
市立船橋高校 FW郡司璃久 清水エスパルス
桐光学園高校 MF斎藤俊輔 水戸ホーリーホック
日大藤沢高校 DF尾野優日 水戸ホーリーホック
静岡学園高校 GK中村圭佑 東京ヴェルディ
MF高田優 徳島ヴォルティス
MF神田秦真 川崎フロンターレ
興國高校 MF圀武勇斗 奈良クラブ
MF宮原勇太 グールニクザブジェ
飯塚高校 DF藤井葉大 ファジアーノ岡山
大津高校 MF碇明日麻 水戸ホーリーホック
宮崎日大高校 DF松下衣舞稀 横浜FC
神村学園高校 FW西丸道人 ベガルタ仙台
MF吉永夢希 ゲンク
鹿児島城西高校 MF芹生海翔 藤枝MYFC

第102回全国高校サッカー!応援リーダー・応援歌・応援マネージャー

応援リーダーはドイツ・ボーフムの浅野拓磨選手

第102回全国高校サッカー選手権大会の応援リーダーは、ドイツ・ボーフムに所属する浅野拓磨選手に決定しました。

浅野拓磨選手は、三重・四日市中央工業高校で、3大会連続で全国大会に出場、サンフレッチェ広島に入団し、現在はドイツ1部のボーフムでプレーしています。

日本代表としては、去年のカタールW杯で、グループリーグ初戦、格上のドイツから決勝ゴールを奪い、大金星の立役者になりました。

応援歌はBE:FIRSTのGlorious

今大会の応援歌は、7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTGloriousに決定しました。

代表曲「Bye-Good-Bye」はストリーミング総再生回数1億回を突破しています。

応援マネージャーは藤崎ゆみあさんに決定!

今大会で19代目となる応援マネージャーは、藤崎ゆみあさんに決定しました。

藤崎ゆみあさんは、今年の夏、日本テレビ系「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」でドラマデビューを果たした注目の現役高校生俳優です。

今後の益々の活躍に期待し、選手権を盛り上げてほしいと思います。

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