2019年6月女子ワールドカップのフランス大会が開幕します。
大会期間は、2019年6月7日から7月7日となります。
佐々木則夫前監督の後を引き継いだ高倉麻子監督のかじ取りに注目です。
2018年4月のアジアカップと8月のアジア大会を制し、波に乗るなでしこジャパン、あの感動をもう1度といったところでしょうか。
2011年以来2大会ぶりの優勝を目指します。
アジアカップの戦い、日本代表のメンバー、女子ワールドカップ2019の組み合わせをご紹介したいと思います。
女子アジアカップ2018で優勝!女子W杯出場決定?なでしこジャパン復活へ
2018年4月ヨルダンで行われた女子アジアカップで、なでしこジャパンは見事に優勝しました。
女子ワールドカップ2019の予選も兼ねており、同時に出場権も勝ち取りました。
なでしこジャパンは予選グループBに入り、非常に厳しいグループでしたが、なんとか勝ち上がり優勝しています。
予選グループは下記の通りでした。
【グループA】
1. 中国
2. タイ
3. フィリピン
4. ヨルダン
【グループB】
1. オーストラリア
2. 日本
3. 韓国
4. ベトナム
予選グループで日本はベトナムに4対0で勝利、その後、韓国と0対0、オーストラリアと1対1と1勝2分でした。
オーストラリア、日本、韓国が1勝2分で並び、得失点差でも日本と韓国が並んだ為、総得点の多い日本が2位になりました。
これで8大会連続の女子ワールドカップへの出場が決定しました。
準決勝は中国に3対1で勝利し、続く決勝ではオーストラリアに1対0と勝利しました。
FW横山久美選手が、決勝戦ではスーパーゴールを決め、通算でも4得点と大活躍しました。
女子ワールドカップ2019のメンバーは?INAC神戸や日テレベレーザが多い!
女子ワールドカップ2019のメンバーはどうなるのでしょうか。
女子アジアカップ2018のメンバーがベースになるのではないでしょうか。
女子アジアカップのメンバーは下記となっています。
※青字は前回大会ワールドカップ2015の出場メンバーです
アジアカップ同様、海外で活躍する選手や2019年1月1日に決勝が行われた皇后杯第40回全日本女子サッカー選手権大会で優勝した日テレベレーザや準優勝したINAC神戸レオネッサから多数選ばれると思われます。
前回大会2015年は、澤穂希選手や宮間あや選手といった核になる選手がいました。
今回はどの選手が核になるのでしょうか。
アジアカップではベテランの川澄奈穂美選手を召集しました。
本番では、2015年ワールドカップも経験するCB熊谷紗希選手やエースFW岩渕真奈選手が核となって、活躍することに期待します。
2019年2月27日~3月5日アメリカ遠征!なでしこジャパン強豪と対戦
2019年2月27日から3月5日、なでしこジャパンは2019SheBelieves Cupに挑みました。
強豪アメリカ代表、ブラジル代表、イングランド代表との対戦です。
今回のメンバーは下記となっています。
※青字はアジアカップからの入れ替えメンバーです
初戦は、アメリカ代表との対戦です。
先発メンバーには今回、代表初キャップとなるMF松原有沙選手、FW小林里歌子選手が名を連ねました。
なでしこジャパンは中島依美選手、籾木結花選手がゴールを挙げて、2対2の引き分けで初戦を終えました。
続く第2戦は、ブラジル代表との対戦です。
この試合でも、代表初キャップとなる選手を起用、南萌華選手、宮川麻都選手がスターティングメンバーに入りました。
なでしこジャパンは、籾木結花選手、小林里歌子選手、長谷川唯選手がゴールを決めて、3対1と見事勝利しました。
最終戦は、優勝をかけ、イングランド代表と対戦です。
イングランド代表はワールドカップでも対戦する相手ですので負けられない戦いです。
しかしながら、結果は0対3の敗戦に終わりました。
なでしこジャパンは同大会を3位で終え、優勝はイングランド代表となりました。
新戦力を試すことができたので、非常に有意義な大会だったと思います。
2019年4月1日~11日ヨーロッパ遠征!なでしこはフランス・ドイツと対戦
2019年4月1日から11日、なでしこジャパンはヨーロッパ遠征を行いました。
ワールドカップ前に、ヨーロッパの強豪、フランス代表とドイツ代表と対戦する非常に貴重な遠征です。
今回のメンバーは下記となっています。
※青字はアジアカップ、アメリカ遠征から新たに加わったメンバーです
初戦は、女子ワールドカップ開催国フランス代表との対戦です。
来場者15,379人と、18,000人収容のスタジアムがほぼ満席状態です。
試合はフランス代表に先制されますが、小林里歌子選手が同点ゴールを挙げます。
しかしながら、そのフランス代表に2点を決められ、試合は1対3で敗れてしまいました。
フランス代表の素早いサイド攻撃に手を焼き、押し込まれた形が続く試合となりましたが、非常に良い経験ができた試合だったと思います。
第2戦はドイツ代表との対戦です。
フランス代表との試合内容を反省し、試合に臨みます。
なでしこジャパンは、長谷川唯選手が先制点を決め、追いつかれた後、横山久美選手が得点を挙げ、非常に良い流れでしたが、ミスから失点し、2対2の引き分けに終わりました。
さあ、次はいよいよワールドカップメンバー発表です。
女子ワールドカップ2019組み合わせ決定!予選グループ突破へ
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女子ワールドカップ2019の組み合わせが決定しました。
なでしこジャパンはポット1のシードには入れませんでしたが、比較的恵まれた組み合わせになったでしょうか。
組み合わせは下記となっています。
ランキングで、アメリカの1位は変わりませんが、ヨーロッパの国々が非常に力をつけています。
厳しい戦いが続きますが、まずはグループリーグを突破し、優勝に向けて頑張って欲しいと思います。
女子ワールドカップ・フランス大会メンバー発表!なでしこジャパンは?
2019年5月10日女子ワールドカップ・フランス大会に出場するなでしこジャパンのメンバーが発表されました。
これまで、いろいろなメンバーを試す中で、高倉麻子監督が選んだメンバーです。
※太字はワールドカップ2015準優勝メンバー、青字はU20ワールドカップ2018優勝メンバー
前回のワードカップ2015に出場し準優勝したメンバーやU20ワールドカップ2018に出場し見事、優勝した若手メンバーも召集しています。
ベテランと若手が融合し、特に若手選手が大会を通じて成長し、躍進することを期待したいです。
キャプテンは熊谷紗希選手が務めます。
優勝を目指して頑張って欲しいと思います。
第1戦アルゼンチンと対戦!堅守を崩せず引き分けに?次戦勝利が必須
女子ワールドカップ・フランス大会がいよいよ開幕しました。
日本代表は、過去の対戦で相性の良い、女子ワールドカップ未勝利のアルゼンチン代表と対戦しました。
先発メンバーとフォーメーションは下記となりました。
日本代表の不安は、けが人が多いことです。
日本代表は立ち上がりから、攻撃的に行きますが、全員で引いて守るアルゼンチン代表の守備網を崩すことができません。
グループ内で格下のアルゼンチン代表なだけに、何としても勝利が欲しい試合でしたが、結局得点を奪えずスコアレスドローとなりました。
次戦はグループリーグ突破に向けて勝利が必須条件になります。
第2戦スコットランド代表に勝利!勝ち点3をゲットしグルーリーグ突破へ前進
日本代表は第2戦、スコットランド代表と対戦しました。
先発メンバーは第3戦から3人を入れ替えて臨みます。
勝たないといけないというプレッシャーの中、日本代表は積極的に攻撃を仕掛けます。
前半23分、岩渕真奈選手が中央付近でパスを受けると、目の覚めるような先制点をスコットランドゴールに突き刺します。
男子並みのキック力を誇る、岩渕真奈選手の特徴がでたのではないでしょうか。
さらに、前半37分、菅澤優衣香選手がPKを獲得、自ら決めて2対0とリードします。
その後、後半終了間際に、不用意なパスミスからスコットランド代表に得点を奪われますが、
2対1で逃げ切り、初勝利を挙げました。
第3戦は、グループ内最大のライバル、イングランド代表と対戦します。
イングランド代表は2連勝で、既にグルーリーグ1位突破を決めており、日本代表は引き分け以上でグルーリーグ突破となります。
安心はできませんが、グルーリーグ突破へ向けて好条件が揃っています。
第3戦イングランド代表に敗れるもグループリーグ突破!2位に
女子ワールドカップ第3戦、日本代表はイングランド代表と対戦しました。
FIFAランク3位の強豪です。
先発メンバーは下記となりました。
攻撃的な布陣で臨むものの、相性の悪いイングランド代表との対戦は、あまり良いところがなく0対2で敗れてしまいました。
さあ、次はいよいよ決勝トーナメントです。
決勝トーナメント初戦の相手は、オランダ代表に決まりました。
オランダ代表はグループEを首位通過しています。
FIFAランクは8位と、7位の日本代表が上のランクとなります。
ここから勢いに乗ることができるでしょうか。