第97回全国高校サッカー選手権大会が開幕!優勝候補同士が対戦?J内定候補を探せ

2018年12月30日、いよいよ第97回全国高校サッカー選手権大会が開幕です。

開幕戦は東京都代表の駒澤大高校と沖縄県代表の那覇西高校が対戦します。

これから、大会が進むにつれてどんな高校が台風の目となるのか、またどんな選手が活躍するのか非常に楽しみです。

J内定選手も多数出場しますが、この大会で活躍し、新たにJ内定を勝ち取る選手が現れるのかその点も非常に楽しみです。

これから、大会が進むにつれて、その内容をご紹介していきたいと思います。

12月30日31日 1回戦 今大会屈指の好カードは優勝候補同士!桐光学園対大津高校

第97回全国高校サッカー選手権大会1回戦屈指の好カードは優勝候補同士の1戦です。

神奈川県代表の桐光学園高校対熊本県代表の大津高校です。

桐光学園高校には、U16日本代表の西川潤選手がおり、一方の大津高校には、湘南ベルマーレ内定のDF福島隼斗選手がいます。

U18日本代表DF吉村仁志選手と組む、大津高校のディフェンスラインは非常に強固で、その対戦が楽しみです。

西川潤選手は直前に行われたU19日本代表にも飛び級で召集された逸材で今大会注目の選手です。

開幕戦 駒澤大高vs那覇西 PK戦にもつれる

第97回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦は東京都代表の駒澤大高校と沖縄県代表の那覇西高校が対戦しました。

ホームの試合に近い状態で、たくさんの声援をうける駒澤大高校が押し気味に試合を進め、前半35分、2年生ながら10番を背負う原田大渡選手が先制ゴールを挙げました。

その後も、駒澤大高校は、パスをつなぎながら那覇西高校のゴールに迫ります。

時折見せるロングスローは相手にとって脅威でした。

一方の那覇西高校はカウンターから惜しいチャンスを何度か作り出していました。

そして、後半ついに那覇西高校の宮國永遠選手が、豪快なミドルシュートを駒澤大高校のゴールに突き刺します。

後半終了間際には、駒澤大高校の7番涌井蓮選手の放ったシュートをGK新垣凱斗選手がスーパーセーブではじき出し、ポストに当たって難を逃れました。

試合はそのままPK戦に突入し、互いに譲らず11人目のゴールキーパー決着になりました。

先行の駒澤大高校のGK齊藤我空選手が失敗、那覇西高校のGK新垣凱斗選手は見事決めて決着しました。

風が強き、コンディションが難しいなかで、すばらしい初戦だったと思います。

Aブロック 注目対決は浦和南vs東福岡 帝京長岡の晴山岬がハットトリック

Aブロック注目対決では、東福岡高校が浦和南高校に4対0で勝利しました。

1トップのFW大森慎吾選手が2得点、そして注目の2年生、荒木遼太郎選手も1得点決めています。

優勝候補の東福岡高校が上々のスタートです。

2回戦は尚志高校と対戦ですので、非常に楽しみな1戦になります。

そして、他の試合では、新潟県代表の帝京長岡高校晴山岬選手が3得点とハットトリックを決めています。

帝京長岡高校はレギュラーの半数以上が2年生で、晴山岬選手も2年生です。

晴山岬選手は、U18フットサル選手権でMVPを獲得しており、足技が巧みな選手です。

2回戦では旭川実業高校と対戦しますが、プリンスリーグ勢同士の楽しみな1戦になります。

【試合結果】

東福岡  対 浦和南  4対0

尚志   対 神村学園 1対1(5対3)

帝京長岡 対 高知西  6対0

旭川実業 対 和歌山北 2対0

Bブロック 注目対決は桐光学園vs大津 大津の大竹悠聖がハットトリック

Bブロック注目の桐光学園高校対大津高校は、0対5で大津高校の圧勝でした。

大津高校の背番号8、大竹悠聖選手がなんとハットトリックを達成しました。

インターハイで優秀選手に選ばれた選手で、その実力を発揮しました。

他の試合では、立正大淞南高校が期待のFW鶴野怜樹選手と藤井奨也選手の2得点ずつにより、4対0と好発進しています。

【試合結果】

大津    対 桐光学園 5対0

大分    対 東邦   3対1

那覇西   対 駒澤大高 1対1(10対9)

立正大淞南 対 岐阜工  4対0

Cブロック 注目対決は国士館vs米子北 岡山学芸の永田一真がハットトリック

米子北高校対国士館高校の1戦は、1対0で米子北高校が勝利ました。

米子北高校は、1年生FW崎山友太選手の1点をしっかりと守り抜きました。

今シーズンはプレミアリーグWESTで戦っており、堅守速攻が特徴のチームですが、その実力をしっかりと発揮しました。

崎山友太選手は沖縄県出身のストライカーで、これからの活躍が非常に楽しみです。

同じCブロックで、岡山学芸館高校の10番、永田一真選手が3得点とハットトリックを達成しています。

永田一真選手は、1年生からトップチームでプレーしており、選手権は1年生以来2度目の出場です。

1年時はフォワード、2年時はボランチ、そして今年は4-1-4-1の2列目でプレーしています。

チームのキャプテンでもあり、ドリブルにパスにシュートにと非常に多彩な能力を持っています。

今後、得点を量産していくことを期待したいです。

【試合結果】

岡山学芸館 対 遠野  4対0

仙台育英  対 一条  4対2

米子北   対 国士館 1対0

丸岡    対 東山  2対2(5対4)

Dブロック 注目対決は明秀日立vs大阪学院

初出場大阪学院高校対明秀日立高校は、0対1で明秀日立高校が勝利しました。

大阪学院高校が終始押し気味に試合を進めましたが、1チャンスをしっかりと決めた明秀日立高校に軍配が上がっています。

明秀日立高校は、球際が非常に激しく、昨年の選手権でもベスト8に進んだ実力をしっかり発揮しています。

昨年3回戦で大阪桐蔭高校にPK戦で勝利しており、2年連続で大阪府の高校を破っています。

明秀日立高校は、2回戦で名門、星稜高校と対戦します。

星稜高校は1回戦でチームの点取り屋、背番号10の岩岸宗志選手が2得点決めており、岩岸宗志選手をいかにおさえるかがポイントになります。

【試合結果】

富山第一 対 西京    3対2

秋田商  対 四日市中央 2対0

明秀日立 対 大阪学院  1対0

星稜   対 関西学院  2対0

1月2日 2回戦 尚志対東福岡は来年プレミアリーグ勢同士の好カード

尚志高校は2018年プリンスリーグ東北で1位となり、プレミアリーグ参入戦も勝ち抜き、プレミアリーグに昇格しました。

1回戦は神村学園高校と対戦、1対1のままPK戦にもつれ込みました。

終了間際に、PK職人GK鈴木康洋選手を投入、采配が見事的中し、勝ち上がりました。

2回戦は東福岡高校と対戦することが決まり、2019年のプレミアリーグ勢同士の対戦となります。

非常にハイレベルな戦いが展開されるのではないでしょうか。

もう1校注目は、初戦6得点と大勝した帝京長岡高校です。

2018年プリンスリーグ北信越で3位でしたが、55得点を挙げ、圧倒的な得点力が魅力のチームです。

勢いに乗ると止まらないチームです。

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Aブロック 注目対決は浜松開誠館vs長崎総科大附 史上最長PK戦も

注目対決の浜松開誠館高校対長崎総科大附属高校の対戦は0対1で、鈴木冬一選手のいる長崎総科大附属高校が勝利しました。

静岡県勢は4年連続の初戦敗退となりました。

帝京長岡高校対旭川実業高校は2対2のままPK戦に突入、計38人が蹴り合い、17対16で帝京長岡高校が勝利しました。

38人のPK戦は史上最長記録となっています。

3回戦は、前年優勝の前橋育英高校対優勝候補の東福岡高校を破った尚志高校との楽しみな1戦が実現しました。

【試合結果】

前橋育英   対 宇和島東  2対0

尚志     対 東福岡   2対0

帝京長岡   対 旭川実業  2対2(17対16)

長崎総科大附 対 浜松開誠館 1対0

Bブロック 注目対決は日章学園vs矢板中央 優勝候補青森山田は6発快勝

点の取り合いが期待された日章学園高校対矢板中央高校の注目対決は、1対2で矢板中央高校が勝利しました。

矢板中央高校は、元々実力のある高校ですが、今大会のダークホスとして期待しています。

3回戦は立正大淞南高校との対戦です。

立正大淞南高校のFW藤井奨也選手は、すでに5得点を決めており、チームも2試合で合計10得点と波に乗るチームです。

非常に攻撃的なチーム同士の対戦になります。

2回戦から登場の優勝候補筆頭、青森山田高校は6発快勝です。

点取り屋檀崎竜孔選手は不発でしたが、右サイドで何度も仕掛けるバスケス・バイロン選手が目立っていました。

草津東高校のプレスをかわすために、ボランチがディフェンスラインに下がりながら、ゲームメイクしており、少し高校生離れしたチームの印象です。

3回戦はすでに5得点を決め、絶好調の大竹悠聖選手がいる大津高校との対戦です。

3回戦ではもったいないカードですが、非常にレベルの高い試合が期待できます。

【試合結果】

青森山田  対 草津東  6対0

大津    対 大分   2対2(4対2)

立正大淞南 対 那覇西  6対1

矢板中央  対 日章学園 2対1

Cブロック 注目対決は岡山学芸館vs仙台育英 10番永田一真に注目

注目対決の岡山学芸館高校対仙台育英高校は、1対0で岡山学芸館高校が勝利しました。

岡山学芸館高校の10番永田一真選手が、1回戦のハットトリックに続き、貴重な1点を挙げています。

3回戦は同じ中国地区の瀬戸内高校との対戦になります。

【試合結果】

瀬戸内   対 都市大塩尻 1対0

岡山学芸館 対 仙台育英  1対0

丸岡    対 米子北   1対0

日本航空  対 四学香川西 1対1(6対5)

Dブロック 注目対決は徳島市立vs流経大柏 エース熊澤和希が2得点

優勝候補の流経大柏高校対徳島市立高校との対戦は、2対1で流経大柏高校が勝利しました。

流経大柏高校は、エース熊澤和希選手が2得点としっかりと仕事をしました。

3回戦は本田圭佑選手の出身校、星稜高校と対戦します。

【試合結果】

龍谷    対 羽黒   3対0

秋田商   対 富山第一 1対0

星稜    対 明秀日立 1対0

流経大柏  対 徳島市立 2対1

1月3日 3回戦 優勝候補同士の対戦!得点王争いも過熱

3回戦の好カードは、前橋育英高校尚志高校青森山田高校大津高校です。

3回戦で当たるには少し早すぎる戦いになります。

また他も楽しみ対決が目白押しで目が離せません。

準々決勝に駒を進めるのは、どの高校になるでしょうか。

そして、大津高校の大竹悠聖選手と立正大淞南高校の藤井奨也選手が5得点を挙げており、得点王争いも今後注目です。

Aブロック

【試合結果】

尚志   対 前橋育英   2対1

帝京長岡 対 長崎総科大附 2対1

Bブロック

【試合結果】

青森山田 対 大津    3対0

矢板中央 対 立正大淞南 1対0

Cブロック

【試合結果】

瀬戸内  対 岡山学芸館 2対1

日本航空 対 丸岡    3対2

Dブロック

【試合結果】

秋田商  対 龍谷 1対1(4対2)

流経大柏 対 星稜 1対0

1月5日 準々決勝 埼玉スタジアムへ行くのはどの高校か?

Aブロック

Bブロック

Cブロック

Dブロック

以降、下記サイトを参照ください ↓↓

2019年に入り、第97回全国高校サッカー選手権大会もいよいよ大詰めです。 ベスト8が決まり、あと3回戦うと優勝が決まります。...

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