2018年10月、2019年ポーランドで開催されるU20ワールドカップ出場を目指し、アジア予選が始まっています。
インドネシアで開催されているAFC U-19選手権がアジア予選を兼ねており、U19日本代表が出場しています。
日本代表は決勝トーナメントで見事インドネシアに勝利し、2大会連続のU20ワールドカップ出場を決めました。
今後は、前回大会に続く2大会連続の優勝を目指します。
U19日本代表の決勝トーナメントでの戦いと注目選手をご紹介したいと思います。
U19日本代表は開催国インドネシアに勝利!2大会連続でU20ワールドカップへ
2019年に開催されるU-20ワールドカップ出場の為には、アジア予選でベスト4に進む必要がありました。
日本は予選グループBで北朝鮮、タイ、イラクと同組で、予選は3戦全勝で1位通過しました。
圧倒的な強さで勝ち上がったと言ってもいいでしょう。
続く決勝トーナメントではグループAを2位で勝ち上がって来た開催国インドネシアと対戦しました。
完全アウェイの中での戦いでしたので、非常に難しかったと思います。
前半40分、サンフレッチェ広島ユースの東俊希選手が目の覚めるようなロングシュートを決めました。
その後、2点目が決められず、インドネシアもカウンターで日本ゴールを狙います。
そんな中、久保建英選手がテクニックを見せました。
相手選手を引き付けながら絶妙なタイミングでパスを出し、宮代大聖選手のゴールをアシストしました。
開催国のインドネシアを無失点に抑え、U19日本代表は2対0で勝利しました。
激しい雨の中、集中力を切らさずに、ディフェンス陣もよく耐えきったと思います。
これまでの得点者は次の通りとなりました。
宮代大聖選手(川崎フロンターレU18)4点、斎藤光毅選手(横浜FCユース)3点、原大智選手(FC東京)2点、伊藤洋輝選手(ジュビロ磐田)1点、久保建英選手(横浜F・マリノス)1点、安部裕葵選手(鹿島アントラーズ)1点、滝裕太選手(清水エスパルス)1点、田川亨介選手(サガン鳥栖)1点、東俊希選手(サンフレッチェ広島ユース)1点です。
U19注目は東俊希?海外からも注目の田川亨介と青森山田高校の三國ケネディエブス!
今大会、初ゴールですがスーパーゴールを決めたサンフレッチェ広島ユースの東俊希選手は今後も注目です。
東俊希選手は、4-4-2フォーメーションの左サイドバックで出場しました。
予選グループ1戦目、2戦目に続く出場です。
サンフレッチェ広島のトップチームに2種登録されている東俊希選手は、身長180cmと大柄で、左利きの貴重な選手です。
次に、注目するのはサガン鳥栖に所属する田川亨介選手です。
2017年韓国で開催されたU20ワールドカップにも久保建英選手と一緒に飛び級で参加しています。
岡崎慎司選手の所属するイングランドプレミアリーグのレスターが獲得を検討と噂され、海外からも注目される選手です。
既にJ1の試合にも出場し、得点も記録しています。
2017年シーズンはJ1で24試合に出場しましたが、2018年シーズンはフェルナド・トーレス選手や金崎夢生選手といった大型補強の影響もあり出場機会が減少しているので、試合勘の不足は少し心配です。。
田川亨介選手の特徴は爆発的なスピードと左足から繰り出す強烈なシュートです。
パワフルさも魅力であり、今後さらなる活躍が期待されます。
そして、最後にもう1人、青森山田高校の三国ケネディエブス選手に注目です。
今回のU19日本代表は既にJリーグで活躍する選手やユースの選手がほとんどですが、唯一高校でプレーする選手で選ばれたのが三國ケネディエブス選手です。
ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、身長192cm、体重80kgと恵まれた体格であり、今後の成長が楽しみな選手です。
元々フォワードの選手であり、高校3年生から本格的にセンターバックに転向しました。
キックの精度が高く、左右から正確なロングフィードを繰り出します。
高さに加え、スピードも合わせ持つ選手で、将来日本代表にもなってほしいと思います。
まとめ
いよいよ次は決勝進出をかけて、サウジアラビア対オーストラリアの勝者と対戦します。
是非、次も勝利して決勝に進んでほしいと思います。
今回のU19日本代表は既にJリーグで活躍している選手も多数おり、非常に楽しみなチームですので頑張ってほしいです。
準決勝で強豪サウジアラビアと対戦!3バックを試し敗戦?サウジアラビアが優勝
U19日本代表は準決勝でサウジアラビアと対戦しました。
残念ながら0対2で敗れてしまいました。
初めて3バックを試しましたが、うまく機能せず、前半途中から4バックに戻しましたが追いつくことはできませんでした。
圧倒的にボールを支配され、悔しい敗戦ですが、是非本番で良い結果を残して欲しいと思います。
サウジアラビアは決勝でU19韓国代表を破り、優勝しました。
一足先に帰国した鹿島アントラーズ所属の安部裕葵選手は早速アジアチャンピオンズリーグで活躍しており、今回のメンバーには今後所属チームでの活躍を期待したいと思います。