立会外分売をご存知でしょうか?
立会外分売は新規株主を増やすことを目的として、企業が保有する株式を証券取引所の取引時間外に売り出す取引です。
メリットは2つあります。
1つ目は購入手数料が0円で入手できます。
2つ目はディスカウント価格で購入できます。
通常は前日の終値より3%前後安く購入することができます。
但し、次の点にご注意下さい。
仮に買えたとしても取引開始後に株価が下がることがあります。
申込者が多い場合は抽選で配分されることがあります。
東証1部へ市場変更したOrchestra Holdings!株式分割したシステムインテグレータ
5356 美濃窯業
美濃窯業はセメント・化学向け耐火れんが中堅企業です。
名証2部上場企業です。
2019年2月8日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 300,000株
2.分売予定期間 平成31年2月26~平成31年2月28日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
美濃窯業の発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 12,909千株
2.2019年3月純利益予想 900百万円
3.1株益 87.3円 (純利益÷発行済株式数)
今回、300,000株発行するので、1株益が84.9円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月8日立会外分売発表の翌日は前日終値560円から2月12日終値579円と株価は上がりました。
《画像元:四季報オンライン》
9902 日伝
日伝は産業機器、部品商社です。
動力伝導機器や軸受け主力でジェア首位級です。
東証1部上場です。
2019年2月12日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 200,000株
2.分売予定期間 平成31年2月19~平成31年2月22日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
日伝の発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 31,886千株
2.2019年3月純利益予想 4,360百万円
3.1株益 138.8円 (純利益÷発行済株式数)
今回、200,000株発行するので、1株益が138.0円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月12日立会外分売発表の翌日は前日終値1,560円から2月13日終値1,505円と株価は下がりました。
《画像元:四季報オンライン》
3984 ユーザーローカル
ユーザーローカルはSNS分析、ビッグデータ解析ツールやAIによる業務支援ツールの開発・提供する企業です。
マザーズ企業です。
2019年2月13日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 150,000株
2.分売予定期間 平成31年2月27~平成31年3月1日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
ユーザーローカルの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 3,696千株
2.2019年6月純利益予想 321百万円
3.1株益 86.8円 (純利益÷発行済株式数)
今回、150,000株発行するので、1株益が83.4円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月13日立会外分売発表の翌日は前日終値5,600円から2月14日終値4,950円と株価は下がりました。
《画像元:四季報オンライン》
6533 Orchestra Holdings
Orchestra Holdingsは運用型広告・SEOコンサルなどデジタルマーケティング事業やアプリ開発する企業です。
東証1部上場企業です。
2019年2月14日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 60,000株
2.分売予定期間 平成31年3月1~平成31年3月8日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
Orchestra Holdingsの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 8,527千株
2.2019年12月純利益予想 392百万円
3.1株益 46.0円 (純利益÷発行済株式数)
今回、60,000株発行したので、1株益が45.6円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月14日立会外分売発表の翌日は前日終値971円から2月15日終値851円と株価は上がりました。
《画像元:四季報オンライン》
3826 システムインテグレータ
システムインテグレータは独立系ソフト開発会社です。
ERPの開発請負、パッケージソフトの販売・保守が2本柱です。
東証1部上場です。
2019年2月14日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 500,000株
2.分売予定期間 平成31年2月21~平成31年2月26日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
システムインテグレータの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 11,078千株
2.2019年2月純利益予想 515百万円
3.1株益 46.5円 (純利益÷発行済株式数)
今回、500,000株発行するので、1株益が44.5円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月14日立会外分売発表の翌日は前日終値813円から2月15日終値712円と株価は下がりました。
《画像元:四季報オンライン》
2925 ピックルスコーポレーション
ピックルスコーポレーションは漬物最大手の企業です。
キムチや浅漬け等「ご飯がススム」シリーズが主力です。
東証1部上場企業です。
2019年2月14日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。
1.分売予定株式数 50,000株
2.分売予定期間 平成31年2月21~平成31年2月27日
3.実施の目的 株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上
ピックルスコーポレーションの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。
1.発行済株式数 6,398千株
2.2019年2月純利益予想 841百万円
3.1株益 131.4円 (純利益÷発行済株式数)
今回、50,000株発行したので、1株益が121.9円に下がります。
下記のチャートを確認していただくと分かりますが、2月14日立会外分売発表の翌日は前日終値2,012円から2月15日終値1,966円と株価は下がりました。
《画像元:四季報オンライン》
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