適時開示なう立会外分売お知らせ ファイバーゲート!テラスカイ!エヌリンクス!

立会外分売は新規株主を増やすことを目的として、企業が保有する株式を証券取引所の取引時間外に売り出す取引です。

メリットは2つあります。

1つ目は購入手数料が0円で入手できます。

2つ目はディスカウント価格で購入できます。

通常は前日の終値より3%前後安く購入することができます。

但し、次の点にご注意下さい。

仮に買えたとしても取引開始後に株価が下がることがあります。

申込者が多い場合は抽選で配分されることがあります。

ここでは3銘柄ご紹介します。

ファイバーゲート、テラスカイ、エヌリンクスです。

最終的には立会外分売終了まで内容を更新予定です。

9450 ファイバーゲートはマザースから東証1部目指す!

ファイバーゲートは2018年3月上場の会社です。

Wi-Fiサービス提供しています。

2018年10月1日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

1.分売予定株式数 476,000株

2.分売予定期間 平成30年10月17日(水)~平成30年10月19日(金)

実施の目的は、マーザースから東証1部への市場変更準備を目指しており、その形式要件充足の為、株式の流動性向上および株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るものです。

ファイバーゲートの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 9,523千株

2.2019年6月純利益予想 346百万円

3.1株益 36.3円   (純利益÷発行済株式数)

今回、476,000株発行したので、1株益が34.6円に下がります。

下記のチャートを確認していただくと分かりますが、10月1日立会外分売発表の翌日は前日終値1,998円から10月2日終値1,937円と株価は下がりました。

《画像元:四季報オンライン》

3915 テラスカイはマザースから東証1部目指す

テラスカイは2018年4月上場の会社です。

NHK受信契約・収集代行を主力にしています。

2018年10月12日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

1.分売予定株式数 121,400株

2.分売予定期間 平成30年10月30日(火)~平成30年11月1日(木)

平成30年8月14日に東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っています。

実施の目的は、マーザースから東証1部への市場変更における形式要件である株主数の充足をはかるために行うものです。

テラスカイの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 5,985千株

2.2019年2月純利益予想 82百万円

3.1株益 13.7円   (純利益÷発行済株式数)

今回、121,400株発行する予定の為、1株益が13.4円に下がります。

下記のチャートを確認していただくと分かりますが、10月12日立会外分売発表の翌日は前日終値3,450円から10月15日終値3,490円と株価は上がりましたが、その後は少し下がっています。

《画像元:四季報オンライン》

6578 エヌリンクスはジャスダックから東証2部を目指す

エヌリンクスは2015年4月上場の会社です。

クラウドシステムの導入支援・開発事業を展開しています。

2018年10月12日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

上場後2回目の立会外分売です。

1.分売予定株式数 118,000株

2.分売予定期間 平成30年10月30日(火)~平成30年11月2日(木)

実施の目的は、JASDAQから東証2部への市場変更準備を目指しており、その形式要件充足の為、株式の流動性向上および株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るものです。

エヌリンクスの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 2,361千株

2.2019年2月純利益予想 230百万円

3.1株益 97.4円   (純利益÷発行済株式数)

今回、121,400株発行する予定の為、1株益が92.6円に下がります。

下記のチャートを確認していただくと分かりますが、10月12日立会外分売発表の翌日は前日終値2,947円から10月15日終値2,877円と株価は下がりました。

《画像元:四季報オンライン》

※当ブログに書かれていることは個人的な見解に基づくものであり、100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いします。

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