2018年9月から第1回UEFAネーションズリーグがヨーロッパで開催されています。
欧州サッカー連盟のメンバーである全55チームが4つのディビジョンに分けられグループリーグを戦っています。
グループリーグの中で注目は、強豪国の集まるグループAです。
この大会の導入については賛否両論ありますが、ヨーロッパでは代表戦で本気の試合を見る機会が増加します。
代表に選ばれる選手としては、肉体的により大変になるのではないかと思います。
まずはUEFAネーションズリーグについて、そして注目のリーグAからベルギーの属するグループ2、ポルトガルの属するグループ3をご紹介します。
UEFAネーションズリーグとはどんな大会?代表選手の体調は大丈夫か?
ワールドカップは4年に1度開催されます。
ワールドカップの中間年に4年に1度開催される大会がユーロです。
そして、今回、新たな大会としてUEFAネーションズリーグが開催されることになりました。
ヨーロッパでは3つ目の代表戦です。
これまでも所属クラブの合間に代表Aマッチデーがあり、親善試合が開催されていました。
代表の試合数は増えないという話ですが、選手にとって本気で戦う大会が増えることで負担は増加することでしょう。
若い選手は大丈夫かもしれませんが、ベテラン選手が代表で活躍するのが難しくなるかもしれません。
巷ではイングランドプレミアリーグ所属のリバプール監督ユルゲン・クロップ氏は同大会の開催に異を唱えています。
休みがなく選手を酷使しすぎだということです。
そして、スペインのエンリケ監督は同大会について魅力的と賛同しています。
クラブチームの監督と代表チームの監督という立場がそうさせているのでしょうか。
リーグAグループ2はベルギーが絶好調!スイスも勝ち点で並ぶ?
リーグAグループ2は、ベルギー、スイス、アイスランドが所属しています。
2018年10月18日現在、ベルギーが2試合消化、スイスとアイスランドが3試合消化した時点で、ベルギー、スイスが勝ち点6で並んでいます。
ベルギーは2連勝中で、中でもエースFWロメル・ルカク選手が絶好調です。
2試合で4得点と手が付けられない状況です。
マンチェスター・シティ所属のケヴィン・デ・ブライネ選手を怪我で欠きながらも、ベルギーの強さは際立っています。
スイスもアイスランドに2連勝、ホームでは6対0と大勝を収めています。
グループ2の最下位はアイスランドで決定です。
リーグAグループ3はクリスティアーノ・ロナウドのいないポルトガルが好調!
リーグAグループ3はポルトガル、イタリア、ポーランドが所属しています。
力の拮抗したチームの組み合わせです。
ポルトガルが2試合、イタリアとポーランドが3試合消化した時点で、ポルトガルが勝ち点6の首位に立っています。
ポルトガルはユベントスに移籍したばかりのクリスティアーノ・ロナウド選手を召集していませんが、それでも強さを発揮しています。
注目選手はマンチェスター・シティ所属のベルナルド・シウバ選手です。
左ききですが、サイドでプレーしながら、ゲームをコントロールすることができる選手です。
時間とスペースを操ることができる天才プレーヤーです。
対抗馬として、ワールドカップに出場できなかったイタリアにも注目です。
復活することができるでしょうか?
まとめ
いよいよ2018年11月には各グループの順位が確定します。
2018年9月から始まり、約3か月程度で決するのスピーディーな大会といった印象です。