近年のイングランド代表はあまり強くない印象です。
ブックメーカーの優勝予想も6番目と、ワールドカップ歴代優勝国の中では下から数えて2番目です。
歴代優勝国の中で最下位はウルグアイです。
2014ワールカップもグループリーグ敗退で終え、今回のワールドカップはどのような大会となるのでしょうか。
代表が不振な一方で、イングランドプレミアリーグは非常に高い水準を維持しています。
イングランドプレミアリーグも戦い方が変化し、その中でイングランド代表としても若手が育ってきています。
従来の外からクロスを入れて、そこに飛び込むサッカーからの脱皮を図っている最中です。
そんなイングランド代表のヨーロッパ予選での戦いと2018ワールドカップにどんな選手が出場するのかご紹介したいと思います。
ヨーロッパ予選はグループFを1位で通過!
イングランド代表は2018ワールドカップヨーロッパ戦でグループFに所属していました。
グループFにはスロバキア、スコットランド、スロベニア、リトアニア、マルタがいました。
そのグループFを8勝2分、18得点3失点の1位で見事通過しました。
2位のスロバキア代表は勝点の関係でプレーオフにも進めませんでした。
イングランド代表にとっては非常に良いグループに入り、対戦相手に恵まれた印象です。
予選の結果を確認すると、非常に失点が少ない手堅いチームといった印象ですが、18得点という得点の低さも気になります。
イングランド代表のメンバーは?若手が台頭!
2018ワールドカップ予選で、フォーメーションは3バックを採用。
伝統の4-4-2から変わり、2018ワールドカップ初戦も3-1-4-2で戦った。
まず最注目はイングランドのトッテナム・ホットスパーFCで活躍するFWハリー・ケイン選手です。
レンタル移籍を繰り返し、トッテナム・ホットスパーFCに戻り、2014-2015シーズンからは常に20ゴール以上を挙げ、イングランド史上最高のフォワードと言われています。
24歳と若く、まだまだ活躍が期待されます。
続いて、イングランドのマンチェスター・シティで活躍するFW/MFラヒーム・スターリング選手です。
ジャマイカ生まれの23歳、2018ワールドカップではイングランド代表の10番を背負います。
グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティで大活躍、快速を生かしたドリブルでイングランド代表の攻撃に変化をつけて、得点及びアシストも期待できる選手です。
最後はハリー・ケイン選手と同じトッテナム・ホットスパーで活躍する期待の若手MFデレ・アリ選手です。
2015-2016シーズンからトッテナム・ホットスパーFCに加入すると、期待に反してすぐにレギュラーの座を獲得、その後常にシーズン10ゴール以上を記録し、得点能力も高くテクニック溢れる選手です。
まとめ
2018ワールドカップグループリーグ予選でグループGに所属。ベルギー、パナマ、チュニジアと同組です。
初戦のチュニジア代表戦は、ハリー・ケイン選手の2ゴールにより、2対1で勝利し、幸先の良いスタートを切りました。
第2戦のパナマ代表戦もハリー・ケイン選手のハットトリックもあり、6対1で勝利し、見事グループリーグ突破を決めました。
日本代表がグループリーグ突破を決めた場合、グループリーグ最終戦ベルギー代表との試合結果により、日本代表と対戦するかもしれません。