北中米を代表する強豪国、メキシコ。
実は、1994ワールドカップから6大会連続ベスト16に進出しています。
2018ワールドカップ初戦でドイツ代表に1対0で勝利し、先の2017コンフェデレーションズカップ準決勝で、1対4で敗れた雪辱を見事果たしました。
メキシコ代表は体格が日本に似ていて、その戦い方が非常に参考になるチームです。
2018ワールドカップに向けても当初、日本代表監督にメキシコ人ハビエル・アギーレ元監督が召集されました。
残念ながら八百長疑惑で解任されてしまいましたが、今後も日本代表が参考にしたいチームです。
メキシコ代表はどのように2018ワールドカップ北中米カリブ海予選を勝ち抜いたのか、どんな選手がいるのかご紹介したいと思います。
メキシコは北中米カリブ海予選を1位で通過!
2018ワールドカップ北中米カリブ海予選は、1次から4次、最終予選(5次)まであります。
出場枠は3.5枠の為、4位チームはアジア5位と大陸間プレーオフに臨みました。
メキシコ代表は4次予選から登場し、最終予選は、コスタリカ、パナマ、ホンジュラス、アメリカ、トリニダート・トバゴと争っています。
予選の成績は6勝3分1敗、16得点7失点で1位通過でした。
1敗はすでにワールドカップ出場が決まっていた、最終戦です。
北中米カリブ海からはコスタリカ代表、パナマ代表が出場、ホンジュラス代表が大陸間プレーオフに回り、オーストラリア代表との対戦に敗れ、残念ながら出場を逃しました。
常連国のアメリカ代表が出場を逃すという、波乱の予選でした。
メキシコ代表の注目選手は?ドイツ代表戦で得点を決めたロサーノ選手!
メキシコ代表はビッククラブで活躍する選手はいませんが、ヨーロッパ、アメリカのチームで活躍する選手は沢山います。
個人技ではなくチームとして戦う印象が強いチームの中で、まず注目はドイツ代表戦で個人技を絡めた圧巻のゴールを決めたFWイルビング・ロサノ選手です。
2017-2018からオランダのPSVアイントホーフェンに移籍し、活躍する22歳、若手の有望株です。
2017-2018シーズンはPSVでリーグ戦34試合中29試合に先発し、17得点とチームの得点王でした。
ヨーロッパのビッククラブも注目しており、2018ワールドカップ終了後は、更なるステップアップの移籍が実現するかもしれません。
そして、かつてイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたことのあるFWハビエル・エルナンデス選手。
チチャリートの愛称で親しまれ、身長175cm、体重70kgと決して大柄ではないですが、ヘディングも強く得点能力の高い選手です。
マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、バイエル・レバークーゼンを経て、2017-2018シーズンからイングランドプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドに所属しています。
シーズン8ゴールと、少し寂しい成績だったように思います。
最後にメキシコ代表のキャプテン、MFアンドレス・グアルダード選手です。
スペインのレアル・ベティスに所属する選手で、メキシコ代表の中盤を操る選手です。
まとめ
メキシコは、2018ロシアワールドカップはグループFに所属し、ドイツ、スウェーデン、韓国と同組です。
冒頭に書いた通り、初戦で優勝候補の一角ドイツ代表に対して見事勝利、緻密に練った対策がはまったようです。
2戦目韓国戦も勝利し、3戦目はスウェーデンと対戦予定で、7大会連続のグループリーグ突破に視界良好です。
日本代表と体格が似ているメキシコ代表。
その戦い方を参考に、これからさらに日本代表にも頑張ってもらいたいと思います。