2019年3月コンサドーレ札幌所属の鈴木武蔵選手がサッカー日本代表に選出されました。
高校時代は注目された選手でしたが、アルビレックス新潟入団後はなかなか活躍できず、ようやく2018年シーズン、移籍先のVファーレン長崎でゴールを量産し、大活躍しました。
2019年シーズンはコンサドーレ札幌に移籍しています。
鈴木武蔵選手はジャマイカ人の父と日本人の母の間に生まれ、抜群のフィジカル能力を有しています。
爆発的なスピードと驚異的なジャンプ力によるヘディングを武器とする選手です。
そんな鈴木武蔵選手のこれまでの活躍をご紹介したいと思います。
鈴木武蔵は桐生第一で全国高校サッカー選手権大会に出場!大会優秀選手にも?
鈴木武蔵選手は、高校時代、桐生第一高校の選手として、第90回全国高校サッカー選手権大会に出場しました。
県予選では全国の常連校であるライバル前橋育英高校を決勝で破り出場を果たしました。
県予選決勝は、延長までもつれる接戦で、3対2で桐生第一高校が勝利しました。
その決勝戦でも鈴木武蔵選手のスピードある仕掛けが相手の脅威となっていました。
出場した全国高校選手権大会で、桐生第一高校は2回戦から登場し、その初戦、鈴木武蔵選手はハットトリックの大活躍をしました。
続く3回戦も突破し、ベスト8まで進みましたが、残念ながら福島県代表の尚志高校に敗れ、大会を去ることになりました。
大会終了後、鈴木武蔵選手は優秀選手に選ばれています。
同大会は市立船橋高校が優勝しています。
決勝戦は浅野拓磨選手を擁する四日市中央高校との対戦でしたが、市立船橋高校の和泉竜司選手が2得点を挙げ、2対1で勝利しました。
鈴木武蔵選手は、高校時代U17日本代表のメンバーとしても活躍していました。
そして、高校卒業後はアルビレックス新潟に入団しました。
鈴木武蔵は期待の新人!アルビレックス新潟では輝けずVファーレン長崎で才能が開花
鈴木武蔵選手は、高校卒業後、アルビレックス新潟に入団しました。
その爆発的なスピードと得点能力を武器にプロでも活躍することが期待されていました。
2012年にアルビレックス新潟に入団後、なかなかレギュラーに定着できず、松本山雅や水戸ホーリーホックにレンタル移籍しましたが、そこでも活躍できませんでした。
2018年シーズン、J1に初めて昇格したVファーレン長崎に移籍し、ついにその才能が開花しました。
かつてアジアの大砲と呼ばれた元日本代表FW高木琢也監督の指導の下、得点を量産します。
Vファーレン長崎は1年でJ2に降格してしましましたが、鈴木武蔵選手はリーグ戦通算11得点と大活躍しました。
その活躍が認められ、2019年シーズンはコンサドーレ札幌へと移籍し、2節目には早速ゴールを決めています。
コンサドーレ札幌は日本代表森保一監督の恩師であるミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮しており、非常に良いチームに所属したと思います。
鈴木武蔵選手は各年代の日本代表でも活躍しており、U23日本代表では、リオ五輪の予選に出場、得点を決める活躍をしましたが、残念ながら本選への出場は逃しています。
まとめ
2019年3月、鈴木武蔵選手は日本代表に選ばれましたが、大迫勇也選手に代わるフォワードとしての活躍が期待されています。
大迫勇也選手とは違った特徴を持っており、活躍次第では日本代表の新しいオプションとなることでしょう。