韓国代表といえば日本の永遠のライバルと言われています。
そのスタイルは日本のパスサッカーとは対照的に、パワフルかつ縦に早いサッカーを身上とします。
同じアジア予選を勝ち抜いた国として、アジアサッカーのレベルアップの為にもワールドカップではともに活躍したいですね。
そして、ワールドカップ出場枠キープの為にも、アジア勢の活躍は不可欠。
前回大会はアジア勢のグループリーグ突破はゼロ、2大会連続は避けたいところです。
その韓国代表も日本代表同様、2018ワールドカップアジア最終予選を苦労して勝ち抜きました。
チームの評価もあまり高くなかったように思いますが、ここに来て、役者が揃って来たのではないでしょうか。
韓国代表に関して、ワールドカップアジア最終予選の戦いと注目選手についてお伝えしたいと思います。
アジア最終予選敗退の危機から予選を通過!
韓国代表は、2018ワールドカップアジア最終予選A組を2位で通過しました。
B組はイラン、シリア、ウズベキスタン、中国、カタールがいて、韓国代表の通算成績は4勝3分3敗、勝点15。
イラン、中国、カタールに1回ずつ敗戦しました。
1位通過はイランで6勝4分、勝点22とグループ内で断トツの成績を収めています。
3位シリアの勝点は13で、予選通過は最終節までもつれる展開となりました。
近年アジアのサッカーもレベルが上がって来ており、簡単には予選を勝ち抜けない状況となってきています。
一方、世界のレベル向上の速度はさらに早く、置いていかれないようにしなければなりません。
その韓国代表は、2018ワールドカップロシア大会ではグループリーグF組に所属。
F組は優勝候補ドイツ、スウェーデン、メキシコがおり、非常に厳しい組に入ってしまったという印象です。
韓国の注目選手は?10番イ・スンウ!バルセロナの下部組織にいた実力者
最注目はFWソン・フンミン。
イングランドプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでプレーする選手で、ドイツレバークーゼンから移籍金3,000万ユーロで移籍し、2年連続2桁ゴール中です。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したパク・チソン以来の選手でしょうか。
日本代表対韓国代表でのパク・チソンのプレーは衝撃的でした。
1人だけ異次元というレベルだった印象です。
そして、韓国代表の10番を背負うことになったイ・スンウ。
若干20歳の選手で、韓国のメッシと呼ばれ、これからの韓国代表を背負って行く逸材でしょう。
現在、イタリアのセリエAヴェローナに所属していますが、FCバルセロナのユースに所属していたことも有名ですね。
最後に、J1ヴィッセル神戸所属のGKキム・スンギョ、同じくJ1セレッソ大阪所属のキム・ジンヒョン。
近年Jリーグでプレーする韓国人ゴールキーパーが増えていますが、その足掛かりを作ったのが、セレッソ大阪のキム・ジンヒョンです。
既に日本でプレーを始めて10年目の選手で、セレッソ大阪一筋です。
まとめ
2018ワールドカップアジア最終予選を苦労しながら通過した印象ですが、世代交代を進めながら核となる選手が揃った印象です。
予選の組み合わせに恵まれなかった感はありますが、予選通過に向けて日本代表とともに頑張って欲しいですね。