株式投資を始めて3ヶ月ほどして中小型株の購入をしてみようと思いました。
3ヶ月の間に株を買って売るということも覚えたので新たな挑戦です。
その時に読んだ本に刺激を受け、じっくり持って上がる銘柄を購入しようとしたのがきっかけです。
結論から行くとじっくり持つことができず、慌てて売ってしまったのですが。
どうも自分は比較的短いスパンで売買する性格なのかなと思い始めています。
銘柄を選ぶ際には、四季報オンラインのスクリーニング機能を活用して、自分なりの条件を入れて検索してみました。
それでは、大型株、中型株、小型株の定義と四季報オンラインでの検索方法、そしてどんな銘柄を売買したか、ご紹介します。
大型株 中型株 小型株とは?
大型株とは東証1部上場銘柄の中で時価総額と流動性の高い上位100銘柄を指します。
時価総額とは、株価に発行株式数を掛けたものです。
流動性は、その株式が市場でどれだけ売買されているかです。
大型株に続いて、上位100銘柄に次ぐ時価総額と流動性の高い400銘柄を中型株と呼んでいます。
そして、それ以外を小型株と呼んでいます。
書籍等では独自の区分けを作って説明されているケースもあります。
四季報オンラインでスクリーニング!中小型株に初めて挑戦?
まだ株を始めたばかりでしたので、とにかく株価の低い株を買おうと当時は思いました。
最初の条件は株価450円以下で、株価の安いものを買おうと思いました。
続いて下記複数の条件を入れました。
時価総額300憶円以下、小型株の条件です。
自己資本比率30%以上、安全性を重視しました。
PER15倍以下、PERとは株価を1株当たりの純利益で割ったもので、株価が会社の利益と比べて割安かどうか示しています。
PBR1.2倍以下、PBRとは株価を1株当たり純資産で割ったもので、一般にPBRが1倍を割ると割安と言われています。
売上高変化率(今期)1%以上。
経常利益変化率(今期)1%以上。
市場は絞らず、東証1部、東証2部、マザース、ジャスダックその他すべての市場が検索対象です。
この条件で割と絞られてきます。
スクリーニングで最終的に選んだのは2銘柄?
スクリーニング機能で最終的に2銘柄に絞り、Mipoxとゼニス羽田を購入しました。
Mipoxはジャスダック、ゼニス羽田は東証2部の銘柄です。
ゼニス羽田は電線地中化で時折、話題になる銘柄です。
銘柄を選ぶ際は、不動産業は外し、あとは業界を見ながら選んでいきました。
過去の株価の動向も参考にしています。
2銘柄ともに過去もっと高い株価だった時もあったので購入しました。
Mipoxは2017年6月20日に400円で1,000株購入しました。下記グラフの赤枠のあたりです。
8月3日410円で500株、8月4日に415円で500株売りました。下記グラフの緑枠のあたりです。
8月9日に第1四半期の決算発表があり、少し不安があったので発表前に売ってしまいました。
売る直前の株価の値下がりも心理的に影響しています。
第1四半期の決算発表は良く、上期の経常利益予想を92百万円から205百万円に上方修正しました。
その後、しばらくして株価は急上昇しています。
《画像元:四季報オンライン》
ゼニス羽田は2017年6月23日に315円で1,000株購入しました。下記グラフ赤枠のあたりです。
7月31日に345円で500株、8月8日に345円で500株売りました。下記グラフ緑枠のあたりです。
10%近く利益が出たので売ってしまいました。
Mipox同様、8月9日に第1四半期の決算発表を予定していて、少し不安を覚え発表前に売却しました。
決算発表は良い内容で、経常利益は前年比72.7%増で、上期の進捗率が65.9%になりました。
5年平均の34.8%を大きく上回っています。
Mipoxほどではないですが、その後しばらくして株価は上昇しています。
《画像元:四季報オンライン》
まとめ
株は買うタイミングも難しいですが、売るタイミングはもっと難しい気がします。
ちなみに上記2銘柄は、2018年9月14日現在、Mipoxは471円、ゼニス羽田は283円です。
今は、損切するタイミングとして購入価格を10%下回ったら売るようにしています。
利益が出ている時は10~20%の上昇が目安です。
売るタイミングを間違えて売った後、株価が更に上がったり、もっと上がると思い、売るタイミングを逃して下がってしまったり様々です。
※当ブログに書かれていることは個人的な見解に基づくものであり、100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いします。