2019年9月立会外分売!東証1部目指す銘柄?株価は大化けするか

2109年9月の立会外分売発表銘柄をご紹介します。

立会外分売をご存知でしょうか?

立会外分売は新規株主を増やすことを目的として、企業が保有する株式を証券取引所の取引時間外に売り出す取引です。

メリットは2つあります

1つ目は購入手数料が0円で入手できます。

2つ目はディスカウント価格で購入できます。

通常は前日の終値より3%前後安く購入することができます。

但し、次の点にご注意下さい。

仮に買えたとしても取引開始後に株価が下がることがあります。

申込者が多い場合は抽選で配分されることがあります。

立会外トレードは事業法人の持ち合い株式などを、個人投資家に売却する取引です。

9月13日発表の立会外分売銘柄

3銘柄の発表がありましたが、大和コンピューター以外の銘柄についてご紹介したいと思います。

7033 マネジメントソリューションズ

プロジェクトマネジメント実行支援が柱のコンサルです。

マザーズ上場です。

2018年7月上場の会社ですが、近年の業績は右肩上がりに好調に推移しています。

2019年9月13日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

1.分売予定株式数 200,000株

2.分売予定期間 2019年9月26~2019年9月30日

3.実施の目的 東証市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るとともに、株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上

マネジメントソリューションズの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 5,527千株

2.2019年10月純利益予想 291百万円

3.1株益 52.7円   (純利益÷発行済株式数)

今回、200,000株発行するので、1株益が50.8円に下がります。

9月13日立会外分売発表の翌日は前日終値2,146円から9月17日終値はどうなるでしょうか。

同時に発表された3Q決算が好調でしたので上昇する可能性が高いです。

4420 イーソル

組み込み機器に特化したOS開発販売が主力の会社です。

マザーズ上場です。

2018年10月上場の会社です。

立会外分売と同時に、東京証券取引所本則市場への市場変更の申請をしています。

2019年9月13日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

1.分売予定株式数 71,000株

2.分売予定期間 2019年9月25~2019年9月27日

3.実施の目的 東証市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るとともに、株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上

イーソルの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 21,460千株

2.2019年12月純利益予想 574百万円

3.1株益 28.2円   (純利益÷発行済株式数)

今回、71,000株発行するので、1株益が28.1円に下がります。

9月13日立会外分売発表の翌日は前日終値1,247円から9月17日終値はどうなるでしょうか。

9月12日発表の立会外分売銘柄

7034 プロレド・パートナーズ

ローコスト戦略が柱のコンサルです。

大企業や企業再生ファンドなどに成果報酬型でサービス提供しています。

マザーズ上場です。

2019年6月に株式分割(1株→2株)をしていますが、比較的高額な株価の銘柄になります。

2019年9月12日「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表しました。

1.分売予定株式数 157,000株

2.分売予定期間 2019年9月25~2019年9月27日

3.実施の目的 東証市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るとともに、株式の分布条件の改善及び株式の流動性向上

プロレド・パートナーズの発行済株式数、純利益予想を使って1株益をご紹介します。

1.発行済株式数 5,136千株

2.2019年10月純利益予想 623百万円

3.1株益 121.3円   (純利益÷発行済株式数)

今回、157,000株発行するので、1株益が117.7円に下がります。

9月12日立会外分売発表の翌日は前日終値6,590円から9月13日終値7,060円と株価は上昇しました。

立会外分売と同時に発表された業績予想の上方修正が好感されたと思われます。

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